ベセスダブースで全方位シューティングVRゲーム『DOOM』を体験【E3 2016】
2016-06-18 22:34 投稿
ベセスダブースでVRゲーム『DOOM』をプレイ
2016年6月14日~16日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開催された世界最大のゲーム見本市“E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2016”。
本記事では、ベセスダブースで体験したVRゲーム『DOOM』のリポートをお届けする。
VRゲーム『DOOM』、『Fallout 4』発表の記事はこちら
VRゲーム体験は長蛇の列
ベセスダブースでいちばんの賑わいを見せていたのが、『DOOM』と『Fallout 4』の2種類のVRゲームが出展されていたコーナー。どちらも数時間待たなければプレイできないほどの人気ぶりだ。
そのうち筆者は、全方位シューティングVRゲーム『DOOM』を体験できた。
HTC Viveをセットしたのち、眼前に広がるのは小さな部屋。そこでは台座にあるスイッチを押すことで、『DOOM』に登場するモンスターたちの立体ホログラムを出現させられる。モンスターは10種類以上存在し、中にはかなり巨大なものも。
各モンスターはただ出現するわけでなく、こちらに向かって噛みついてきたり、腕を振りおろしてきたりと、思わず身体をのけ反らせてしまうようなモーションを見せる。また、立体ホログラムを掴んで左右に回転させることも可能で、好きな角度で観察できた。こういった要素で、まずは体験者にHTC Viveの使いかたを覚えさせる狙いだろう。
一定時間経過後、今度は基地でのシューティングバトルに突入。
右手には銃を携え、ボタンを押すことで弾を発射。左手は、握って前方に放つ動きをすることで爆弾を放り投げ、敵をまとめて攻撃できる。
左右の通路からつぎつぎに登場する敵を倒し続けていると、大きな体躯のモンスターが登場。接近されるも、銃をひたすら撃ち続けて撃破に成功した。モンスターがこちらに迫りくる恐怖感は、VRゲームならではだ。
続いて複雑な地形をした岩場のシーンへと転換。自身は直径1mほどの不安定な岩場の上に立っており、その下は溶岩地帯。下方を眺めるだけで思わず身体がすくんでしまう。
そんなシチュエーションの中、あらゆる方向から顔を出すモンスターたちに対し、基地と同じ要領で攻撃を仕掛ける。かなり慌ただしい展開だが、モンスターを発見しては攻撃をくり返しているうちに、銃と爆弾を使い分ける戦いかたが染み付いていた。身体が自然にそう反応できるようになっていたのは、HTC Viveとの相性がいい証拠だろう。
『DOOM』の世界に入り込んで戦えるのは、シリーズファンにとっては魅力的。銃も爆弾も弾数に制限はなく、ひたすら攻撃する気持ちよさを味わえた。
とはいえ、まだ試作段階に近いことは明らかで、本編のような奥深いゲーム性は味わえなかったのが正直なところ。今回の試遊バージョンをベースに、真のVRゲーム『DOOM』が誕生することを期待したい。
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