【角満の『ウマ娘』日記 第26回】閑話休題……メジロマックイーンを語らせてくれ!

2021-04-01 19:08 投稿

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ウマ娘 プリティーダービー

第26回 閑話休題……メジロマックイーンを語らせてくれ!

◆唯一……苦手だった馬!

前回の日記で触れたけど、3月30日からテレビアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season2』とのコラボが始まり、そこで活躍するウマ娘たちがプリティーダービーガチャとサポートガチャにドドドドドドドドド!! っと、デュランダル(俺の大好きな競走馬ね)の豪快追い込みの勢いで導入されてしまった。

その一部が、前回の記事で詳しく書いたキタサンブラックとサトノダイヤモンドという“ライバル2頭”。

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SSRのサポートカードとして導入されたこのふたりはじつにじつに優秀らしいので……近日中に、彼女たちを狙って回した10連ガチャの結果を紹介したいと思っている。

でも、その前に。

今回のテレビアニメコラボで実装されたのは、サポートカードだけではない!! 育成ウマ娘としても、↓こんな魅力的な2名が加わってしまったのよッ!!!

2

テレビアニメの衣装をまとったレジェンド2名!! ★3のトウカイテイオーとメジロマックイーンきたぁぁああああ!!!

このうち、トウカイテイオーについてはちょっと前に、鼻血を噴き出して出走停止になるような勢いで熱く書かせてもらった。

となれば、今回は……!!

俺が馬券を買うようになったまさに初年度、鬼人の如き強さでターフを駆け抜けていた“芦毛の怪物”にして、無尽蔵のスタミナを誇った歴代随一のステイヤー……メジロマックイーンのことを書かずにはいられないッ!!

◆今回も、書きすぎました

メジロマックイーンはウマ娘だと、↓このような姿で現れる。

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口調は丁寧で品があり、誰にでも敬語を使う“深窓の姫君”という印象強い。前にもちょっと書いたけど、銀紫の髪の毛の色は、メジロマックイーンのトレードマークでもあった白に近い芦毛を現したもので、そういう意味ではうまいこと、“競走馬のマックイーン”の特徴をよく落とし込んでいると思ったわ。

そんなメジロマックイーンは、前述の通り“超”がつくほど長距離レースが得意なガチガチのステイヤー(マラソン選手ってことね)。クラシックレースでもっとも距離が長い3000メートルの菊花賞を制したのち、3200メートルの天皇賞春を2連覇して、馬券初心者(競馬はずっと前から見ていたけどw)だった俺をして、

「メジロマックイーンって……エネルギーが無限に湧いてくる発電所みたいな馬だな……!!」

と思わせるのである。

メジロマックイーンが菊花賞を制したのは1990年なのだが、この年から連綿と連なる“最強馬の歴史”が……俺はもうッ! 心から大好きでねぇ……ッ!!!

当時の最強馬候補たちをリストアップして眺めるだけで、一晩中酒を飲み続けられる自信があるわw

だって、↓こんなですよこんな!!

・メジロマックイーン(90年菊花賞、91年、92年天皇賞春、93年宝塚記念)
・トウカイテイオー(91年皐月賞、ダービー、92年ジャパンカップ、93年有馬記念)
・ミホノブルボン(92年皐月賞、ダービー)
・ライスシャワー(92年菊花賞、93年、95年天皇賞春)
・ビワハヤヒデ(93年菊花賞、94年天皇賞春、宝塚記念)
・ナリタブライアン(94年クラシック三冠、有馬記念など)

クラシックや長距離路線で活躍した名馬だけを抜き出したけど、この期間には『ウマ娘』ファンだったら誰もが知るサクラバクシンオーやニシノフラワーといったスプリンターも輩出されているし、“最強牝馬”と呼ばれたヒシアマゾンもいる。

単一年の豪華さという話では、この間にさんざん書いたキングヘイロー、スペシャルウィーク、セイウンスカイ、グラスワンダー、エルコンドルパサーの“95年生まれ組”が抜きん出ているかもしれないが、“最強馬の系譜”という意味では、90年代初頭のワクワク感こそ際立っていると思うのである。

……って、メジロマックイーンの話から大きく逸れてきてしまったww いつものことながら、競馬の話を始めると完全に“掛かって”しまうんだよなあ(苦笑)。

で、ひとつぶっちゃけると、じつはあまたいる名馬の中で、

「この馬だけは……ダメだ!!! 好きになれない!!」

と思ったのが、何を隠そうメジロマックイーンなのよ。

もちろん、理由もはっきりしていて、馬券を買い始めた当初から穴狙いだった俺からすると、出るレース出るレースでとんでもない倍率の1番人気をかっさらい(単勝1.1倍とかふつうにあったw)、しかも横綱相撲で勝ってしまうメジロマックイーンはじつに頭の痛い存在だったのだ(苦笑)。穴を狙いたくても、

「……狙ったところで、どうせマックイーンが勝っちまうしな」

と確信して、何も買えなかったという……w

まあそれほどの信頼があったからこそ、91年の天皇賞秋とか有馬記念みたいに、負けたレース(天皇賞秋は1着入線からの18着に降着だが)で大穴が来たわけだが……。でもそういうときに限って、

「今回ばかりは、マックイーンと心中するわ」

と言ってマックイーンから買い、見事に大外ししてきたんだよなぁぁぁぁああ!!!ww

これはアレだ。

昭和の大横綱、北の湖と同じなんだよな。あまりにも強すぎてファンから憎らしく思われ、ライバルだった輪島の人気が沸騰したという(※相撲も超マニアです)。

そう、好きじゃないけど嫌いになれない。だって、強くてカッコイイから……!

俺にとって、メジロマックイーンとはそういう馬だったのである。

ちなみに、ウマ娘のメジロマックイーンは、頻繁に↓こんなシーンを目撃されている。

4
5

いっしょにいるウマ娘は……皆さんご存知、トウカイテイオーちゃんだ。今回のテレビアニメコラボで同時に育成ウマ娘として導入されたのが、トウカイテイオーとメジロマックイーン。もちろんこれも、偶然そうなったわけではない(と思う)。

競走馬としてのこの2頭は、メジロマックイーンが1歳年上。要するに、“同じ世代でしのぎを削り合ったライバル”だったわけだ。

とくに印象に残っているのは……やっぱり92年の天皇賞春だなあ!!

その前年に無敗でクラシック二冠を制し、骨折休養明けの大阪杯も圧勝。無敗のまま進んできたトウカイテイオーと“現役最強馬”と言われたメジロマックイーンの“世紀の対決”が大いに話題となったのである。

結果は、メジロマックイーンが力でねじ伏せて天皇賞春2連覇達成。

まさに、

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↑こんな感じの激走だった。

そして、単勝1.5倍の一番人気に支持されたトウカイテイオーは見せ場なく5着に沈み、連勝記録が途絶える。どっかで書いたけど俺はトウカイテイオーは大好きだったので、ますます、

「誰か……メジロマックイーンに力で勝ってくれ……!!」

の想いを強くしたのでありましたw

……って、少々書きすぎなのでもう終わりにするけど、ホントは、

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↑この、メジロパーマー、イクノディクタスとの話も書きたかった!!!w

でもそれは、また別の機会に……w

続く!

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大塚角満

大塚角満(おおつか・かどまん)…… 著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズな ど。

ウマ娘 プリティーダービー

対応機種iOS/Android/ブラウザ
価格無料(アプリ内課金あり)
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メーカーサイゲームス
公式サイトhttps://umamusume.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/uma_musu
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