【TGS 2014】初音ミクがスマートフォンゲーム市場に堂々参戦! 新作2タイトルをリポート

2014-09-18 14:49 投稿

2タイトルとも、音楽と関連したゲーム性に

ボーカロイドを開発・展開するクリプトン・フューチャー・メディアが、人気ボーカロイド初音ミクをテーマにしたゲームの展示を実施。展示されているタイトルはカードゲームをベースとしたRPG『初音ミク なぞの音楽すい星』と、リズムゲーム『初音ミク PuzzRemix』の2タイトルだ。

▲クリプトンブースに行けば、等身大(?)の初音ミクがお出迎えしてくれるぞ!

『初音ミク なぞの音楽すい星』とは?

『初音ミク なぞの音楽すい星』のゲームシステムは、カードを集めてデッキを組み、敵とバトルをしていくという、なじみ深いもの。クエストはタップするだけで進んでいくすごろくのようなものになっており、その道中にさまざまな敵やイベントが待ち受ける形になっている。敵とのバトルは、初音ミクらしく音楽に関するシステムを搭載。リズムに合わせて、デッキからカードを3枚選出していくという新しさを感じさせるものになっている。

▲進みたい方向をタップするだけで進む、お手軽クエスト。ほんの小さな空き時間でも楽しめそうだ。
▲敵と遭遇したらカードバトル! カード提示場所を示すサークルにはクルクルとまわるハートマークがあしらわれ、このハートが真上に来たタイミングでカードを出すと高い効果が発揮される。

アバター機能を実装し、それがクエストでの強さにも関係してくるというのも本作の要素。カードで強さが決まる、装備で強さが決まる、それぞれの要素どちらかを組み込んだゲームは数あれど、カードとアバター両方に強さよいう要素を盛り込んだタイトルは珍しい。

▲アバターアイテムは、髪型、衣装、右手、左手に装備可能。初音ミクといえばお馴染みのネギも実装されている。

また、気になるカードについてだが、現状では実装カードデザインは150種ほどとのこと。しかし、ストックしているカードイラストは1000枚以上、約100名のイラストレーターさんが開発に協力しているため、サービス開始時から新しいイラストをドンドン提供していけるそうだ。今後どれほどのペースで新イラストが公開されていくのかは不明だが、初音ミクファンならチェックしておくべきだろう。

▲実装されるカードには、初音ミクのほか鏡音リン・レン、巡音ルカなどもあるようだ。ただ、中には二度見せずにはいられないカードも含まれているようで、ユニークさもあふれている。

こちらのゲームは、2014年9月下旬からAndroid/iOSで展開予定。Appleの審査如何によりサービス開始時期に多少のズレが生まれる可能性はあるが、大きな開きにはならないだろう。

『初音ミク PuzzRemix』

もう一方のタイトル『初音ミク PuzzRemix』は、そのタイトルからも連想される通り、パズルゲームとリズムゲームを融合させたものとなっている。リズムに合わせて上から落ちてくるサークルを3つ以上つなげて消すとスコアアップ、そしてギターやベース、ドラムのポイントが溜まっていく。この楽器のポイントが増えていくごとに曲は変化していくそうだ。また、オプションとしてサウンドにエフェクトをかけられる機能も実装。好みのエフェクトをかけて、音を楽しもう!

▲盤面には、さまざまな色のサークルが並ぶ。これを動かして遊ぶスリーセイムパズルが遊びのベース。画面上部にある四角には、楽器のポイントが表示されており、これを溜めていくことで楽曲に変化が訪れるそうだ

なお、こちらのタイトルは年内リリースを目指して目下開発中。対応OSは、いまのところiOSのみが予定されており、Androidでの展開は不明。これからリリースに向けてどのような楽曲が収録されるかなども発表されていくので、気になる人は続報をチェックしよう。

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