『シャドバ エボルヴ』コラボパック“カードファイト!! ヴァンガード”新カード2枚(ビショップクラス)をファミ通App独占公開!
2024-06-03 17:00
2017-12-25 21:01 投稿
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シャドウバース
2017年12月23~24日の2日間にわたり、東京・高田馬場のベルサール高田馬場で『シャドウバース』の世界大会“RAGE Shadowverse World Grand Prix”が行われた。
本大会は文字通り世界各地から選ばれた総勢24名の強豪による世界一決定戦。かつてない規模で行われた大会をみごと勝ち抜き、世界王者の座に君臨したのは紅茶/PaR選手!
紅茶/PaR選手といえば、先日(2017年12月9~10日)行われた“RAGE 2017 Winter”において惜しくも決勝戦で敗退してしまったのが記憶に新しいが、ベルサール高田馬場に置き忘れてしまった“優勝”を今度こそ手にした姿にはドラマを感じずにはいられない。
【RAGE Shadowverse World Grand Prix入賞者一覧】
(選手名は敬省略)
■5位タイ
Meow944、FanTaSy、SOS、ふぇぐ
獲得賞金:3000$(約33万円)
■4位
Surre
獲得賞金:5000$(約55万円)
■3位
JaZe
獲得賞金:12000$(約132万円)
■2位
Akamarured
獲得賞金:25000$(約275万円)
■優勝
紅茶/PaR
獲得賞金:50000$(約525万円)
準決勝第1試合はアメリカ代表のJaZe選手(ネクロマンサー/ドラゴン/ウィッチ)vsヨーロッパ(ポルトガル出身)代表のAkamarured選手(ヴァンパイア/ネクロマンサー/ビショップ)。
的確に状況を読み取り、クレバーに解決していくJaZe選手と派手なパフォーマンスで観客を魅了するAkamarured選手という対照的な印象の選手によるマッチアップとなった。
立ち上がりとなる1ゲーム目はJaZe選手が勝利し、続く2ゲーム目、ネクロマンサーを選択したAkamarured選手がファントムハウルを絡めた点計算をミスしてあわや、という窮地に追い込まれるが、なんとかここを押し切ってカウントをイーブンに戻す。
このゲームが契機となり、ここからAkamarured選手が勢いに乗りそのまま3連勝で決勝進出を決めた。
準決勝第2試合は紅茶/PaR選手(ドラゴン/エルフ/ヴァンパイア)vs Surre選手(ヴァンパイア/ウィッチ/ドラゴン)の対戦。
ゲームが動いたのは1-1にもつれた後の3戦目。ドラゴンのミラーマッチとなったこの対戦、紅茶/PaR選手がサタン(アポカリプスデッキ)による猛攻で押し切ると、続く4戦目は意趣返しと言わんばかりにSurre選手が最速でサタンをプレイ!
紅茶/PaR選手もこれを捌くことができず、ローテーション落ちを目前にしてサタンの、ひいてはアポカリプスデッキの脅威を見せ付ける形となった。
2-2からの最終戦はSurre選手が秘術ウィッチで攻勢をかけるが、的確にライフ&ハンド管理を遂行し続ける紅茶/PaR選手のヴァンパイアを捉えきれず、最後はSurre選手のハンドが枯渇したところをきっちり詰めて紅茶/PaR選手が勝利、決勝戦へと駒を進めた。
3位決定戦は、惜しくも準決勝で敗れてしまったJaZe選手(ネクロマンサー/ドラゴン/ウィッチ)とSurre選手(ヴァンパイア/ウィッチ/ドラゴン)の対戦。
ウィッチのミラーマッチから始まったこの勝負、初戦はSurre選手が勝利するもその後は2ゲーム連続でJaZe選手が巻き返してリーチをかける。
4ゲーム目はSurre選手の復讐ヴァンプ vs JaZe選手のランプドラゴンというマッチアップになったが、ここでSurre選手は手札に恵まれず、満足に動けないまま悠々とドラゴンにPP加速を許してしまう。
防戦一方に陥ったSurre選手をなおも追い詰めていくJaZe選手。手札を吐き出したタイミングでバハムートをプレイし、復讐に入らせないまま13点パンチで勝負を決めた。
決勝戦は“World Grand Prix”の名にふさわしく、ヨーロッパ代表のAkamarured選手と日本代表の紅茶/PaR選手の対戦。
ここでも勢いの止まらないAkamarured選手が一気に2ゲームをもぎ取り、残すはここまでAkamarured選手が躍進してきたその原動力といえる疾走エイラビショップのみとなる。
これを迎え撃つ紅茶/PaR選手はヴァンパイアを選択。序盤から強力なアミュレットを展開し、エイラの祈祷の設置にも成功したAkamarured選手だったが、決定打を与える前にエメラダの効果でエイラを破壊されてしまう。
こうなるともはや紅茶/PaR選手の時間。2枚目、3枚目のエイラを置いたのを見計らってバハムートを降臨させ、相手の勝ち筋を潰したうえで完璧な勝利を飾った。
続く4戦目も序盤からAkamarured選手がアミュレット攻勢を仕掛けるものの、ドラゴンを選択した紅茶/PaR選手もPP加速を成功させ、バハムートを間に合わせてまたも勝ち筋を潰していく。
2連勝から一転、ビショップの2連敗で後がなくなってしまったAkamarured選手。2-2にもつれた最終戦では、ここにきてとうとう運にそっぽを向かれてしまったのか、立ち上がりのドローがままならない。
少し出遅れたものの3ターン目、4ターン目と連続で獣姫を引いて体勢を整えていくが、紅茶/PaR選手はこれをうまくかわしていき、9ターン目には白銀の矢が炸裂!一気に大ダメージを与えると、続く10ターン目には守護のいない盤面をリノセウスが駆け抜けて残りの体力を削りきりった。
そしてこの瞬間、世界王者の王冠が紅茶/PaR選手の頭上に輝いた。
“世界大会”という『シャドウバース』史上最大の規模感で行われた本大会の総括を、“RAGE”運営責任者の大友真吾氏と、『シャドウバース』プロデューサーの木村唯人氏からいただいた。
本日(2017年12月24日)はクリスマス・イヴという日にも関わらずご来場、またはご視聴いただき、本当にありがとうございます。
昨日から“RAGE”としても初の世界大会をやらせていただくこととなりましたが、世界各地から強豪が集まる大会はどの試合も手に汗握るもので、私もいち観客として楽しませていただきました。
“RAGE”が『シャドウバース』といっしょにやらせていただくようになって1年ほど経ちましたが、初回のときはまさか1年ほどでこんな大規模なイベントをやらせていただけるとは思いませんでした。ひとえに、支えてくださる、応援してくださる皆様のおかげです。
本日優勝なされた紅茶/PaR選手、改めて優勝おめでとうございます。惜しくも敗れてしまったAkamarured選手もすばらしいパフォーマンスをありがとうございました。
このような大型大会を今後もしっかりと運営していき、また、新たなスターを輩出していきたいと思っていますので、今後も“RAGE”をよろしくお願いします。
朝から観戦していましたが、新たなスターの誕生を目の当たりにしたな、という気持ちです。
紅茶/PaR選手は日本の選手としては珍しく「絶対に勝ちます」と決勝戦に臨み、そして決勝戦は本当に手に汗握る戦いで、作っている側としてもこんなにおもしろい試合をしていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。
このような大会はとても緊張しますし、大舞台の経験が大きなアドバンテージになる中、2回連続で好成績を収めた紅茶/PaR選手は本当にすばらしい選手だと思います。
この2日間、選手は体力と精神の限界に挑み続けながら『シャドウバース』をプレイしたと思いますが、それを感じさせない決勝戦を観れて楽しかったです。
大会終了後に、次回の『シャドウバース』世界大会である“RAGE Shadowverse World Grand Prix 2018”の開催が発表された。
次回大会の優勝賞金は100万ドルで、なんと日本円にして約1億1000万!
“RAGE Shadowverse World Grand Prix”王者の紅茶/PaR選手のほか、全世界から24名の選手を招待予定とのこと。
なお、開催は2018年12月を予定しているそうだ。
【RAGE Shadowverse World Grand Prix 2018 開催概要】
出場枠:全世界から24名(初代王者の紅茶/PaR選手は確定)
日程:2018年12月
場所:日本
フォーマット:ローテーション/アンリミテッド/2Pick(予定)
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | カードゲーム |
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メーカー | サイゲームス |
公式サイト | https://shadowverse.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/shadowverse_jp |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c) Cygames, Inc. |