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2024-06-03 17:00
2018年3月8日に発表された、“RAGE Shadowverse Pro League”。リーグには、au デトネーション 、名古屋 OJA ベビースター、レバンガ☆ SAPPORO 、よしもと Libalentの4チームが参加、5月からリーグが開幕する。
今回は、RAGEの企画・運営を行うCyberZの取締役でプロリーグの運営責任者でもある“青村 陽介”氏に、リーグ発足の経緯や参加条件、選手の保証、今後のスケジュールなどについて話を聞いた。
■CyberZ 取締役 青村 陽介氏
――まずは、『シャドウバース』のプロリーグ発足に至った経緯をお聞かせください。
青村 陽介氏(以下、青村):これまでRAGEというブランドでeスポーツの事業やイベントに取り組んでききましたが、回を重ねるごとにシーンの盛り上りを強く感るようなりました。おもしろい戦いを観客の皆様に提供し、楽しんでいただけている手応えもあり、さらに、熱く、レベルの高い戦いをお客様に提供するためのつぎのステップとして、『シャドウバース』でリーグをやろうという話が持ち上がり、今回の発表に至りました。
――リーグの主催はどこになるのでしょうか?
青村:CyberZ、サイバーエージェント、サイゲームス、エイベックス・エンタテインメントの4社です。
――リーグの構想はRAGE立ち上げ時からあったのでしょうか?
青村:構想自体はあり、昨年の11月に実施したRAGE 2017 Winterで11000人ほどを集客でき、これはいけるなと判断しました。
――今回発表されたプロチーム(au デトネーション 、名古屋 OJA ベビースター、レバンガ☆ SAPPORO 、よしもと Libalent)はどうやって選出されたのでしょうか?
青村:多くの企業とご相談する中で、私たちの理念に共感いただけたこと、eスポーツに可能性を感じていただけた企業が参加しています。今回の取り組みにご期待いただいているので、そういった意味でもいっしょにやっていけそうなだと。
――参加企業がプロリーグに期待する部分はどこだとお考えですか?
青村:企業によっていろいろあると思いますが、若い年齢の方が深く熱狂しているところに魅力を感じていただいている、というのが共通点だと思います。企業にとって若い層へブランドイメージを持ってもらうことは非常に重要です。そうした企業戦略とeスポーツが合致した、という感覚はあります。
――企業戦略と聞くとプロモーション的な意味合いもあるように感じます。
青村:今回、プロチームを所持する企業と話した中で、プロモーションという言葉は一度も出ていません。eスポーツというまだ未知数な分野に期待いただており、上層部のひと声で判断いただくケースが多かったようです。“期待と挑戦”というのがキーワードとして多かったと思います。
――リーグは5月開幕と発表されましたが、具体的なスケジュールを教えてください。
青村:年間を通じて行う予定です。詳細は後日発表します。
――試合はどのようなルールになるのでしょうか?
青村:チームは最低4名で、戦うのは3人ひとチームになります。4戦あって、ローテーション×2、2Pick×1が3戦、あと1戦がアンリミテッド×2、2Pick×1という形です。
――プロチームの所属選手は、所属企業からスポンサードを受けているのでしょうか。それとも企業の社員という立場で参加するのでしょうか。
青村:そこの形式はチームの裁量にお任せしています。なので、直接雇用してもいいと思いますし、タレント雇用みたいな形でもいいと思います。そこの形式は問いません。ただ、チームから選手のみなさんへの最低保証として月額30万円を支給していただきます。
――チームを持つ企業から選手に最低月額30万円を支払うことが、リーグに参加する最低条件となるということですね。
青村:おっしゃるとおりです。今回、“life change with one game/ゲームで人生が変わる”という理念を掲げています。試合を観る方にとっても、参加するプロ選手のみなさんにとっても人生が変わるような機会になってほしい。そういう意味でも経済面の支援は必須です。
――チームの選手はどのように決めるのでしょうか?
青村:3月17日に各チームの選手募集説明会を予定しており、ティザーサイトから参加いただけます。その後、選考という流れです。
――チームメンバーの増員についてもチームの裁量で行うのでしょうか?
青村:チームには最低4名以上の所属選手を保証いただき、増員については任せています。そのうち、入れ替え候補選手含めてリーグに参加する選手には、チームから30万円を保証いただくという形です。
――ということは、シーズン中に選手の入れ替えも可能に?
青村:シーズン前に選手の登録を行うのですが、その中で入れ替えていただくことはできます。
――リーグで勝ち上がったチームには報酬も用意されるのでしょうか?
青村:好成績を残したチームにはインセンティブとして、年間で総額2000万円を用意しています。内訳についてはまだ未定です。
――CyberZとしてリーグに参加すたるための選手の条件はあるのでしょうか?
青村:満18歳以上の方というのが条件です。なので、リーグとしては選手になっていただける環境を広く用意しています。ただ、チームの募集要件は参加いただく企業に任せています。チーム側が定める要件は、チームの戦略によって変ってくると思うので、これからの説明会でお話していきます。
――今後チームが増える可能性は?
青村:シーズン中は当然ありませんが、今後増えていく可能性はあります。
――想定しているチーム数はあるのでしょうか?
青村:まだ検討中なのですが、今回の様子を見てからですね。多ければいいというものではないですし、本気で『シャドウバース』に取り組んで、熱い試合を観客の皆様に届けることが大事だと思っているので、まずはいまの4チームを大切にして進めていきます。
――リーグはAbemaTV、OPENREC.tvでの放送とのことですが、オフラインでお客さんを入れる予定はないのでしょうか?
青村:リーグは週1回で放送中心に行いますが、お客様を入れてのイベントも予定しています。
――これまでのRAGE シャドウバースも継続して開催されるのでしょうか?
青村:いままでどおり、継続します。RAGEを行う日程では、プロリーグを行いません。プロ選手になった方もRAGEに参加できます。
――RAGEで活躍した選手がプロチームからスカウトされることもありそうですね。
青村:そうですね。RAGEの成績がプロリーグやチーム参加の条件になっているわけではないですが、好成績の選手はいま以上に注目を集めると思います。
――今後、プロリーグの世界展開も行う想定でしょうか?
青村:まだ検討中ですが、世界中の皆様にリーグをご視聴いただく環境を整備したいと思っています。また今回、選手に関しても、参加チームの最大2名は日本国籍を保有しない選手(適法に報酬を受けることができる在留資格を保有している場合に限り)も参加できる条件になってます。ただし、日本居住、日本語でのコミュニケーション(本人もしくはマネージャーを通じての)が可能なことというのが条件です。詳細は選手選考説明会を実施する3月17日に発表する予定です。
――外資系企業がプロチームに参加することは?
青村:特に制限は設けていません。
――最後に、『シャドウバース』以外でプロリーグを発足する予定はありますか?
青村:RAGEプロリーグを複数のタイトルで立ち上げる予定です。『シャドウバース』はその第一弾として象徴的なリーグにしていきたいと思います。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | カードゲーム |
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メーカー | サイゲームス |
公式サイト | https://shadowverse.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/shadowverse_jp |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c) Cygames, Inc. |