『アイドルマスター』伝説のユニットが復活!“妖精”たちによる美しくも力強いライブ“Re:FLAME Re:MEMBER/MOON”の模様をリポート

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『アイドルマスター』伝説のユニットが復活!“妖精”たちによる美しくも力強いライブ“Re:FLAME Re:MEMBER/MOON”の模様をリポート
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15年越しに復活したもうひとつの世界線

2024年8月24日、京都府・ロームシアター京都メインホールにて、『アイドルマスター』のライブイベント“Re:FLAME Re:MEMBER/MOON”が開催された。

本公演は、MR技術を使った3DCGで描かれるアイドルたちがステージ上に登場しパフォーマンスを行うライブイベント。今年3月に開催された“菊地真”と“萩原雪歩”による“はんげつであえたら”と同じ形式となっており、今回ピックアップされるのは“星井美希”、“四条貴音”、“我那覇響”の3名だ。

ただし、今回は2009年リリースの『
THE IDOLM@STER SP』にて登場したライバルユニットで、”961プロダクション”に所属する”プロジェクトフェアリー”としての公演となる。”星井美希”が”765プロダクション”から移籍し、”961プロダクション”所属の“四条貴音”、“我那覇響”と活動していたという『THE IDOLM@STER 2』より前の世界線が約15年ぶりに復活。また、今回は特別にドレスコードが設定されており、何かしら黒いアイテムを身に着けるといった”961プロダクション”のライブらしさもユニークな試みも行われた。

【出演】
星井美希、四条貴音、我那覇響

普段の3人とは少し違った雰囲気が感じられた熱いパフォーマンスと、ハイクオリティな映像が生み出すスペシャルなライブの模様をリポートする。
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クールでありながらアグレッシブな”プロジェクトフェアリー”のステージ

オープニングを飾ったのは、”プロジェクトフェアリー”の代名詞とも言える”オーバーマスター”。これまで、キャストによるライブでは何度も歌われてきた曲ではあるが、ユニット衣装に身を包んだ3人の姿でのステージにはグッとくるものがある。イントロが流れた瞬間に大きな歓声が上がり、ライブ冒頭から最高潮の盛り上がりだ。
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01.オーバーマスター:プロジェクトフェアリー
02.マリオネットの心:プロジェクトフェアリー
03.目が逢う瞬間:星井美希
04.I Want:四条貴音、我那覇響

立て続けに披露されるのは、”星井美希”のソロ曲”マリオネットの心”。切なくドラマティックなロックナンバーが、3人の豪華なハーモニーでの1曲となった。度々センターが入れ替わるフォーメーションの変化など、しっかりとユニット曲として仕上がっている。
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続いては、”星井美希”がソロで歌う”目が逢う瞬間”。”如月千早”のソロ曲だが、”765プロオールスターズ”のゲームにおける「全ての楽曲を全アイドルの声で聞けるようになっている」という要素が反映されている。そして、この手の切ないラブソングがどれもマッチするところは”星井美希”の真骨頂と言えるのではないだろうか。
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そして”四条貴音”、”我那覇響”のデュオで歌うのは”天海春香”のソロ曲”I Want”。クールで力強く、セクシーさも感じられる楽曲を余裕の表情で熱く歌い上げるふたりの姿に大きな歓声が上がった。
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MCでは、”四条貴音”、”我那覇響”のふたりが登場したが”星井美希”がなかなか現れず、”我那覇響”と会場の“プロデューサー”といっしょに呼びかけて、ようやく3人が勢揃い。それぞれの自己紹介でも”我那覇響”がいつも以上にアグレッシブで自信満々だったり、クールでミステリアスさがより強く感じられる”四条貴音”など、ちょっと違った雰囲気なのはやはり”961プロダクション”所属という設定ゆえだろう。

05.きゅんっ!ヴァンパイアガール:プロジェクトフェアリー
06.ショッキングな彼:星井美希
07.TRIAL DANCE:我那覇響
08.風花:四条貴音

MC明けは、3人で歌う”きゅんっ!ヴァンパイアガール”。セクシーでミステリアスさもあり懐メロ感のある1曲は、クールで力強い”プロジェクトフェアリー”とはひと味違った可愛らしさも見せてくれる。
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続いては”星井美希”のソロ曲”ショッキングな彼”。ポップで可愛らしさ全開なロックナンバーをノリノリのダンスと笑顔で披露する。”星井美希”らしいナチュラルなセクシーさも見せつけ、彼女の魅力がたっぷり詰まったステージだ。
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”我那覇響”が歌うのはエスニックな雰囲気も感じられるミドルロックナンバー”TRIAL DANCE”。軽やかなステップを踏みつつも、自信あふれる笑顔で情熱的かつクールに歌い上げる。
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そして、”四条貴音”が歌うのは切なくも力強さを感じる”風花”。優雅さも感じるダンスと儚く妖艶な雰囲気が漂う歌声で、観る者すべてを虜にするドラマチックなステージを展開した。
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MCでは、互いのパフォーマンスを称え合いつつ、”星井美希”が”四条貴音”に褒められると自分も褒めて欲しいと”我那覇響”がおねだりしたりする3人の可愛らしい交流も観られた。

09.FlaME:プロジェクトフェアリー
10.Nostalgia:星井美希
11.DREAM:我那覇響
12.ふたつの月:四条貴音

続いては、このライブに向けて制作された新曲”FlaME”。エスニックテイストも含まれる独特のK-POP調の楽曲を、キレのあるダンスパフォーマンスと3人のクールなハーモニーでバッチリ決める。これまでの中でも、とくにアグレッシブで挑発的な歌声に痺れるステージだ。
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そして”星井美希”が歌うのはクールなクラブサウンドのロックナンバー”Nostalgia”。切なさも感じられる歌声と力強いダンスのステージで”プロデューサー”を魅了する。
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さらに”我那覇響”が”DREAM”を披露。ラテン調の情熱的なナンバーをセクシーさも感じられるダンスと共に力強く歌い上げ、クールでアーティステックな一面を存分に発揮した。
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”四条貴音”が歌うのはドラマチックなシンフォニックサウンドが印象的な”ふたつの月”。力強さの中にも優しさを感じる歌声と、清涼な風が全身を包み込むような美しいパフォーマンスに癒される。
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MCでは新曲”FlaME”について、曲の力強さに負けないようにそれぞれかなり特訓したことをアピール。パフォーマンス力の高い3人でも、やはりこの曲は苦労したようだ。京都出身である”四条貴音”に他のふたりが話題を振ると、何やら思わせぶりな様子を見せたり、”我那覇響”が故郷やいっしょに暮らす家族に思いを馳せたりと、それぞれのパーソナルな部分に関するトークも観られた。

13.Fate of the World:プロジェクトフェアリー
14.KisS:プロジェクトフェアリー

アンコール前のラストを飾るのは”Fate of the World”。原曲は、”天海春香”、”星井美希”、”如月千早”の信号機トリオが担当しているが、もちろん”プロジェクトフェアリー”バージョンのステージは初である。クールで力強さでは、オリジナルをさらに上回っているように感じられ、圧倒的なパフォーマンス力に大きな歓声が上がった。
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そして、本当のラストを飾ったのは大人な魅力がたっぷり感じられるミドルナンバー”KisS”。最後は、セクシーで挑発的なダンスパフォーマンスと、切ない表情に囁くような甘い歌声の1曲で、“プロデューサー”をノックアウト。退場の際には、”星井美希”が投げキスで”プロデューサーにアピールし、後に続く”我那覇響”にも促すと、恥ずかしがりながら同じく投げキスを披露。頭を抱えながら、舞台を降りるという可愛らしい演出で最後まで楽しませてくれた。
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3人という少人数のライブながら、懐かしい曲から他のアイドルのソロ曲のカバーに、新曲を含めた比較的新しい曲まで楽しめる豪華なセットリストはボリューム満点。また、いつもとは少し違った雰囲気のメンバーのMCは、当時を知る“プロデューサー”には懐かしさを、そして新しい“プロデューサー”にはいつもと違ったアイドルたちの姿も楽しめる大満足のライブだったのではないだろうか。

なお、8月25日には”Re:SIST/STAR”、”Re:FRAME/SUN”の2公演が開催予定。さらに、ライブの模様は有料配信も行われており、8月26日18時よりアーカイブ視聴が可能となるので、ぜひこちらもチェックしていただきたい。
ライブ情報はこちら

【セットリスト】
01.オーバーマスター:プロジェクトフェアリー
02.マリオネットの心:プロジェクトフェアリー
03.目が逢う瞬間:星井美希
04.I Want:四条貴音、我那覇響
05.きゅんっ!ヴァンパイアガール:プロジェクトフェアリー
06.ショッキングな彼:星井美希
07.TRIAL DANCE:我那覇響
08.風花:四条貴音
09.FlaME:プロジェクトフェアリー
10.Nostalgia:星井美希
11.DREAM:我那覇響
12.ふたつの月:四条貴音
13.Fate of the World:プロジェクトフェアリー
14.KisS:プロジェクトフェアリー
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    集計期間: 2024年07月30日19時〜2024年07月30日20時

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