ネクソンが『ゴジラ』の新作ゲームを発表!『メイプルストーリーM』配信時期も明らかに
2019-03-20 22:30 投稿
TVアニメ『revisions リヴィジョンズ』のゲームも開発中!
2019年3月20日、ネクソンの六本木オフィスにて開催されたモバイルゲーム事業説明会“NEXON Mobile Media Day”にて、『メイプルストーリーM』の配信日や新作ゲーム情報が発表された。本記事では、事業説明会で発表された内容をまとめて紹介していく。
ゲーム関連の発表情報まとめ
・『ゴジラ』生誕65周年記念『ゴジラ ディフェンスフォース』発表
・『メイプルストーリーM』2019年4月サービス予定
・『revisions リヴィジョンズ』の公式メールマガジンが発行決定
・『OVERHIT』1周年記念イベント実施予定
・『FAITH』ペットシステムを導入、オフラインイベントを実施予定
『ゴジラ』生誕65周年記念の新作ゲームが登場
今回の事業説明会で大きな発表となったのが、『ゴジラ』生誕65周年記念として東宝全面監修で開発中の新タイトル『ゴジラ ディフェンスフォース』。2019年上期に国内及びグローバルでの配信が予定されている。
ゲームジャンルは放置型都市防衛ゲーム、歴代のゴジラ映画29作品から各年代の怪獣が70体以上が登場予定となっている。
防衛基地を建設、強化して襲来する怪獣を撃退する内容になるようだ。
基地の防衛として怪獣を迎え撃つだけでなく、手に入れた怪獣カードを使用して怪獣同士の激突が見れるなど、ファン必見の作品になっている。“ゴジラ”はもちろんのこと、“ギドラ”や“モスラ”などなつかしの怪獣が登場するようなので、今後の続報も楽しみにしたい。
説明会の後には実機で『ゴジラ ディフェンスフォース』を確認することもできた。
登場した怪獣は自動的に防衛基地が迎撃してくれるため、ゲームジャンルにもあったようにプレイヤーはある程度放置をしていても問題はなさそうだ。登場する怪獣はいずれもクオリティが高く、基地の目の前に巨大な敵が現れる瞬間のインパクトがとにかく大きい。
コストが溜まるとセットしていた怪獣カードを使用することもでき、“ゴジラ”や“エビラ”を使って敵に立ち向かえる。
見事怪獣を撃退するとそのカードが手に入り、カード収集も楽しみのひとつになりそうだ。今回は怪獣の迎撃シーンを確認できたが、防衛基地の建設などプレイヤーが介入する要素も気になるところ。
本作はとにかくつぎつぎと敵が登場し、高頻度で大型の怪獣が出現するので眺めているだけでも充分楽しい。多くの怪獣が登場し、さらにカードとして手に入るのということでファン必見の作品になるだろう。
2018年は大型IPタイトルなどが登場
ここからは、モバイルゲーム事業説明会の発表内容の要点をまとめて紹介していく。
今回の説明会では、モバイル事業本部本部長の金起漢氏(以下、金氏)が登壇し、国内事業について今後の展開などを発表してくれた。
最初に発表されたのは、2018年の国内モバイルゲーム市場についての分析。モバイル事業の売り上げは2016年から2017年にかけて大幅に上がっていたが、2018年ではほぼ横ばいになっており、モバイル事業自体がやや停滞状況にあることが窺える。
また、国内でもセールスランキングでトップ10にランクインするアプリの売り上げが2017年と比較すると若干下がっており、そのぶん11位~200位以内のタイトルの売り上げが少し伸びているようだ。
2017年から2018年にかけて有名IPタイトルのアプリや、海外でも高い人気を誇るタイトルが参入したこともあり、11位~200位以内の売り上げが伸びているとのこと。
また、売り上げ200位以内のアプリのジャンルを見てみるとRPGが大半を占めているが、RPGの内訳を見るとジャンルは多岐に渡り、まだまだヒットタイトルを出せるチャンスは残っていると金氏は語った。
2018年にリリースした『OVERHIT』、『FAITH』などが好調
続いて、ネクソンが2018年にリリースしたタイトルの動向についても発表された。
ネクソンは2018年に6本のタイトルをローンチ、『OVERHIT』や『真・三國無双 斬』、『FAITH』などがダウンロードランキング、セールスランキング(ゲームカテゴリー)に入るなど好調だ。
また、『OVERHIT』から始まる大型タイトルのリリースが続き、2018年の後半にかけて売り上げやDAUがともに過去最高を記録したとのこと。
『OVERHIT』ではアップデートで新たなコンテンツの実装を続けたことで、プレイヤーの継続意欲を維持。また、SNSで受け取った意見をゲーム内に反映できたことが高評価にもつながっているようだ。
『デスティニーチャイルド』、『モンスト』とのコラボではクオリティの高い3Dモデルを製作したことで、コラボタイトルをプレイしているプレイヤーからも高い評価を得ている。
今後、『OVERHIT』では1周年記念イベントの実施を予定しており、新システムの実装やコラボも継続的に展開していくようだ。
『真・三國無双 斬』や『FAITH』も同様に、配信直後からセールスランキング上位に入り、ダウンロード数も好調。
『FAITH』では配信前から生放送を実施したり、Twitter施策を多数行ったこともユーザーの関心を集めたようだ。
『FAITH』では今後ペットシステムが導入されるほか、初のオフラインイベントなども開催が予定されており、今後さらなる盛り上がりが期待できる。
今後は日本先行リリースのタイトルも登場!
最後に、今後の事業方針についても発表された。
『メイプルストーリー』をはじめとする自社IPタイトルのモバイル展開や、他社のIPタイトルのアプリ化も計画しているとのこと。
また、これまでは国外で開発・リリースしたタイトルを日本向けにカルチャライズして展開することの多かったネクソンだが、今後は日本で開発・先行リリースをすることも予定しているようだ。
自社IPタイトルのモバイル版として、期待の集まっている『メイプルストーリーM』についても言及された。
本作では、PC版『メイプルストーリー』の魅力をスマホでそのまま再現し、さらにオートプレイなど楽にプレイできる機能が実装されるようだ。
また、チャット時には縦画面対応になり片手で楽に入力できるなど、チャットも重要な要素になる『メイプルストーリーM』らしい機能も実装。
PC版と連動する機能も用意されており、すでに配信されている海外ではこの機能を利用して多くのユーザーがPC版と並行して遊んでいるようだ。
今後、さまざまなプロモーションやキャンペーンも予定されており、5月11日には『メイプルストーリー』の経験者であるYouTuberのはじめしゃちょーさんによるイベントなども実施される。
気になる配信日は、2019年4月を予定。
『メイプルストーリーM』については、後日別記事で詳しく紹介する予定となっているので、そちらもぜひ確認してほしい。
『revisions リヴィジョンズ』のゲーム化も
また、新たな取り組みとしてテレビアニメ『revisions リヴィジョンズ』を題材としたゲーム『revisions next stage』についても紹介された。
本作はネクソンがアニメの製作委員会メンバーとして参画しており、アニメでIPを生み出してからゲーム展開をする仕組みになっているという。
ゲーム版はテレビアニメの後の世界を描いたストーリーとなり、アニメ版のファンも今後の情報に注目しておきたいところ。
公式メールマガジンの発行も決定しており、こちらから新たな情報を得ることができそうだ。
以上が、今回の発表会にて紹介された内容になる。
『OVERHIT』、『FAITH』に続き、『メイプルストーリーM』など今後も注目タイトルが配信されるネクソン。
2019年は今回発表された『ゴジラ ディフェンスフォース』をはじめ、新作タイトルについても注目していきたい。
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