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◆片付けられない男
前回、同盟どうしが血で血を洗う大規模戦闘……の手前にある“宝庫争奪戦”について触れ、実際に我が同盟の精鋭たちもそこに参戦し始めたのでその詳細を書きたいと思ったんだけど、ふと、
「……あれ? 俺、すでに10回以上もエバストの日記を書いているけど、バトルともうひとつの柱である“内省”についてひと言も触れていないのでは……!!((((;゚Д゚))))」
という衝撃の事実に気付いてしまい、急遽筆を手にした次第である。
そう、エバストを遊ぶ上で決して忘れるわけにいかないのが、この世界の理(ことわり)を円滑に進めるための土台作り……要するに“内省”なのである。
まず、プレイしていると真っ先に忘れがちなのが、プレイヤーやエンバースたちが暮らすこの土地が、
アニマ・アルカという巨大な戦艦の上に整備されているということだ。ここには、艦の意思決定機関である行政府(なのか?)はもちろん、それ以外にも……!!
飛空艇の上とは思えない広大な平地(?)に、
・農場(食料を生産)
・製材所(木材を生産)
・鉄工所(金属を生産)
という第一次産業や、
・鍛冶屋
・ショップ
・倉庫
・病院
このようなインフラ施設、さらには、
・軍事司令所
・防衛施設
・研究所
・兵士訓練所
・弓兵訓練所
・騎兵訓練所
などなどの軍事施設も設えられている。広い……と言っても限度がある艦の上に、人々の生活に必要な施設、建物がすべて揃っているその姿は、まるっきり軍艦島のそれを思わせるものがあるのである。
このアニマ・アルカの運営は、“アルカマスター”と呼ばれるプレイヤーに一任されている。街のレイアウトはもちろん、どの施設をどれだけ強化して年貢……というか税金? いや上納金??(もっとおかしい) を納めさせるのかもアルカマスター次第ということだ。
“どれだけの作物を作らせて、兵士を養っていくのか?”
これをベースに円滑な自治体の運営をしなければならない……って!! これ完全に、政令指定都市の視点そのものじゃん!!
というわけで、まずは建物をぼんぼん建てて物資の安定供給を図らねばならない。効率の良い収穫は、計算された都市計画のもとに実現するからな。
えーっと、建物を配置して……。
……。
まだ建物の数は少ないのに……早くもカオスな匂いがしてきたのは気のせいだろうか??((((;゚Д゚))))
いやでも、都市計画ってのはもっと建造物が増えてきてからが勝負なんよ。しかもエバストは、
何かの建物をレベルアップするには、紐づいた別の建物を育てなければならない……というシステムになっているので、あまりケチケチとしているわけにもいかない。よって……!
ぼんぼんぼん……!
建築に建築を重ね……。
アップで見ると、
そこはかとなく下町感すら漂う、風情ある街並みに見え……なくもないんだけど……!
「よし!! 建物も増えてきたし、いい感じの都市になってきたんじゃね!?」
そう思ったある日、上空から我が街を眺めてみたんだけど……。
こ、これが……!!
シッチャカメッチャカ~~~ん……w
な、なにこの、都市計画もへったくれもない、ただただ建物をぶちまけただけのブサイクな街並みは……!!((((;゚Д゚)))) 行き止まりだらけの、我が家のまわりよりヒデェぞコレ……。
「い、いかん! これじゃあ市民がまともに暮らせない!!!」
ってんで急遽、
レイアウトの変更を試みることに。エバストの街作りは、簡単に建物の場所を変えることができるのだ。
が……。
スンッ
建物を持ち上げて、下ろしただけwww ここまでめちゃくちゃだと、相応の決意がないと手を付けられねえよwww
というわけで、内省(てか街作り)に関しては一進一退の攻防が続いている。
次回は……いま我が同盟でもっともアツい、宝庫争奪戦について書いていこうかな!!
続く。
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