GBLの戦力が充実しそうな新イベント
そんな“アドベンチャーウィーク:占拠”も終わり、8月16日からは新たに“ポケモンワールドチャンピオンシップス2024”記念イベントがスタートします。イベント期間と内容はこんな感じ。
8月16日10時~8月20日20時
【新ポケモン】
・ピカチュウ(ワールドチャンピオンシップス2024)
【イベントボーナス】
・特別な交換が1日最大5回まで可能
・シャドウポケモンの“やつあたり”を忘れさせることができる
【出現野生ポケモン】
マンキー、ベロリンガ、マリル、パルデアウパー、チルット、ヤヤコマ、メレシー、アゴジムシ、ヒドイデ、エアームド
【星1レイド】
ピカチュウ(ワールドチャンピオンシップス2024)、チルット、コジョフー
【星3レイド】
ベロリンガ、ガラルマッギョ、ホルード
【星1シャドウレイド】
シャドウコイル、シャドウミニリュウ、シャドウウパー、シャドウグライガー
【星3シャドウレイド】
シャドウソーナンス、シャドウキルリア、シャドウヤミラミ
【フィールドリサーチタスクで遭遇】
ピカチュウ(ワールドチャンピオンシップス2024)チルット、コジョフー、ヒドイデ
【捕獲時に特別なわざを覚えているポケモン】
・ベロリンガ(のしかかり)
・コジョフー(とびひざげり)
【進化で特別なわざを覚えるポケモン】
・ヌオー(アクアテール)
・チルタリス(ムーンフォース)
・デンヂムシ(ボルトチェンジ)
・ファイアロー(やきつくす)
特別なわざを覚えるポケモンに注目
このイベントでは“ポケモンワールドチャンピオンシップス2024”衣装のピカチュウが新たに追加されるほか、GBLで人気のポケモンが多数登場します。さらにシャドウポケモンの“やつあたり”解除期間にもなっているので、先日のGOロケット団イベントで入手したまま解除し忘れていたシャドウポケモンがいれば、忘れずにわざを覚え直させておきましょう。
今回珍しいのが、特別なわざを覚えるポケモンが複数いること。対人戦に適したポケモンが中心となっていることもあり、即戦力を確保できるありがたいイベントとなっています。
中でもヌオーやデンヂムシはスーパーリーグで活躍中のポケモン。今回覚える特別なわざも実用できるので、育てていなければぜひこの機会に確保しておきたいポケモンです。
またファイアローはスーパーリーグとハイパーリーグで使える便利なポケモン。こちらもこの機会に進化させておきたいですね。
個人的に狙いたいのはベロリンガ。ノーマルタイプが好きなのもあり、“のしかかり”持ちのベロリンガは使ってみたかったんですよね。
とくに今回のタイミングならスーパーリーグ用のベロリンガとハイパーリーグ用のベロベルトを揃えることもできるわけで、いい個体を確保できれば“すごいわざマシンスペシャル”2個ぶん得できる計算。使う使わないにかかわらず確保しておくには絶好のタイミングです。
まあこれまで積極的に厳選してないということは、2体ぶんのアメを一から集める必要があるという意味でもあるのですが……。いい機会ですしイベント期間中でかき集めていこうと思います。
GOバトルウィーク:ひとつながりの空
8月16日0時~8月20日23時59分
【ボーナス】
・勝利リワードのほしのすな4倍
・1日最大20セット(合計100バトル)まで可能に
・無料タイムチャレンジで“スイレンのウィッグ”を獲得
・リワードで捕まえたポケモンの“こうげき”、“ぼうぎょ”、“HP”が幅広く変化
【開催リーグ】
・スーパーリーグ
・ハイパーリーグ
・マスターリーグ
・速成カップ:スーパーリーグバージョン
注目したいのがリワードで登場するポケモンの個体値変動。ふだんはレイドと同様に各ステータスが高めの個体値になりますが、この期間中は野生と同じくステータスが0~15の幅で変動するため、“こうげき”が0~2程度のスーパーリーグ・ハイパーリーグ向き個体が入手しやすくなります。
始めたばかりの人だと「個体値は高ければ高いほどいいんじゃないの?」と考えるかもしれませんが、これはCP計算とリーグ条件の都合によるもの。
まず前提として、CPの算出には最終的な攻撃力(種族値の攻撃ステータス+個体値の“こうげき”)が強く反映され、防御とHPは反映されにくい仕様となっています。個体値の合計と強化レベルがそれぞれ同じなら、“こうげき”が高いほうがCPが高くなりやすいわけです。逆にCPが同じぐらいなら、“こうげき”に関係なく実際の攻撃力は近くなります。
仮に個体値FFF(15/15/15)と個体値0FF(0/15/15)のポケモンをそれぞれCP1500を目指して育成した場合、個体値FFFのポケモンはより低い強化レベルでCP1500に到達。一方で0FFのポケモンはそれよりも1、2段階強化レベルを上げてようやくCP1500に到達します。この場合個体値の“ぼうぎょ”と“HP”はどちらも同じなので、レベルが高い0FFのポケモンのほうが耐久面で有利になるわけです。これがCPを同等に揃えるレギュレーションで“こうげき”が低い個体が求められる理由です。
そもそも各ポケモンのステータス上限の都合があるので必ずしも“こうげき”が低い個体が有利になるわけではないのですが、CP制限のあるスーパーリーグ・ハイパーリーグに挑むうえではぜひ覚えておいたほうがいい知識です。
なお今回GBLのリワードとして登場するラインアップは以下の通り。今回特別なわざを覚えるデンヂムシをはじめ、ヨクバリスやズルズキン、ドヒドイデなどのGBL人気ポケモンに進化できるポケモンが含まれています。