【2016 注目クリエイターに訊く】アソビズム最新作キーワードは“トロッコ”

2015-12-23 13:00 投稿
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2015年12月10日に発売となったファミ通App NO.026 Androidに掲載されている特集企画“2016注目クリエイター 次なる一手”。本企画では、全11名のクリエイター陣へのインタビューを通じて、秘蔵の新作タイトルの先出し情報や今後の業界の動向をお伝えしている。
各クリエイターが何を考え、今後どのような”一手”を打ってくるのか? ここでは誌面で語られなかったインタビュー内容も全10回に渡って完全掲載していくので、ぜひその目で確かめてほしい。
※ゲーム画面は開発中のものです。
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gumiが送り出す渾身のRPG『ブレイジング オデッセイ』の開発元であるFenris統括。ネバーランドカンパニーの元代表が、『ブレイジング オデッセイ』(以下、『ブレオデ』)でスマホ業界に一石を投じる。
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躍動感溢れる2Dグラフィック、爽快さと戦略性を備えたバトル、シリアスに展開するシナリオなど、往年の家庭用RPGを彷彿とさせる『ブレイジング オデッセイ』。
英霊・神獣・妖精・モンスターの魂を召喚する術“召魂術”がキーとなっており、その術者である“召魂士”の青年を主人公に据えて物語は進行。失った記憶を求め、冒険の旅に出るという王道の展開には、ある種の安心感すら覚える。
戦闘では、タップによるコマンドバトルを採用。ワンタップで2Dのユニットたちが画面内を縦横無尽に動き回る様子は、一度体験したら虜になること間違いなしだ。
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数多くの大ヒットコンシューマーゲームを開発してきた元ネバーランドカンパニーのスタッフを中心に、株式会社gumiの子会社として設立されたゲーム開発会社。
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――どうしてスマホゲームを作ろうと?
スマホゲームの高いポテンシャルに魅せられたのが大きいですね。最近のコンシューマーゲームはターゲットユーザーがあまりにもはっきりし過ぎていて、どこか行き詰まっているように感じていました。一方で、スマートフォンは子供からお年寄りまで触るものです。幅広い世代の方に遊んでいただけて、しかもアップデートを続けていけば1本のゲームをずっと遊んでもらえる。新しい挑戦をするならスマホしかないなと思い、この業界に来ました。
――Fenris設立までの経緯を教えていただけますか?
もともと僕はネバーランドカンパニーというコンシューマーゲームの開発会社で代表を務めていました。ですが諸事情により会社を畳むことになりまして。それで、元ネバーランドカンパニーの人間を中心にgumiの子会社として新たに立ち上げたのがFenrisになります。
――となると製作スタッフもネバーランドカンパニーの方以外にも参加されているのでしょうか?
元ネバーランドカンパニーの人間に加えて、かねてからお付き合いのあった開発会社であるトレジャーさん、イメージエポックさん、それと親会社gumiの一部スタッフが合流してくれたことで、いまのチームが完成しました。
――開発期間はどれくらいになりますでしょうか?
企画立案から考えると約2年でしょうか。Fenrisの兄弟会社でもある、エイリムの早貸(久敏)さんと立ち上げたのがはじまりです。
――『ブレイジング オデッセイ』というタイトルにはどういった意味が込められているのでしょうか?
じつを言うと、最初に決めたタイトルは『ブレイジング オデッセイ』ではなく、『ジール オデッセイ』というものでした。ジールはドイツ語で”魂”を意味する”Seele(ゼーレ)”から来ていて、魂に関連する本作のストーリーにもぴったりだなと。ですが、親会社であるgumiの國光(宏尚)社長に「それ、絶対に『汁オデ』って略されるからやめましょう」と言われまして(笑)。それでもう一度考え直し、”魂は燃えるもの”、”ゲームとしても熱く盛り上がってほしい”、という想いから『ブレイジング オデッセイ』と名付けました。
――『ブレイジング オデッセイ』はどのようなゲームになっているのでしょうか?
「ちゃんとしたRPGを作って、しっかり遊んでほしい」というのをまず第一に考えて構築していきました。ストーリーをきちんと入れるべきだし、ストーリーも”魂”に軸を置いた内容で、つねに大事な人と向き合うものになっています。主人公も”召魂士”という、亡くなった英霊たちを召喚して戦います。
――とくにこだわった部分はどこですか?
バトルをはじめ、遊びの部分では手触りのよさ、触っていて気持ちいい軽快な操作感が出るように徹底してこだわりました。バトルはコマンドバトル方式になっていて、ボタンをタップするとユニットが敵に向かっていき軽快なアクションで攻撃をします。量産はたいへんですが、キャラクターの動きはかなり魅力的なものにできたと思っています。きっと電車で隣の人が遊んでいるのを見たら、思わず気になってしまうものになったかなと。
――そのほかに本作の見どころはありますか?
フィールドを動き回れる点、それと完全同期で最大4人16キャラクターで遊べる共闘ですね。フィールド探索は往年のRPGの流れを汲みつつも、スマートフォンに最適化したものを構築しました。 きっと往年のゲームファンの方には喜んでいただけるものになっていると思います。共闘もひとりにつき4キャラクターを連れていけるのですが、1画面に16 体の英霊が並ぶ映像は壮観ですよ。
――ここからは業界の今後に関するお話ですが、ずばり2016年のスマホ業界はどう変化していくと思いますか?
僕の願望でもありますが、2016年はスマホゲームの業界の変革期になると思います。エンタメの業界として成熟していく必要があるからこそ、作り手たちが何を考え、何を出すのかが重要になります。この業界にいると、価値観やルールがガラッと変わる瞬間が時折ありますが、2016年はそうした何かが大きく様変わりして、よりよい方向に進化していく気がします。
――それでは最後に2016年の髙田さんの目標をお聞かせください。
自分たちの作品きっかけで、業界の価値観を変えられたらと思っています。
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