ブタ！ ハサミ！ ポンプ！ 会場で見つけた珍妙（？）ゲームベスト3【BitSummit 4th】

インディーゲームの祭典で存在感を放つおバカゲー（褒め言葉）

BitSummit 4thの会場には、じつにさまざまな作品が展示されている。

その数の多さに、埋もれてしまうゲームもあるかもしれない。しかし、その中にあって埋もれるどころか存在感放ちまくりなのが、いい意味でぶっ飛んでいる“おバカ”なゲームたち。

今回、おバカ系記者が会場で見つけたゲームの中からとくに珍妙だったゲームベスト3を独断と偏見で発表しよう。

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3位.『4人でシュココーココ』

Flashゲーム日本代表ブースに、液体石鹸やシャンプーのポンプが置かれていた。……日用品の物販コーナーかな？

否！　これは『4人でシュココーココ』というシューティングゲームで、なんとポンプがコントローラーになっているのだ。う～ん、珍妙（笑）

操作は、ポンプ型コントローラーを持って、石鹸やシャンプーを出すときのように上部を押し込むと、画面上の自機から液体のようなビームを撃つことができる。

飛んでくる球体をポンプを上下に傾けることで交わしながら、前方に浮いているバイ菌のような的に当ててハイスコアを目指していく、というのがゲームのルールだ。

ちなみにタイトルに”4人で”とあるように、最大4人同時プレイも可能！　ポンプの型がみんな違うので、持ちやすいタイプを自分の中で見つける楽しさも……ある！？（笑）

2位.『PIG -runningGame-』

会場を歩き回っていたらお腹が空いた。肉が食べたいな、肉。牛肉……鶏肉……豚肉……あれ？　あんなところに豚が！

豚と言っても本物ではなく、『PIG -runningGame-』という豚を操作するアプリだけど（笑）。

本作は、豚を俯瞰した状態で前足と後ろ足を動かし、ゴールを目指すアクションゲーム。

画面上の豚の左右前足、左右後ろ足にそれぞれボタンが表示されていて、タップすることで足を動かし前進させる。うん、操作は簡単だ。

しかし、まっすぐ前進させるのが難しいのなんの。そもそも豚っていうか四足歩行の動物たちってどんな足の動かしかたしてたっけ？

記者は記憶を頼りにタップしたけど、豚が左方向に曲がって森に突っ込んだり、その場で足踏みしちゃったり（笑）

ちょっと難しかったのでブースにいる関係者の方にプレイのコツを聞いてみたら、

「四足歩行の動物の気持ちになることです！」

まさかの精神論だ。簡単におっしゃる！　ではその四足歩行の動物の気持ちでその関係者の方にハードモードでプレイしてもらった。

た、たしかに完全に豚になりきって上手に前進させている。しかもハードモードで。

「いやぁ、さすがですね。ハードモードでいとも簡単にゴールするなんて」と感心していると、その関係者の方曰く「このゲーム、ハードがいちばん簡単です。さらに上にヘル、ヘヴンモードがある」そうな。

恐るべし、豚ゲーム！

▼豚さんの歩く仕草を動画でどうぞ

1位.『シザザザザーン』

栄えある（？）珍妙ゲーム第1位に輝いたのは、『4人でシュココーココ』と同じFlashゲーム日本代表ブースにあった『シザザザザーン』というタイトル。

何が珍妙かと言えば……。

巨大なハサミ型コントローラーを駆使するゲームだから！　もはや問答無用のおバカな見た目（笑）。

ちなみにゲーム自体は不気味な洋館の中を探索していくアクションアドベンチャー。

特徴は……ハサミ型コントローラーがとにかくデカいこと！

ハサミの柄の部分には、赤いボタン（ゲームをスタートさせる）とスティック（移動）が付いている。

そしてハサミを実際にチョキチョキさせると、画面に表示されているハサミもチョキチョキ！

これを利用して障害物を切ったり、襲ってくる敵を攻撃していくというわけ。気分は完全に“シザー●ン”。

大きなハサミでテンションが上がってしまい、ゲームをプレイし終えたら腕がパンパン！　意外といい筋トレになるかも（笑）

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