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『ウマ娘』“走れ!メカウマ娘 -夢繋ぐ発明-”先行プレイリポート|メカのカスタマイズ要素も楽しめる中〜長距離向けシナリオ

『ウマ娘』“走れ!メカウマ娘 -夢繋ぐ発明-”先行プレイリポート|メカのカスタマイズ要素も楽しめる中〜長距離向けシナリオ
ウマ娘 プリティーダービー
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ウマ娘』で、2024年10月29日に実装が予定されている新シナリオ“走れ!メカウマ娘 -夢繋ぐ発明-”(以下、“走れ!メカウマ娘”)。

ファミ通Appではその事前プレイの機会を得られたため、判明したストーリーやシステムの概要、そして実際に育成をしてみての所感を紹介していく。

※実装時のバランスと異なる可能性があるため、育成終了後の査定や新サポートカードの数値などは記載しておりません
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“メカウマ娘” シナリオとは?

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今回のシナリオではシュガーライツ(ライツ博士)と、彼女が手掛けたメカウマ娘“ST-2(サティ)”を主軸にした物語が描かれる。
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シュガーライツはトレセン学園のOG。現役時代はウマ娘の本能に基づき純粋に走ることが楽しんでいたが、とある怪我からレース引退を余儀なくされ、これを機に工学の道に進んだという経緯を持つ。

研究の道に進んだシュガーライツであったが、やはり「もう一度、自分で走りたい」という夢は捨てられず、その夢を叶えるべく自身の意識を投影できるフルダイブ型ロボット・ST-2(サティ)を開発する。

とはいえST-2(サティ)はウマ娘と同等に走れるほどの性能を持たず、スペック不足が否めない仕上がり。

かくしてシュガーライツの夢をサポートするため、トレーナーと育成ウマ娘をはじめ、ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、エアシャカール、シンボリクリスエス、タニノギムレットらが団結し、ST-2(サティ)を理想的な仕上がりに調整していく……というのがおもなストーリーだ。
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育成の流れは“大豊食祭”などと同じく、ウマ娘の固有シナリオに加え、最終的にはURAファイナルズで締めくくる形。
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なお本シナリオは中・長距離向け。成長上限はスピード1750、スタミナ1700、パワー1500、根性1300、賢さ1300となっており、従来よりスタミナにかける比重が増している。

ストーリーの概要を確認したところで、“メカウマ娘”シナリオの固有システムを紹介していこう!

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研究がとにかく大事!シナリオ固有要素をチェック

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“メカウマ娘”シナリオでは、研究という要素がシステムの大きな柱となっている。研究はトレーニングと連動して進んでいき、研究が進むと研究Lvが上昇するという具合だ。

なお研究Lvは、トレーニングと同じくスピード、スタミナ、パワー、根性、賢さの5種類。
トレーニング アップする研究Lv
スピード スピード、スタミナ、パワー
スタミナ スタミナ、根性、賢さ
パワー パワー、スタミナ、賢さ
根性 根性、スピード、パワー
賢さ 賢さ、スピード、根性
なお研究Lvがアップすると、トレーニング効果も上昇する。ただし研究Lvは育成期間ごとに上限があるため、特定トレーニングのみ踏んでいると効率が落ちてしまう。偏りすぎないよう、バランスよくトレーニング・研究をしていくことも重要だ。

UGEとST-2(サティ)のチューニング

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UGE(Upgrade Exam)とは、節目のタイミングで発生する研究Lvの評価タイミング。このタイミングで“研究進捗度(研究Lv)”の目標値が設定されるのだが、このUGEを迎えるタイミングまでに研究Lvを「確かな手応え(S評価)」にまで上げておくと、パラメータやスキルPt上昇などの恩恵が得られる。

本シナリオではここをいかにクリアーしていくかが重要になるため、UGEに向けた研究Lvアップが小目標となっていくだろう。

【UGE(Upgrade Exam)の時期】
ジュニア12月後半
クラシック6月後半
クラシック12月後半
シニア6月後半
シニア12月後半

もうひとつの固有要素“チューニング”は、デビュー前の残り9ターン前と各UGEの終了後に、ST-2(サティ)のパラメータ振りができるイベント。
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ST-2(サティ)には頭部、胸部、脚部の3種類のコアに対し、各3つずつのチップが搭載されている。

ポイントに該当するメカEN(メカエナジー)を各チップに割り振ることで、育成ウマ娘がさまざまな効果を受けられるという作りだ。

なおメカENの獲得量はUGEの結果によって変化する。必然的にメカENが多ければ多いほど各チップを強化していけるので、ここでもUGEの重要性が確認できる。各期間で「確かな手応え(S評価)」を目指すことを最重要事項と定めても問題ないだろう。

チップごとの効果は、各トレーニングの研究Lv上昇量アップ、絆レベル上昇など多種多様。プレイスタイルや編成サポカによって、さまざまな選択肢が生まれる。

なおメカENはUGE終了ごとにリセットして振り直しも可能。つぎに説明する“オーバードライブ”の効果にも大きく関わるため、状況次第で小まめな調整も視野に入れたほうがよさそうだ。

オーバードライブでトレーニング効果を劇的にアップ

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オーバードライブはゲージを消費して発動する特殊なメニュー。オーバードライブを発動させるとトレーニングメニューの強化をはじめとした、さまざまな効果が得られるので、ここも本シナリオにおける育成では重要な要素となっている。
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ゲージは“メカギア”が付いたトレーニングメニューの実施で溜まっていくほか、一部そのほかの行動でも溜まっていく。オーバードライブを発動させるにはしっかりとゲージを溜めきる必要があるが、発動のタイミングは任意。2回分までストックしておけるので、どのタイミングで使っていくかも重要だ。

オーバードライブで得られる効果は各コアの設定とメカENの合計により決定されるため、任意に発動できるオーバードライブを夏合宿に合わせれば、夏合宿でより重点的なトレーニングをすることも可能になる。

ただしチューニングは初回(デビュー前残り9ターン)を除き、UEG後でしか行えないため、ジュニア12月後半以降はその先半年間を視野に入れたメカENの配分を意識するといい。

先述の通り、オーバードライブは2回までストックしておけるが、ストックさせ続けておくのももったいない。サポカが固まっているタイミングなどで使うことが理想だが、概ね3ターンに1回は使っていけるので、比較的気軽に使っていける印象だった。
頭部コアから得られるオーバードライブ効果
合計Pt 頭部コア
3 全てのトレーニングにメカギアが記置される
6 全てのトレーニングにメカギアが記置される
総研究Lv300ごとに賢さ上昇量+3%
研究Lv上昇量+20%
9 全てのトレーニングにメカギアが記置される
総研究Lv200ごとに賢さ上昇率+3%
研究Lv上昇量+25%
12 全トレーニングにメカギア記置
総研究Lv200ごとに賢さ上昇率+3%
研究Lv上昇量+25%
トレーニングの体力消費ダウン +50%
15 全トレーニングにメカギア記置
総研究Lv200ごとに賢さ上昇率+3%
研究Lv上昇量+25%
トレーニング体力消費ダウン +50%
友人とグループタイプを除く全てのサポートカードのヒントイベントが発生する 選択したトレーニングで発生している全てのヒントイベント効果が発動する

胸部コアから得られるオーバードライブ効果
合計Pt 胸部コア
3 一緒にトレーニングをする研究メンバー1人につきトレーニング効果+1%
6 一緒にトレーニングをする研究メンパー1人につきトレーニング効果+1%
総研究Lv300毎にスタミナ・根性 上昇量+3%
9 一緒にトレーニングをする研究メンバー1人につきトレ効果+1%
総研究Lv200毎にスタミナ・根性 上昇量+3%
12 総研究Lv200毎にトレーニングのスタミナ・根性 上昇量+3%
一緒にトレーニングをする研究メンバー1人につきトレ効果+3%
15 総研究Lv200毎にスタミナ・根性 上昇量+3%
一緒にトレーニングをする研究メンバー1人につきトレ効果+3%
編成サポートカードから追加で2人トレーニングに現れる

脚部コアから得られるオーバードライブ効果
合計Pt 脚部コア
3 トレーニングの絆ゲージ上昇量+3
6 トレーニングの絆ゲージ上昇量+3
総研究Lv300毎にスピード・パワー上昇量+3%
9 トレーニングの絆ゲージ上昇量+3
総研究Lv200毎にスピード・パワー上昇量+3%
12 トレーニングの絆ゲージ上昇量+3
総研究Lv200毎にトレーニングのスピード・パワー上昇量+3%
体力回復 +15
やる気 +1
15 トレーニングの絆ゲージ上昇量+3
総研究Lv200毎にトレーニングのスピード・パワー上昇量+3%
体力 +15
やる気 +1
総研究Lv150毎にスキルPt上昇量+3%

友人サポカやグループサポカはなし。シナリオリンクキャラが重要に

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今回はエアシャカール、ナリタタイシン、ビワハヤヒデ、シンボリクリスエス、タニノギムレットがリンクキャラとして設定されている。

ただしこれまでのシナリオと大きく異なる点は、「友人サポカやグループサポカが実装されない」こと。そのため従来の友人が持っていた特攻効果がリンクキャラ(と同名サポカ)に割かれているので、その点は覚えておこう。

シナリオリンク効果
対象ウマ娘 効果1 効果2
エアシャカール メカENの初回獲得量がアップ(最大+2) 研究Lvによるトレーニング効果上昇量がアップ
ナリタタイシン メカギアが多く配置されやすくなる オーバードライブゲージの初期値がアップ
ビワハヤヒデ メカENの初回獲得量がアップ(最大+2) メカギアが多く配置されやすくなる
シンボリクリスエス 研究Lvの初期値がアップ オーバードライブゲージの初期値がアップ
タニノギムレット 研究Lvの初期値がアップ メカギアが多く配置されやすくなる
シナリオリンクキャラはビワハヤヒデを除き後方脚質に寄っているが、近年のパワーバランス的にやや不遇だった、追込を強化する意図はありそうだ。追込はナリタタイシン本人だけではなく、同名の賢さサポカを優先できることも大きい。

試遊では新サポカのエアシャカール(スタミナ)を使用できたが、“大豊食祭”におけるSSRニシノフラワー(パワー)と同じく、「このシナリオでは最優先したい」と思わせる性能。リンク効果の“メカENの初回獲得量がアップ”だけでなく、シナリオ内でのトレーニング効果アップの効果も合わせ持っているため、エアシャカール(スタミナ)を編成しているだけで明確なアドバンテージを得られるだろう。
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なお前述の通り「シナリオ固有の友人サポカやグループサポカは実装されない」ものの、秋川理事長のサポカは“大豊食祭”に引き続き使える印象を受けた。距離が長いほど恩恵の大きな“ウママニア”のヒントをもらえることも、本シナリオと噛み合っている。他友人では、都留岐涼花なども選択肢に入りそうだ。

反対に、あえて友人枠を外し、ほかのサポカを編成することも視野に含められるかもしれない。

ロボット物らしい演出も要チェック!

試遊では3回育成したが、研究Lvに関してはある程度意識すれば、問題なく「確かな手応え(S評価)」は取れそうだった。

ただしチューニングに関わる要素はやや複雑。当面はそれぞれの効果をしっかり把握しつつ、試行錯誤することが強い育成につながるだろう。

一方でオーバードライブやUGEの演出はサクサクしており、“大豊食祭”に比べるとテンポはスムーズ。慣れれば30分前後で1育成を完了できそうだ。

またメカウマ娘であるST-2(サティ)は、育成を進めるにつれ、ビジュアルも変化。チューニング要素をはじめ、オーバードライブ発動時の決めポーズもロボ物の文法に則っており、メカ好きがニヤリとするエッセンスも散りばめられている。

なお試遊段階では、一定以上の研究LvかオールS評価かなど条件は不明だったが、オーバードライブがURAファイナルズ中に継続する“スーパーオーバードライブ”も確認。

効果も強力だが、演出のテイストがいわゆる「ロボ物のリミッター解除」を彷彿とさせるようなアツいものとなっており、トレーニング残り3ターンのテンションが上がること間違いなし。ぜひプレイして確かめてほしい。
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