シミュレーションにTCGのカードデッキ要素を加えた新機軸PvPタイトルを発見!【E3 2017】

2017-06-15 16:39 投稿

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戦略性の高いPvP!

アメリカ・ロサンゼルスで現地時間2017年6月13日より開催中のE3 2017の会場で、日本未配信のPvPタイトル『LITTLE LOADS OF TWILIGHT』を発見。試遊させてもらったので、そのリポートをお届けする。

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▲ブースで話を伺った、プロポーザルマネージャーのTHIERRY GAGNON氏

氏の話によると、『LITTLE LOADS OF TWILIGHT』は、シミュレーションゲームにチェスの戦略性を加え、TCGのようなカードデッキ要素を混ぜ合わせた1対1の対戦ゲームとのこと。

バトルを開始すると、プレイヤーはフィールドの左右に別れて登場。赤と青で色分けされているので、見分けはつきやすい。ここからターン制で交互に行動していくことになる。

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プレイヤーはヒーローを操作して、シミュレーションゲームの要領で移動と攻撃をくり返していくが、ポイントとなるのはキャラクターの召喚。適宜適切な場所に召喚し、仲間として操ろう。

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勝利条件は2種類。相手のヒーローを倒すか、相手のポータルにたどり着くかとなる。

「シミュレーションゲームにチェスの戦略性を加えた」という発言は、このルールを考えるとあながち間違ってなさそう。

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では、カードデッキ要素はどこにあるのか? それは発動するスキルが該当する。

各種スキルはカード型で収取可能で、バトル開始前に使用したいるものをデッキに組み込む。それらはバトル中に一定ターンごとにランダムで出現し、ポイントさえ所持していればいつでも使える仕組みだ。

一般的なTCGのルールとすり合わせれば、簡単に想像できるだろう。

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▲バトル前にデッキを構築。バトル中は運の要素も含めて使いこなすことになる。

これら多様な性能を持ったスキルを駆使し、相手のヒーローを倒すか、ポータルを攻めるか、勝利をもぎ取る方法をチョイスしながら戦っていくのは、なかなかにスリリング。

さらに注目したいのが、“昼夜”の概念。一定ターンが進むと昼と夜が入れ替わり、見た目の雰囲気はもちろん、フィールド上のギミックにも変化が。

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▲昼夜を逆転できるスキルも存在するという。

そしてキャラクターも昼夜によって見た目が変わり、スキルを含めて性能が一変する。

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▲昼と夜とで雰囲気が一変。人形がアサシンに?
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▲クマは夜になると、翼が生えてかなり凶暴な雰囲気を醸し出す。
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▲屈強な体をしたドワーフの、夜の姿は恐ろしいモンスター? 

今回プレイした限りだと、夜のほうがキャラクターがくり出すスキルが攻撃的だったり、フィールドの仕掛けもアグレッシブな印象を受けた。この昼夜の概念も含め、使用するキャラクターをチョイスするのも重要になってくるだろう。

じつに戦略的な仕上がりで、グラフィックも申し分ないのだが、プレイしていて少々テンポの悪さを感じたのは事実。演出を省略できたり、倍速にできれば、もっと快適に遊べるのに!

日本での配信は?

最後に日本でのリリースについて尋ねたところ、現在ローカライズも含めて、日本への展開に相応しいパブリッシャーを探しているとのこと。

氏は、「その際は、ビジュアルやガチャのシステムなども変える必要があるだろう」とも発言していたので、日本に上陸するときには様変わりしている部分もあるかもしれない。ただ、独自の戦略性の高いバトルは受け継がれることは間違いないだろう。国内で遊べる日を楽しみにしたい。

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▲海外版ではあるが、いわゆるカードガチャや、スキンの概念も確認できた。日本で配信されるとしたら、そのときはどうなる?
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