
位置ゲーに最適なイヤホンはAM-TW01それともLinkBuds!? 4つポイントからマイベストを選んでみた
2022-07-18 12:00 投稿
周囲の音に耳を傾け安全な散策を
1979年にソニーから発売されたステレオカセットプレイヤー“ウォークマン”は音楽を聞きながら街歩きをするという新たなライフスタイルを確立。
それから約40年、スマートフォンとワイヤレスイヤホンの存在が音楽をより身近なものにしている。
そこで注目を集めているのが環境音を取り入れ、周囲の状況をしっかり把握できる新たなイヤホンの存在だ。
本記事では『Ingress』や『ポケモンGO』、『ピクミン ブルーム』など位置情報ゲームの現役プレイヤーであるフリーライター・深津庵が愛用しているambieのAM-TW01(使用歴約7ヵ月)とソニーのLinkBuds(使用歴約5ヵ月)を使って、ゲームと現実ふたつの世界を両立できるのはどちらか、4つのポイント(安心感・装着感・音質・環境音)を5段階評価でレビューしていく。
環境音を重視するならambieのAM-TW01
耳をふさがないambieのイヤホンとの出会いは2017年、Nianticの『ポケモンGO』に関連するイベント。その後、『Ingress』でも同社の製品を使ったイベントが開催されるなど位置ゲーユーザーにとってはなじみが深い。
その最新モデル“AM-TW01”は完全ワイヤレス化したイヤカフ型のイヤホン。耳に挟むよう装着する個性的で目を引くデザインだ。
耳に挟むデザインのため落としてしまう心配はなく、耳穴が開放されているので環境音はバッチリ聴こえる。
筆者の場合、ゲームの音は最小限で安全面が最優先。AM-TW01はそれを叶えてくれるベストなデザインだ。
しかし、耳の厚みも影響しているとは思うのだが、長時間使っていると装着部が多少痛くなってくる。
賑やかな場所でゲーム音をしっかり聴き取るには音漏れするくらいボリュームを上げなければならないが、筆者のプレイスタイルに共感できるというユーザーにはオススメだ。
これは余談だが、耳に挟んだあとベストポジションを探して上下に動かしすぎたのが原因か、シリコンカバーが緩んでしまった。
着せ換え用のシリコンカバーが別売りであるけど限定カラーを購入しているので、素直に手が出せず困っている。
■ambie:AM-TW01
安心感★★★★★
装着感★★★
音 質★★
環境音★★★★★
音質を重視するならソニーのLinkBuds
リング型のドライバーユニットがとても印象的なLinkBudsは、耳穴にはめこむ従来のイヤホンに近い装着感だ。
いっぽう、リング型とはいっても耳穴の大半を塞いでいるので環境音は少しこもりがち。
そこはやっぱり良くも悪くもイヤホンに近い本製品の特徴だろう。
専用のアプリを活用すれば“耳たぶと中心窩のあたり”をタップして音楽の再生や停止、スキップなどの操作も可能。話し始めるだけで再生中の音楽が一時停止状態になり、周囲の音を取り込みつつ会話できる“スピーク・トゥ・チャット”も搭載されている。
さて、シリコンカバーのサイズが5つ(XS・S・M・L・XL)あり、耳のサイズに合わせて簡単に調整もできるのだけど、どのサイズも筆者の左耳にはフィットしない。
具体的にいうとシリコンカバーを引っ掛ける溝が浅いのだ。
落ちそうだという不安が残るだけならいいが実際に何度も落としているし、こうした声はほかにもあるので、身近に所有者がいるのであれば1度各サイズで試着させてもらうのもいいだろう。
■ソニー:LinkBuds
安心感★★
装着感★★★
音 質★★★★★
環境音★★★★
推しのAM-TW01と未来のLinkBuds
ここからは位置ゲーを例に筆者が感じている手応えをまとめていく。
共通する条件としては日中の都内、スマホのボリュームゲージは音漏れがしない3分の1程度。交通量の多い大通りをイメージしてもらえると丁度いい。
AM-TW01の場合、『Ingress』をプレイしている際に聴こえてくる各種ボイス、ポータルを攻撃したりレゾネーターをデプロイしたときのような効果音ははっきり聴こえるがBGMに関してはかすかに聴こえる程度。その分、周囲の環境音や会話も含めて鮮明に聴き取れる。
いっぽうLinkBudsはBGMを含めて十分なレベル。環境音が多少こもって聴こえはするけど、カナル型や耳穴に押しこむようなイヤホンと比べれば格段に周囲の様子が把握しやすい。
しかし、耳をふさがない開放感に関しては圧倒的にAM-TW01だ。
イヤカフ型なのだから当然だけど、落とす心配から開放されるという点も含めて筆者のお気に入り。
ただ、『Ingress』に年内実装される予定になっている“音のAR”はLinkBudsがなければ体験できない。
■関連記事はこちら
先日、LinkBudsの開発担当者と直接話せる機会があり、そこで耳の形状が装着感を左右すること。ソニーストアなど実店舗で形を測ってもらいオーダーメイドできないかなど、いろいろ意見交換をしてきた。
今後、ambieがどういったイヤホンを開発していくのか。
Nianticと協業契約を締結したソニーがLinkBudsを使って『Ingress』でどんな体験に導いてくれるのか。
両社の新たな取り組みにも引き続き注目していきたい。
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
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