【Bitsummit2015】リアルとバーチャル、日本と世界をX(クロス)する都市伝説シミュレーション

2015-07-12 12:42 投稿

現実世界の天候で戦略性が変化

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位置情報と天候に連動したシミュレーションゲーム『X-Tactics (クロスタクティクス)』。GAMKINから配信予定の本作が、東京インディーフェスに続き、Bitsummitにも出展された。

タイトルにある『X(クロス)』にはふたつの意味が込められており、ひとつはリアルとバーチャルの融合、もうひとつが海外の日本の繋ぐという点だ。本作ではキャラクターを仲間にしながらメインストーリーを進めるためのクエストとは別に、位置情報に応じてイベントが発生する要素が用意されており、イベントは地球上のどこにでも仕掛けることができる。

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今回は京都で開催されているBitsummitでの出展ということもあり、会場付近のイベントクエストが体験することができたが、例えば、特定の地域でしか受けられないイベント、その地域のイベントでしか手に入らないキャラクターを作ることで、地域の復興や観光客の誘致が行える可能性もある。

これらの位置情報と連動したイベントはストーリーに影響しないため、特定の地域に行かないとゲームが進行しなくなるということはないのでご安心を。

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そして、本作のもうひとつの特徴である天候による影響だが、これはキャラクターの能力に直接影響を与えるという。晴れの日に能力がアップするもの、雨の日に能力が低下するものなど、毎日の天候でキャラクターの能力が異なるため、そのときどきで最適なパーティを組むといった、戦略性に変化が生まれる。また、天候だけでなく、月の満ち欠けなども能力を左右するなど、スマホで取得できる現実世界の情報のほぼすべてがゲーム性に影響を与えるそうだ。もちろん、ゲーム内のグラフィックも昼と夜、晴れと雨など、現実世界と連動して変化する。

本作のストーリーは、プレイヤーが秘密結社のトップとして、世界の“秘密”を守るために特殊部隊を率いて敵と戦うというもの。秘密結社のエージェントとして戦うのがメン・イン・ブラック、ビッグフット、狼男など、都市伝説になぞらえたキャラクターになる。萌え系に寄らないキャラクターデザインも海外から「クールだ!」と評価を得ているようだ。前述の通り、キャラクターはストーリーを進めることで仲間になり、ガチャ要素は入っていない。

彼らは各々が備えた特殊能力を武器に戦うことになる。

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こちらがバトル画面。

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画面上に表示されているのが行動順。行動ターンがきたキャラクターはタップでマスを移動して、攻撃範囲内に敵が存在すると攻撃可能になる。

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攻撃方法は、制限時間内に画面に点在するアイコンを一筆書きの要領で結んでいくというもの。操作をジャマする手裏剣に当たると攻撃がミスになるため、素早く的確な操作が必要になる。また、キャラクターのスキルは、特定のマークを連続して繋ぐことで発動。スキルに応じて、マークをなぞる順番が変化するため緊張感もたっぷり。パーティの状況、行動順などを考慮して発動するスキルを選ぶなどの戦略性も楽しめそうだ。

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攻撃が成功すれば、今度はそこにボーナスを付与するシーンに。自動で動くカーソルをベストな位置で止めると、攻撃力がアップするなどの効果を得ることができる。これは敵の攻撃時も機能し、カーソルをうまく止めれば、受けるダメージを軽減可能。これらのアクション性もバトルの没入感を高めるポイントのひとつだ。

マップに配置されたオブジェクトも戦略に関わる部分。オブジェクトは壊すこともできるが、押して防御壁を作り敵の移動を制限したり、相手にぶつけたりと、使い方次第でバトルを有利に進められる。

現在の完成度を聞いたところ、80%とのこと。今月末にβテストを開始して9月に海外でリリースし、日本では年末か来年頭の配信を予定しているという。

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