『Ingress』国立競技場で緊急バトル!! 軽い気持ちで呼び掛けたら想定外の結果になったBB戦リポート
2024-07-16 21:25
2019-04-17 17:15 投稿
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Ingress Prime(イングレス プライム)
2019年3月23日、ナイアンティックが手掛ける位置情報ゲーム『Ingress』の大規模イベント“ダルサナプライム東京”が渋谷を中心に開催された。
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それに関連した記事をこれまで5回に渡って公開してきたのだが、じつはもうひとつ肝心なインタビューが残っている。
『Ingress』や『ポケモンGO』のスポンサー企業である伊藤園の自販機部販促課グループリーダーの西晃毅氏、自販機部販促課主任の和田太輔氏へのインタビュー。
約半月遅れで公開するその理由、それは飲料が出ないマシン“XM-Profiler”に関する重要な改革と、その内部に隠されたひとつの都市伝説を解明する必要があったからだ。
それでは時間を2019年3月23日に巻き戻して深津庵といっしょにインタビューをたどっていこう。
▼XM-Profilerとは?
――2016年5月14日、お台場のヴィーナスフォートに設置された初号機から始まり、仙台、京都、大阪と計4台のXM-Profilerが現在も稼働中です。この4台は今後どのようになっていくのでしょうか?
西晃毅氏(以下、西) 追加される予定はないのですが、いままで以上に認知度を高めていくため、さまざまな企画を模索しているところです。
――これまで多くの『Ingress』キャンペーンを実施。最近では“INGRESS ANIME LAUNCH キャンペーン”というものが2018年10月15日から2019年1月31日まで開催されました。アニメとコラボすることによる反響はどうだったのでしょうか?
西 “お~いお茶 濃い茶”と“黄金烏龍茶”、さらに“TULLY’S COFFEE BARISTA’S BLACK”を対象にしたキャンペーンだったのですが、おかげさまで反響が大きく、これまで開催してきたキャンペーンの中でも最多の応募数を記録することができました。
和田太輔氏(以下、和田) 登場人物の誠やサラ、ジャックやADAのオリジナルボイスを収録した目覚まし時計が景品のひとつだったのですが、大好きな声優さんでかつ劇中のキャラクターに起こしてもらえるというのはとてもうれしいですよね。
――毎年恒例のキャンペーンですが、どうしても地域によって対象のシールを入手しにくい。私の場合、最新のものは結局1枚しか入手できずに終わりました。今後はもっと対象地域や自販機など増やしてほしいですね。
西 キャンペーン対象の自販機がない地域に対しては、我々も大きな課題だと考えています。すべての方に行き渡るようにするにはどうすべきか。同様の声が上がっていることは確認していますので、引き続き応援していただけるとうれしいです。
――『Ingress Prime』仕様に画面が生まれ変わったりは?
西 はい。じつは現在、まさに『Ingress Prime』に対応した新しいモデルの開発を進めているところなのです。
――なんとっ!! 現行モデルはいわゆる“旧スキャナ”をイメージしたXM-Profiler独自のインターフェイスでしたが。
西 旧スキャナと『Ingress Prime』では使用しているフォントなど、多くのものが異なっています。XM-Profilerの新モデルでは、それらインターフェイス関連を改修。マシンに付いているロゴや細かなところまで『Ingress Prime』仕様に一新する予定です。
――具体的なスケジュールは?
西 『Ingress Prime』に完全移行する9月までを目標に進めています。正確な日程をお伝えできる段階ではありませんが、少しでも早く改修してみなさんにお披露目できるよう鋭意製作中ですのでご期待ください。
――改修するまえにひとつ、おふたりに確認したいことが……。お台場のヴィーナスフォートに設置されている初号機の内部に、ジョン・ハンケ氏のサインがありますよね。
西&和田 えっ、ご存知だったのですか!?
――2016年の12月末、前任の大楽(泰督)さんに単独インタビューをしたとき教えてくれたんです。もしかすると存在だけは記事の中で触れたことがあるかも知れませんが、都市伝説化するまえにぜひ拝見したいですね。
西 それはもうぜひ、近々に予定を組んでその真相を解明しましょう!!
っと、ここまでが当日の様子。
西氏曰く、XM-Profiler内部に書かれたジョンのサインを見たエージェントはいないとのこと。その後、メールで何度かスケジュールを調整し、快晴の予報が出ていた4月16日に現地で集まることになった。
XM-Profilerの内部は精密機械で埋め尽くされており、唯一屋外に設置されている初号機はメンテナンスが大変。この日、正面モニターやホログラム装置など、ふだん見えない内部の仕組みも見学することができた。
何がどうなっているのかは伏せておくが、この管理を3年続けてきた伊藤園さんにはただただ頭が下がる思いだった。
そしてここからが本題。諸事情によりどこにサインがあるのかは秘密だが、大楽氏のいう通りジョンのサインは存在した。
おそらく初だし、じっくり見てもらいたい。
“Amazing machine!”
ずっとサインだと聞かされていたので、ジョンのエージェント名だけが書かれているのだとばかり思っていたのだが、しっかりメッセージが残されていたのである。
当時、その場に立ち会った大楽氏は、深津との食事の席で「少年のような目で何度も見渡していた」と、はじめてXM-Profilerと対面したときの様子を明かしていた。
このメッセージを見た瞬間、その光景が脳裏に浮かんだのは言うまでもない。
XM-Profilerの初号機が誕生してから4年。そして5年周年へのカウントダウンが始まった。
次回、どんなキャンペーンを展開するのかは未定だが、両氏が深津にだけ明かしてくれた想いから、これまでにないおもしろい仕掛けで盛り上げくれであろう確信を得ることができた。
エージェント諸君、伊藤園の飲料だけでなく、XM-Profilerが設営されている地域にも貢献して、これからも長く可動できるようみんなで応援していこう!!
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | その他 |
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メーカー | ナイアンティック |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c) 2014 Niantic Inc. |
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