2019年上半期のヒットアプリ振り返り!『オートチェス』や『ラストクラウディア』などが話題に

2019-07-10 18:00 投稿

上半期に登場したアプリ、いくつ遊んだ?

2019年も7月に入り、早いものでもう1年の半分が過ぎ去ってしまった。

本記事では、1月~6月に配信されたおもなアプリや、その他のニュースをまとめて振り返っていく。

月ごとに注目のアプリなどを紹介していくので、遊ぼうと思っていたけどダウンロードし忘れていた、という人は改めて各アプリに触れる機会としてほしい。

1月:『非人類学園』配信開始

1月の注目アプリは、5対5のプレイヤーがリアルタイムで対戦するMOBA系ゲームの『非人類学園』だ。

★注目アプリ

非人類学園 Extraordinary Ones
対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)

全世界で1000万人以上がプレイしているという人気タイトルであり、名前の通り学園を舞台にした能力ものということもあって、日本人にとっても親しみやすい世界になっている。

2019年6月にはグローバルでの配信1周年を迎え、テレビアニメ『デジモンアドベンチャー』などで挿入歌を手掛けた宮﨑歩氏による新主題歌が公開されたり、登場キャラクターたちに新たなCVが実装されるなど、勢いはいまだ健在だ。

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このほか、1月は『フェアリーテイルダイスマジック』『覇穹 封神演義 ~センカイクロニクル~』など、人気アニメを原作としたアプリが登場。注目アプリとして取り上げた『非人類学園』以外にも、放置ゲームと診断アプリを合わせた『ALTER EGO(オルタエゴ)』のようなユニークなアプリが配信された。

『ALTER EGO』は4月のアップデートにより、クリアー後のシナリオ追加も行われている。

2月:『黒い砂漠モバイル』配信開始

2月の注目アプリは、顔の骨格や髪型だけでなく体つきまで細かくカスタマイズを楽しめるキャラメイクが話題を呼んだMMORPG『黒い砂漠モバイル』だ。

★注目アプリ

黒い砂漠モバイル
対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)

驚くほどクオリティの高いグラフィックが目を引く本作だが、ただ絵が綺麗なだけでなく、天候や時間の変化、水の反射などの各種表現も非常に豊か。

戦闘もアクション性が高く、手軽な操作ながら演出の派手さもあってかなりエキサイトできるものとなっているぞ。

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2月には『黒い砂漠モバイル』と同じくPCで配信されていたMMORPGがアプリ化された『イカロスM』も配信された。そのほか、鳥獣戯画のようなテイストで多人数参加型の押し相撲を楽しめる『鳥獣ロワイヤル』や、同名小説を原作としたアニメ作品『オーバーロード』を題材にした『MASS FOR THE DEAD(マス・フォー・ザ・デッド)』も登場。

『MASS FOR THE DEAD』はシナリオも原作者監修となっており、原作ファンもたっぷりとストーリーを堪能できるぞ。

3月:『不思議のダンジョン 風来のシレン』配信開始

3月の注目アプリは、2006年にニンテンドーDS向けに発売された『不思議のダンジョン 風来のシレン DS』をベースにした『不思議のダンジョン 風来のシレン』

★注目アプリ

不思議のダンジョン 風来のシレン
対応機種iOS/Android
価格1800円[税込]

自動生成により遊ぶたびに敵やアイテムの配置、ダンジョンの構造が変化する、いわゆるローグライクゲームの金字塔がいよいよアプリとして登場しただけに、大いに注目を集めた。

DS版で実装されていた“風来救助システム”も健在で、ダンジョンで倒れたときにSNSなどを通じて救助を求めれば、誰かに助けてもらうことができる。SNS全盛の現代らしい『シレン』と言えるだろう。

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注目アプリ以外にも、『クイーンズブレイド ホワイト トライアングル』『魔界戦記ディスガイアRPG』『凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> SUICIDE MISSION』など、コンシューマーゲームやPCゲームを原作とするアプリが多く登場した。

『魔界戦記ディスガイアRPG』は現在長期メンテナンス中だが、2019年秋には再配信される見込み。

4月:『ラストクラウディア』配信開始

4月の注目アプリは、ドットで描かれたキャラクターと幻想的な世界がRPGファンの心をくすぐる『ラストクラウディア』だ。

★注目アプリ

ラストクラウディア
対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)

編集部内でも高い人気を誇る本作にはキャラクターのレアリティが存在せず、どのキャラクターも育成を進めれば活躍できるというのがひとつのポイントだ。

ストーリーの読み応えもある作品となっているので、スマートフォンで遊ぶRPGを探しているのであれば一度は触ってみる価値はあるぞ。

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4月はエイプリルフールもあり、『FGO』で毎年恒例の1日限定アプリ『FGOクエスト』が話題を呼んだ。そのほか、ゾンビがはびこる世界でのサバイバル生活を体験できる『ライフアフター』や、1991年から続くシミュレーションRPGシリーズがアプリとなった『ラングリッサー モバイル』などが配信された。

『ラングリッサー モバイル』では、7月31日までのあいだ『英雄伝説 空の軌跡』とのコラボイベントが開催中。

5月:『リンクスリングス』配信開始

5月の注目アプリは、4対4のプレイヤーで戦う陣取り式のMOBA系ゲーム『リンクスリングス』だ。

★注目アプリ

リンクスリングス
対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)

本作では、キャラクターの歩いた場所が自分の陣地となり、試合終了時の陣地の広さを競うというシンプルなルールのバトルが楽しめる。また、スタミナの概念がないため好きなだけ遊ぶことができる。

一定範囲を囲むように陣地を作れば、囲んだ範囲を丸ごと陣地にしてしまえるという要素もあり、大きく囲んでいくか、細かく陣地を作っていくか、といった駆け引きが楽しめるぞ。

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5月はそのほかにも、『ポケモンスクランブルSP』『SNKオールスター』『ゴジラ ディフェンスフォース』など、既存IPの新規アプリが配信された。また、『ポケモンマスターズ』『ログレス物語(ストーリーズ)』など、注目が集まるアプリの情報も公開された。

『ポケモンスクランブルSP』は現在Android向けにのみ配信されており、iOS版についてはリリースに向けて準備中とのことだ。

6月:『オートチェス』配信開始

6月の注目アプリは、碁盤目状の盤面でユニットを戦わせるバトルロイヤルゲーム、編集部でも絶賛大流行中の『オートチェス』だ。

★注目アプリ

オートチェス
対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)

盤面に配置するユニットはラウンドごとにランダムで候補が提示され、性能も違えば取得するのに必要なゴールドも異なるユニットをたちをどう選び、配置するか。そのランダム性と選択性が魅力となっている。

対人ゲームでありながら誰かと戦っているというプレッシャーを感じさせない仕組みや、初心者でも運がよければ勝ててしまう敷居の低さもあり、対戦系ゲームに抵抗を感じる人でも楽しめる作品だ。

オートチェス
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6月は、同名のマンガを原作としたテレビアニメ『七つの大罪』を題材にした『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』がアニメーションを見事に再現したグラフィックで注目を集めた。また、MMO黎明期から続く『ラグナロクオンライン』がモバイル化された『ラグナロク マスターズ』や、『最果てのバベル』なども登場した。

『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』はキャラクターの衣装を変えることもでき、6月28日には水着衣装も実装された。

アプリ以外の話題も

せっかくなので、ここで配信がスタートしたアプリ以外のニュースも振り返ってみるとしよう。

1月にはZOZO前澤社長の“100万円プレゼント企画”が大きな反響を呼んだ。また、『キングダムハーツ』新作の発売に伴い、これまでのストーリーをまとめた動画が話題に。

2月は小惑星探査機・はやぶさ2が地球近傍小惑星・リュウグウへの着陸に成功。ディライトワークス第6制作部の“MIRACLE POSITIVE STUDIOS”が贈るスマホ向けゲーム第1弾タイトル『ミコノート』も発表された。

3月に入るとグーグルから登録制クラウドサービスのグーグル・ステイディアに関する発表が行われた。2019年内にはサービスを開始する予定とのことで、将来的には『アサシン クリード オデッセイ』などの配信も行われるようだ。日本国内でのサービスに関しては未定。

4月はパリのノートルダム大聖堂が大火災により大きく破損するというニュースが注目を集めた。この事故を受け、UBIソフトは50万ユーロを寄付するとともに、ノートルダム大聖堂が登場するPC版『アサシン クリード ユニティ』の無料配布を1週間実施した。

5月のビッグニュースは何と言っても元号が平成から令和へと移り変わったことだろう。“令和初の~”という言葉があらゆる場所で見かけられたが、下半期でもたびたび目にするであろうことは想像に難くない。

6月にはiOSがPS4・Xbox Oneのコントローラに対応することが発表された。これまではPS4のリモートプレイもタッチで操作するしかなかったが、より快適なプレイが楽しめるようになりそうだ。

30代に突き刺さるアプリが大量配信!

上半期に配信されたアプリを振り返ってみると、各月で取り上げたほかにも、『金色のガッシュベル!! Golden Memories』『進撃の巨人 TACTICS』など、人気アニメをゲーム化した作品が多数登場している。

また、『不思議のダンジョン 風来のシレン』や『ラングリッサー モバイル』、あるいは『リネージュM』や『ラグナロク マスターズ』のように、コンシューマーやPCで過去に人気を誇ったタイトルのアプリ化も多く見られた。

多くの場合、もとの作品が登場してから10年以上が経過しており、20代後半、あるいは30代以上になったであろう原作ファンたちをターゲットにしているメーカーが増えているとも考えられるだろう。

上半期に登場したアプリも振り返ってみれば粒ぞろいだが、下半期も『ポケモンマスターズ』『ログレス物語』『オクトパストラベラー 大陸の覇者』『ドラゴンクエストウォーク』『Dead by Daylight』など、注目タイトルが目白押しとなっている。

今後も各種タイトルの続報をチェックしていこう!

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