『シャドバ エボルヴ』コラボパック“カードファイト!! ヴァンガード”新カード2枚(ビショップクラス)をファミ通App独占公開!
2024-06-03 17:00
お久しぶりです。
そろそろ気の利いた冒頭の文が出てこなくなり、かといってここを1時間も2時間も考えてるのは時間のムダだな、と諦めた”ワンダーランドの住人・J”です。
先月末に“ワンダーランド・ドリームズ”がリリースされましたね。僕のブログとしてはリリース後初の更新となるので、今日はそのあたりの話をしたいと思います。
さて、僕は新弾リリース直前のブログで“環境はさらに高速化する”と予想しましたが、皆さんはいまの環境をどう感じていますでしょうか?
僕としてはこの予想は“7割が当たりで3割がハズレかな”といったところです。
高速化を予想した根拠としては、アリスを中心としたコスト1~4のフォロワー群が充足していることが主だったのですが、この“お手軽テンプレート”に対応するために自分も“お手軽テンプレート”で武装する、高性能な低コストフォロワーやダメージスペルで1~4ターンを徹底的に捌ききるというふたつの方向に環境全体が推移した結果、印象とは裏腹にけっこう深いターンまでもつれるゲームが多くなったかなあ、というところで3割のハズレにつながるワケです。
でも、だからといって、間違っても遅くなったとは言えない環境です。
その要因になっているのが“コスト比を完全に無視した謎のステータスを持つ低コストのフォロワー”の存在です。代表的なところではロイヤルのシンデレラ、ヴァンパイアのトーヴ、ビショップのスノーホワイトプリンセスあたりでしょうか。
とくに先攻から最速でプレイされたこれらに対応できず、そのままアドバンテージを取られ続けて4ターン目のアリスで挽回不能な盤面を構築されてゲームセット、という流れは顕著で、これに衝撃を受けるプレイヤーは少なくないかと思います。
これはいままでの『シャドウバース』からすればかなりセンセーショナルな決着になるかと思われますし、多くのプレイヤーにとっては印象深く、強烈に高速化の印象が焼き付くのではないかと感じます。そのあたりの諸々を総合して“7割が当たり”という表現をした次第です。
シンデレラ | |
フォロワー(ワンダーランド・ドリームズ) | |
自分の他のロイヤル・フォロワーが場に出たとき、このフォロワーを手札に戻す。 |
トーヴ | |
フォロワー(ワンダーランド・ドリームズ) | |
このフォロワーは攻撃不能。 自分の場に他のニュートラル・フォロワーが出たとき、突進 を持ち、攻撃可能になる。 |
スノーホワイトプリンセス | |
フォロワー(ワンダーランド・ドリームズ) | |
ラストワード スノーホワイトプリンセス1体を出し、進化させる。その後、そのスノーホワイトプリンセスは能力すべてを失う。 |
“ワンドリ”リリース後は、出遅れたら即死、特定カードに対処できなかったら即死のように、そこかしこに死因が散りばめられているシビアな環境になったと思います。
それがいいか悪いかの判断は皆さん個々人の判断にお任せしますが、あくまで僕個人は“もともとカードゲームは大なり小なりそういうもので、それが浮き彫りになっただけ”と認識しています。
一部の方にとっては“やりたいことができない”、“やりたいことをすると勝てない”という環境であることは否定しませんし、それがとんでもなく嫌な方がいまの環境にネガティブなイメージを持つのも仕方のないことでしょう。
でも、僕はこれくらいシビアなほうが却っておもしろいと感じますし、シビアであるぶん、メタゲームを見極める能力、それに合わせてデッキを選択orチューニングする能力が如実に結果となって現れると思います。
僕がもともとやっているカードゲームにもとんでもなくシビアな環境だった時期があり、それがオーバーラップするからこそ、そう思うのかもしれませんね。
では、今回はこの辺で。
本当は“不思議の国は破壊されてしまった!”というタイトルで昏き底より出でる者の画像だけ貼って終わりたかったんですけど、けっきょく長文になっちゃいました。
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