【個人開発ゲームを斬る】2016年“個人開発ゲーム”ベストアプリランキング(前編)
2016-12-31 11:30 投稿
4年連続4回目
「個人が開発したおもしろいアプリを、もっと知ってもらいたい」
そんな気持ちで始めさせていただいたこちらの連載記事ですが、奇跡的に4回目の年の瀬を迎えることができました。
どれだけの本数を紹介したのかなど、細かい数字は気にしないタイプなんでわからないのですが、いつも読んでいただき誠にありがとうございます。
というわけで、毎年好評をいただいているらしい、“個人開発ゲームベストテン”を、本年も偉そうに発表させていただきます。お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
ちなみにここまでの文章は、昨年の文章を少し変えただけです、すみません。
第10位
スタイリッシュ落武者~真田幸村~
戦国時代の武将の中でも、とくに人気の高い真田幸村さん。
ゲームや漫画では、だいたいイケメン・美少年に描かれることが多いのですが、個人開発者の手にかかってしまうと、ハゲ散らかしてしまいます。
3Dフィールドの上を縦横無尽に駆け巡り、敵をバッタバッタと倒しながら“育毛剤”や、頭髪によいとされている“わかめ”を回収し、歴史好き女子“レキジョ”に惚れられるような、フッサフサの頭髪を手に入れましょう。
一見、バカゲーっぽい雰囲気なんですが、中身はしっかりとした無双系アクションゲームとなっております。幸村の宿敵、徳川家康さんも、ムキムキマッチョな姿で待ちかまえておりますので、そちらもぜひご覧ください。
(C) 2016 tomoko
第9位
大繁盛! まんぷくマルシェ2 -お手軽料理&経営シミュレーション-
一般ユーザーには“放置+経営=空いた時間にちょこちょこ楽しめる”、開発者には“放置+経営=長く遊んでもらって儲かる”という、新しい“スマホゲームの形”を提唱したASOBOXさんの新作。
“放置+経営”の基本部分は抑えつつ、毎回新しい試みにチャレンジし、ファンの期待を良い意味でいつも裏切っておられます。
ドット絵とイラストがイイ感じにマッチしたゲーム画面は、見ていて飽きず、待っている時間も楽しませてくれる演出はさすがの職人芸。
(C) 2016 Asobox Co., Ltd.
第8位
本日開店!ウマすぎ食堂
9位に続いて、こちらも“放置+経営”ゲーム。
時間経過で発生する“素材”を回収し、レシピのヒントをもとに、新商品を開発し、お客様に振舞ってガッポガッポ。キャラクターがヌメヌメと動くので、こちらも見ていて飽きません。
前述の『まんぷくマルシェ』が“王道バトル漫画”なら、こちらは“ギャグ漫画”と言った感じでしょうか。
うまいこと言えたような気がしたのですが、そうでもないような気もしてきました。お好みでどうぞ。むしろ両作品共どうぞ。
(C) akerusoft
第7位
スーパークエスト – スキマ時間で遊べる放置系王道RPG
「スマホ(の操作性に)に特化したRPG」という“謳い文句”を何度か目や耳にしたことがあると思います。
私も何度か使わせていただきました。だって便利なんですもの。
こちらの『スーパークエスト』も、それ系RPGでして、昔懐かしいRPGの“旨み成分”をギュギュッと絞り出し、スマホで快適に楽しめるように制作されております。
あのころを思い出して久々に世界を救いたいけど、実生活が何かと忙しい、そんな“サラリーマン勇者”にピッタリのRPG。
(C) 2015 Toshihiro
第6位
コインライン – お金の積み上げソリティアパズル
お金の“両替”を使った、秀逸パズルゲーム。
1円玉5枚で5円玉
5円玉2枚で10円玉
そんな感じで同種のコインを重ねて両替を繰り返し、1000円札を目指しましょう。
“日本円”だけではなく、世界のコインで楽しめるので、海外旅行に行ったときに、ひょっこり役立つときが来るかもしれません。
おもしろすぎて恐ろしくハマるので、要注意。
(C) 2016 Keaton.com
10位から6位までを見ていただきました。いかがでしたでしょうか。
10位に『スタイリッシュ落武者~真田幸村~』を選んだのは、この記事を書いている前日に大河ドラマの最終回を見た影響が若干あるかもしれませんが、それもまた運命(さだめ)なのかもしれません。
というわけで、こちらのランキング発表もドラマのように、次回の記事に続きます。
果たして今年の個人開発ナンバーワンアプリはどれなのか? 後半のランキングもお楽しみに!
▼2015年版もチェック
2015年“個人開発ゲーム”ベストアプリランキング(前編)
2015年“個人開発ゲーム”ベストアプリランキング(後編)
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■あぷまがどっとねっと (あぷまが) 「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。 ※あぷまがへのアクセスはこちらから |
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