【角満の『ウマ娘』日記 第11回】閑話休題……トウカイテイオーを語らせてくれ!!

2021-03-16 20:12 投稿

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ウマ娘 プリティーダービー

第11回 閑話休題……トウカイテイオーを語らせてくれ!!

◆ちょっと箸休めに^^;

けっきょく、最初に担当したウマ娘、サクラバクシンオーの育成は、

1

ランクC止まりであった。

大得意な1200メートルのGI、スプリンターズステークスでどうしても勝てず、最後のマイルチャンピオンシップには進めもせずに“終幕”となってしまったのである。

ショックは決して、小さくなかった。

というのも、サクラバクシンオーは何度も書いてきた通り、リアルでもウマ娘でも、

“超スピード特化型”

の突然変異みたいな存在で、ぶっちゃけスピードだけ伸ばしていればどうにかなると思っていたから……。

でも……それじゃあ足らないんだな。

幸い、『ウマ娘 プリティーダービー』は、一度育てたウマ娘も再度イチから育成することが可能なので(これは本当にいいシステムだと思うわ)、サクラバクシンオーでリベンジする機会はいくらでもある。

……そう、今回はあくまでも“お試し”だったのだ。

1回目で得た知見をもとに準備を整え、2回目のウマ娘育成に突き進もうではありませんかッ!!!

◆トウカイテイオーを語る

そこで。

まず俺が手を付けたのが↓こちらの作業であります。

2

サポートカードをレベルアップして、強めなければ!!w

サクラバクシンオーを育成する中で痛感したのが、

「何を置いても、サポートカードを充実させないと話にならねえな!!」

ってこと。

いくらキツいトレーシングを積んでも、手助けしてくれるサポートカードの能力が低いと成長が頭打ちとなり、ウマ娘のポテンシャルをすべて引き出すことが困難になってくる。

そこで、まずは手持ちのSSRのサポートカードの中から、スピードタイプで能力も高い(と思われる)トウカイテイオーを上限まで上げてしまう!!

3

これにより、いろんなサポート効果がアンロックされた。

4

よしよし……!! さすが、1990年代の最強馬の一角、トウカイテイオーですな!!

さて……!

せっかくの機会なので、トウカイテイオーについて語らしてもらいたいんだけどね……!

俺……この、ドラマチックさでは並ぶものがいないくらい波乱万丈だった無敗の二冠馬、本当に好きでねぇ~~~!!><

順位を付けると、ミホノブルボン、サイレンススズカ、ライスシャワーに次ぐ4番目くらい。

「それ、高いのか低いのかよくわかんねえよwww」

と困惑されるかもしれないが、何万頭もいる競走馬の中での“歴代4位”なのだから、高いに決まっているのであるよッ!!

トウカイテイオー……! ちょっと思い出しただけで鳥肌が立つくらい、強くてかっこよくてさあ……!!

無敗で制した1991年のダービーはもちろんなんだけど、俺の記憶に強く残っているのは、度重なるケガが影響し、“テイオー限界説”が出始めていた92年のジャパンカップなのよ……!

最近のジャパンカップは外国馬の参戦が少なくなってしまったけど、当時は現役バリバリの凱旋門賞馬とか欧州GIを何勝もしている文字通りの“怪物馬”もあまた乗り込んできていて、とくに92年のジャパンカップは“史上最強メンバーが集ったレース”といまでも語り草となっている。その年の全欧州年度代表馬(つまりヨーロッパでもっとも強い馬)であるユーザーフレンドリー、イギリスダービー馬のドクターデヴィアス、オーストラリアの年度代表馬・レッツイロープなどなど……。しかも直前まで、その年のクラシック二冠馬であり、底を見せていなかったミホノブルボンも参戦すると言われていて、俺ら競馬ファンはこぞって、

世界の強豪vs.テイオーvs.ブルボンが見られるぞ!!」

なんて言って多いに盛り上がっていたのである。

しかし、この連載でも書いたけど、ミホノブルボンはライスシャワーの2着に敗れた菊花賞後に脚部不安を発症してジャパンカップは回避。期待できる日本馬はトウカイテイオーだけ(多分に、俺の主観が入っているけどな)になったのだ。

そんなレースでありながら……トウカイテイオーは躍動した!

最後の直線、オーストラリアの強豪で当日3番人気のナチュラリズムと壮絶な叩き合いを演じ、最後の最後でクビ差抜け出し栄光のゴール!! 国際GIで初めて勝利した日本馬となったのである。

でもこのとき、あまりにも外国馬の実績がスゴかったがために、俺はあんなに好きだったトウカイテイオーを馬券から外し、アメリカのGIであるアーリントンミリオンの勝ち馬だったディアドクターを軸にして撃沈したことを覚えている(苦笑)。
※フランスのGIて書いてましたけど、アーリントンミリオンはアメリカのGIでした! ご指摘してくれた皆様、ありがとうございます!

この痛すぎる経験を経たことにより、

「もう絶対に、今後のレースはすべてオマエ(トウカイテイオーね)を軸にしますから!!><」

と誓い、“奇跡の復活レース”として歴史に名高い93年の有馬記念では、4番人気(ケガのため丸1年ぶりのレースで、人気を落としていた)も気にせずにトウカイテイオーから馬券を買って、見事的中させたのであったw

ちなみに。

『ウマ娘 プリティーダービー』では頻繁に、

5

トウカイテイオーと、“史上最強馬にもっとも近い存在”と言われる“シンボリルドルフ”のウマ娘がいっしょにいるところが目撃されている。

ナゼこの組み合わせが多いのかと言えば……じつは(馬の)トウカイテイオーの父親が、このシンボリルドルフだからであろう。

無敗でクラシック三冠を制した馬にして、GIを7勝したレジェンド・シンボリルドルフの初年度産駒がトウカイテイオーで、見事父の血を開花させて大活躍したってわけ。それを知っていると、(ウマ娘の)ルドルフとテイオーの絡みは、どこか微笑ましいものに見えてくると思うw

……って、トウカイテイオーのことを書き始めると止まらなくなって、今日綴ろうと思っていたことの半分も消化できなかったわ!!w

ま、ひとりめの育成が終わったタイミングの箸休めってことで^^;

次回から、ふたりめの育成を始めますよ!

続く!

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大塚角満

大塚角満(おおつか・かどまん)…… 著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズな ど。

ウマ娘 プリティーダービー

対応機種iOS/Android/ブラウザ
価格無料(アプリ内課金あり)
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メーカーサイゲームス
公式サイトhttps://umamusume.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/uma_musu
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