【ポケットバーサス激賞日記】第4回 避けを極める

2012-11-08 13:43 投稿

●スキル構成を再度見直して

 

熱血+幻影+氷+爆弾……というスキル構成で、ダンジョン3までは事故ることなくクリアーできたと思う。しかし、

“熱血でスキル発動確率を大幅アップし、幻影をくり出しまくりで敵の攻撃をひたすら避ける。攻撃は、氷で敵を凍らせてからの爆弾で極大ダメージ!!”

……という計画通りに事が運んでいるとは口が裂けても言えず、わりと……ってかかな~りゴリ押しの力技で先に進んでいるという印象だった。それに気付いたのは、続くダンジョン4“不気味な墓場”の4-3を攻略しているときだ。

道中は、雇った傭兵の活躍もあってどうにか前に進むことができた。と言うのも、このゲームで指す“強さ”とは自分自身はもちろん、雇う傭兵の能力もひっくるめたものになっていて、“いかに優秀な仲間を引っ張ってこれるか”という点も非常に重要なファクターとなっている。これは、個人技だけを極める格闘家としてではなく、チーム全体をプロデュースする監督としての能力を求められているとも捉えることができ、プレイヤーは自分の分身を育てつつどこぞにいい傭兵はいないかと、つねにアンテナを張り巡らせる必要があるということだ。……って、傭兵は“傭兵市場”に行けばいつでもたくさん控えているし、ダンジョン内でも“傭兵雇用”のマスに止まれば雇うことができるんだけど(雇うためのアイテムが必要)。しかし、傭兵の能力はバラバラだし、装着しているスキルも千差万別。誰を雇うのか、まさにプロデューサーの目利きのお時間で、ここでどんな傭兵を引っ張ってこれるかでその後の『ポケットバーサス』人生が大きく動くということを忘れてはいけない。

俺は傭兵市場で、そこそこの傭兵を雇うことができた。本当はダンジョン内で雇いたかったんだけど(ダンジョン内では無料で雇える。市場は有料……)、雇用のためのアイテムを所有していなかったのでダメだった……。ちなみに、職業はメイジとレンジャーで、ランクはそれぞれCだった……と思う(傭兵は強い順に、S,A,B,C,Dの5ランクがある)。

しかし、彼らの力も加えた“チームKADOMAN”で挑んだものの、4-3のボス“Skeleton King”に跳ね返されてしまう。

 

攻撃力も防御力も圧倒的な強敵で、それまで相手にしてきた敵とは桁が違う強さを見せつけられてしまったのだ。

「うーん。ぶっちゃけ、勝てる気がしねえ……。こんなに早く、壁にぶち当たるとはな……」

敗因は、いくつも思い当った。

まず大前提として、先に進みたい一心で自分自身を育てる作業がおろそかになっており、そもそものレベルが低かった。単純にモンスターのレベルと比べられるものでもないとは思うが、Skeleton Kingのレベルが20だったのに対し、我が分身は15程度だったので、やはりこの違いは大きいと思った。

続く要因が、俺のスキル構成だ。前述の、“熱血でスキル発動確率を大幅アップし~……”という計画がうまいこと機能せず、逆にこんな感じになってたんだもの。

“熱血でスキル発動確率を大幅アップするものの、幻影はまったく出ず、爆弾を投げるも投げ返されて、いたずらにダメージを食らう。ならばと氷をくり出すもタイミングはことごとく“エネルギー盾”や“無敵”が発動している最中で、いっさい敵にダメージを与えることができない……”

もちろん、ズバリとハマってくれてノーダメージで敵を倒せることもあったが、それはごくごく稀なこと。たいがいは不毛な消耗戦となり、ボスにたどり着くころにはボロボロのヘロヘロになっている……ということが多かった。

……そう、この“ボスにたどり着くまでに体力を消耗してしまう”ということが、なにげに非常に痛かった。体力回復のマスに止まったり、2000G支払えばいつでも体力を満タンにできるが、狙ったマスに止まるのは困難だし(出目をコントロールするアイテムもあるけど)、2000Gの出費は痛すぎる。とは言え、ボスまでの道のりで連戦を避けるのは不可能に近いので、戦いながらなんとかするしかない。となると……。

「スキルでどうにかするしかないか……」

俺はそう独り言を言い、スキルをアレコレといじくりだした。

しかし、敵の攻撃を食らわず、逆に倒してのける……なんてことが本当に可能なのだろうか?

単純に考えれば、前述の無敵やエネルギー盾をメインにビルドに組み込んでいけば、それも可能なように思える。しかし。

「……ダメだ。……俺、無敵持ってねーし(苦笑)」

そうなのである! 何度も書いているが、スキルを覚える順番はあくまでもランダム! 徹底してランダム! 誰が何と言おうとランダムなのである!!(わかったよ) 欲しいスキルばかりがズラリと揃っている……なんていう、都合のいい状況にはそうそうならないのだ!

「じゃあ……」

ってんで“スキルリセット”を行っても安心はできねーぜ! ヘタすると、「こいつは失いたくない!!」ってものばかりを手放し、「うお!! お、おまえなんてお呼びじゃねーよ!! ……つか、おまえもイラネ!!! ……てか、なんだこりゃ!! いらねえもののオンパレードじゃねえか!!!」なんていう、7代前から祟られているような悲惨な目に遭うかもしれねーからな!!(涙)

こういう悲惨な事例もたびたび報告されているので(俺のことだが……)、スキルリセットは最後の砦としておきたい。とりあえず、いまあるものでやりくりして、“防御&避けメイン”のビルドを作りたいと思う。

で、こんな感じで構成してみました。

 

各スキルには、こんな効果がある。

・リバウンド(ダメージを55%減少して相手に返します)
・エネルギー盾(生命最大値の10%に相当するダメージをブロックします)
・幻影(相手の攻撃を避けます)
・反射(8%の確率で相手の攻撃を反射し、10秒毎に確率を0.5%増加します)

エネルギー盾の意味がちょっとわかりにくいが、これはおそらく、自分のHPが1000だとしたら、100ダメージ分は完全遮断してくれる……ってことだと思う。実際に使ってみて、そう感じました。これら防御系スキルにプラスし、攻撃用に爆弾を装着。しばらくは、こいつでやってみよう。

すると……!!

超気持ちいいよこのビルド!!!

敵の攻撃をおもしろいように跳ね返したり、避けたりして、滅多なことではHPが削られない!! もともと忍者は回避に優れている……という才能も大きいんだろうけど、そんな潜在能力にピッタリのスキル構成にできたと確信したわ!!

スキル構成がピタリとハマってくれたことが幸いし、俺は難なくSkeleton Kingを撃破。勢いを駆って続くダンジョン“暗闇の洞窟”に入って行こうとする。

しかしこのダンジョンから、入るための条件を課せられるようになる。それはプレイヤーキャラの“階級”で、ある一定レベルまで育っていないと門前払いされてしまうのだ。階級は、他のプレイヤーキャラと1対1のガチンコ対決をする施設“闘技場”で勝ち進まないと上がっていかない。つまり先に進もうと思ったら、百戦錬磨のツワモノがひしめく闘技場でそれなりの実績を上げなければいけないわけだ!

次回に続く~。

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メーカー
KONGZHONG CORPORATION
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 4.3以降のiPhone、iPod touch、iPad

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