『シャドバ エボルヴ』コラボパック“カードファイト!! ヴァンガード”新カード2枚(ビショップクラス)をファミ通App独占公開!
2024-06-03 17:00
『シャドウバース』の賞金制大会である“RAGE Shadowverse Wonderland Dreams”(RAGE vol.5)のオフライン予選東京大会が、2017年8月19~20日の2日間にわたって東京ビッグサイトにて開催された。
東京予選の参加人数は3000人で、“RAGE”の『シャドウバース』大会では過去最多。
なお、今回の“RAGE”ではday1の時点からスイスドロー形式が採用されている。
スイスドローは同等の勝ち点を持つプレイヤー同士がマッチングする大会形式。勝ち数を積み上げたプレイヤー同士で対戦を行っていくことにより、上位選出者を決定するルールだ。
”RAGE”でday1からこのルールが導入されるのは今大会が初。より実力が反映される大会となっている。
この2日間の死闘を勝ち抜いたのは、あぐのむ/SVG選手、misobon選手、オチ選手、Surre選手、kira選手の5名。
この5名と、大阪大会を勝ち抜いたtizin選手、りんご選手、ファント選手の3名が2017年9月18日に東京ビッグサイトで行われる決勝大会への参加権を手にしたプレイヤーとなる。
■あぐのむ/SVG選手
■misobon選手
■オチ選手
■Surre選手
■kira選手
東京予選ファイナリストたちのなかで、もっとも使用率が高かったのはやはりネクロマンサーで、オチ選手以外の全選手が選んでいる。
4選手が選んだネクロマンサーはどれも魔将軍・へクターをフィニッシャーに据えた構築のものだが、すべての選手が死の祝福に頼らない構築をしているのが興味深い(Surre選手のみ、1枚採用している)。
1枚で複数のフォロワーを展開するカードとして、1コスト上に控える不死の大王のほうがより攻撃的に作用する、といったところだろうか。
また、ドラゴン&ネクロマンサーという“鉄板”をどちらも採用していなかったオチ選手は、カラボスを採用したアグロ系統のヴァンパイアと、回復と除去を駆使しながらヘヴンリーイージスにつなぐコントロール系統のビショップといった両極端な2種のデッキを持ち込んでいたのが興味深い。
day2の激戦を生き残ったプレイヤーを5つのトーナメントに振り分け、各トーナメントの優勝者のみが決勝大会への切符を手にすることができる、という形式でプレイオフが行われた。
今回は、そのなかから印象的だった2試合を振り返ろう。
day2全戦全勝、文字通り本大会のトップを走り続けるあぐのむ/SVG選手に対するUSGY|がる選手。
あぐのむ/SVG選手の快進撃を支えたネクロマンサーに対して、USGY|がる選手が送り込んだ刺客はロイヤル。“ロイヤル”の“先攻”という時点で謎の緊張が会場を包み込む……。
しかし、USGY|がる選手は手札運に恵まれず、コスト5のカード3枚からの立ち上がりを余儀なくされてしまう。そのままゲームは終始あぐのむ/SVG選手優勢のまま進み、8ターン目の魔将軍・へクターでしっかり押し込んでフィニッシュ。1戦目をあぐのむ/SVG選手が先取した。
続く2戦目。もう後がないUSGY|がる選手はロイヤルの続投を選択。今度は後攻ながらしっかり低コストのフォロワーを引き込み、クイックブレーダーからロケットスタート!
なお、USGY|がる選手の手札には旅ガエルが見えており、潜伏ロイヤルを持ち込んでいたことが判明。先攻のあぐのむ/SVG選手はドラゴンを選択しており、2ターン目に竜の託宣、3ターン目にドラゴンナイト・アイラと理想的な展開をするも、ロイヤルの猛攻を前に一瞬で体力が削り取られてしまう。
なんとか捌ききりたいあぐのむ/SVG選手だったが、潜伏するカエルとアルベールの疾走を止めることができずにわずか5ターンで決着。勝負は最終戦になだれ込む。
最終戦はあぐのむ/SVG選手のドラゴン vs USGY|がる選手のウィッチ。ウィッチはデッキタイプが読みにくい代表的なクラスだが、 USGY|がる選手が選択していたのはニュートラル軸のもの。
デモンストライクすら採用するほどの“攻め”の姿勢を見せるUSGY|がる選手はここでも猛攻を仕掛けるが、今度はあぐのむ/SVG選手も好き勝手を許さない。
序盤をしっかり風の軍神・グリームニルで足止めし、水竜神の巫女につなぐと一瞬でPPを加速して10に到達。そして、あぐのむ/SVG選手の手札にはコスト10のカードが不気味に光る。
まだ6PPしか使えないUSGY|がる選手は果敢にリーダーを狙って攻撃していくが、返しに現れたのは魔海の女王!連なる咆哮とイスラーフィールを従えて現れた女王により、場は絶望的な状況に……。
もはやこうなるとUSGY|がる選手にできるのは一縷の望みをオズの大魔女に託すことのみ。オズを引き込むこと、そして、オズが死の舞踏を引き込むことに賭けたUSGY|がる選手だったが、駆け付けたのはエンジェルナイト。
そして、この瞬間にあぐのむ/SVG選手の勝利が確定した。
トーナメント2の決勝戦は、なんと大型賞金制大会ファイナリスト同士の激突!
Ellinor選手は前回の“RAGE vol.4”で、misobon選手は“ファミ通CUP”でそれぞれ決勝大会に進出した実績を持つプレイヤーだ。
しかしながら、今大会のここから先に進めるのはどちらかひとりだけ。お互いにとって負けられない勝負は、Ellinor選手のネクロマンサー vs misobon選手のウィッチで幕を開けた。
序盤からフォロワーを横に広げていき、リーダーを積極的に狙うEllinor選手だったが、misobon選手の古き魔術師・レヴィの進化連打を前に失速。
すでにmisobon選手の手札には次元の超越とフレイムデストロイヤーが揃っており、後はやられる前にコストを下げきるだけ。
Ellinor選手もネクロマンスなしのデスタイラントを切るなどして応戦するが間に合わず、misobon選手が超越を完成させて1戦目に勝利した。
続く2戦目、ヴァンパイアにクラスを変えて挑むEllinor選手に対するは、misobon選手のネクロマンサー。
しばらくは一進一退の場の取り合いが続くが、5ターン目に勝負が動く。Ellinor選手は引き込んだブラッドムーンをプレイすると、ディアボリックドレインやベルフェゴールで猛攻を開始する。
血餓の女帝やバハムートでしっかり除去を重ねていくEllinor選手。misobon選手の残り体力が12に差し掛かると、昏き底より出でし者をプレイ!EPを温存していたため、即死圏内に捉えることに成功する。
misobon選手の手には昏きを対処できる札がなく、あわや、と思われたがよろめく不死者が舞いおりる。これをソウルコンバージョンで破壊し、昏きを道連れにしたことで逆転の糸口にしようとするが、Ellinor選手を倒すには至らず最後はセクシーヴァンパイアの一撃を受けて敗北。決着は最終戦に持ち越される。
最終戦はEllinor選手、misobon選手ともにネクロマンサーのミラーマッチ。先攻を引いたmisobon選手が主導権を握る形で展開していき、7ターン目をすぎると魔将軍・へクターと不死の大王の連打で猛攻を開始!
Ellinor選手もへクターでへクターを返すなど抵抗を見せるが、地獄の軍勢が圧倒的な物量でそれすらも踏みつぶしていき、そのままmisobon選手が押し切って勝利。
そして、misobon選手は大阪予選を突破したりんご選手に続き、ふたり目の“決勝大会2度目の進出”を決めることとなった。
■あぐのむ/SVG選手のコメント
「調整を手伝ってくれた仲間のためにも、決勝大会でも勝ちたいと思います」
■misobon選手のコメント
「またファイナリストになれるとは思っていなかったので、びっくりしています。“ファミ通CUP”ファイナリスト全員の想いを背負うつもりで、決勝大会に臨みます」
■オチ選手のコメント
「『シャドウバース』には夢があります。自分のような無名のプレイヤーでもここまでこれる。決勝大会も、ひとつでも多く勝てるように頑張ります」
■Surre選手のコメント
「山形からきたんですが、(時間的に)今日は帰れないので明日帰ります(笑)。今日はありがとうございました」
■kira選手のコメント
「ここまで来れるとは思ってなかったんですが、『シャドウバース』を教えてくれた仲間たちのおかげで勝てました。みんなのぶんまで頑張ります」
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