唐突すぎるウミディグダの実装
どうも、タワラです。
最近『ポケモンGO』ではアバターの外見が大幅に変わるなど大型アップデートが実施されていますが、2024年4月23日からはビジュアルも変化しました。これまでもイベントや季節で背景が変わることはありましたが、アップデートにより現実世界の環境、季節がマップやポケモン出現の画面などに適応されています。
背景に街や湖が映るなど、実際にその場所を探検している感覚がより強く味わえるようになりました。
現実世界基準ということで、私の近所は基本草木しか生えていないのですが、さすがに駅のほうまで行くと多少背景にビルが建っています。
現実世界の環境が反映されることで、バイオームという要素も追加されました。
こちらは森、砂浜、山、街といった環境に分類され、それぞれの場所で出会えるポケモンが変わってきます。また、天候も影響してくるようで、雨が降っている場合みず、でんき、むしタイプの出現率がアップしていました。
この新システム、新しく実装されたポケモンを集中的に狙いたい場合、かなり重要な要素になりそうですね。街のバイオームでしか出てこないポケモンが出現した場合、田舎の民は遠征不可避かもしれません。
実際にバイオームがどういった基準で区切られているかは不明ですが、ざっと周囲を見渡すと街らしきものは一切見当たりませんでした。窓を開けても山ばかりが見える、山のバイオーム極振り環境……。
今後、山のバイオームでしか出現しないレアポケモンが出てきた際、優位に立てることを夢見ています。
自分の住む場所が田舎だと再認識させられたバイオームですが、この新機能追加に合わせて、新たなポケモンも実装されました。
それがウミディグダ!……なんでウミディグダ?
ビジュアルアップデートに合わせて“カントー地方ふたたび”イベントが開催される中、しれっとパルデア地方から紛れ込んできました。初めて発表されたときといい、定期的にポケモン界隈に衝撃を与えてくれますね。
ウミディグダなら何をしても許される感があります。
突然実装されたウミディグダは、公式発表による砂浜のバイオームにて出現するとのこと。
砂浜というと海を想像しますが、そうなると入手できる場所がかなり限られそうですよね。遠出しないと海がないため早くも諦めかけていたのですが、砂浜がなくても川や池でも出現するという噂を聞きました。
【各バイオームの出現ポケモン】
森のバイオーム:フシギダネ、キャタピー、ビードル、ナゾノクサ
山のバイオーム:サンド、ピッピ、ズバット、ディグダ
砂浜のバイオーム:ゼニガメ、コダック、パウワウ、コイキング、ウミディグダ
町のバイオーム:キャタピー、ポッポ、ワンリキー、ゴース
ということで、さっそく近所の川に向かいウミディグダを探します。
見るからに砂浜要素0でウミディグダは生息していなそうですが、水辺という条件は満たしていると考えましょう。みずタイプのポケモンは出てきてくれそうですが……。
『ポケモンGO』を起動したら、砂浜はおろか水すら一滴もありませんでした。いちおうちゃんと名前のある川で、季節によっては蛍も飛んでいるのに……!
さっそく詰みそうですが、おそらくマップ上に水が出る条件として、ある程度の水位が必要なんじゃないかと思います。
マップ制作時に分類分けする際、一定水位がある場所を水辺として判別しているんじゃないかと。浅い川や湖だと、判別してくれない説があります。
川はムリだとわかったので、最後の希望としてため池にも行ってみました。
こちらは広く水位もあるので、しっかりと水辺として判別してくれます。
当然ながら砂浜要素は0ですが、水面の多さで言えば実質海みたいなものと考えさせてください。ここでダメだったら後がないので。
さっそくポケモンをタップしてみると、背景に川、または湖らしきものが映るようになりました。
海っぽさはないですが、近い背景でウミディグダをゲットしている画像があったので、期待できそうです。
このため池にすべてを託して、あくうせつだん&おさんぽおこうを使って、20分ほど池の周辺をぐるぐると回ってみました。
ちなみに、周囲のポケモンを表示してくれる“付近のようす”の項目には、ウミディグダのシルエットはなし。嫌な予感がします。
そうして、歩き続けた結果がコチラ!
みずタイプのポケモンがそれなりで出ていたため期待しましたが、けっきょくウミディグダは取れませんでした。
ここが砂浜のバイオーム扱いになっていないのか、それとも出現率が低いのか……。SNSを見る限り浜辺でゲットしている報告が多いので、砂浜として判定できる場所がないと出現しないのかもしれませんね。平日昼間ということで長時間の検証はできなかったので、引き続き川や池でウミディグダは探してみようと思います。
川でゲットしているという報告自体はあるので、近くに海がない人も試しに行ってみてはいかがでしょうか。