【ポケモンGO日記#371】GOフェスト2024:仙台を早くも物理的に攻略してきた男(ケチャップ山もり男編)
2024-03-17 15:00
2020-01-12 22:37 投稿
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ポケモンGO
2020年1月11日、お台場の東京ビッグサイトで開催された“東京eスポーツフェスタ”。そこで『ポケモンGO』を使った公式大会が実施された。
会場周辺に用意された特別なスポットを実際に探索。指定されたポケモンたちを捕まえ、その中から厳選したものたちとともに挑む“ゲット&バトルトーナメント”は、これまでにない新しい体験となった。
本記事ではゲット大会とバトルリーグ、2ステップで展開した当日の様子と手応えをフリーライターの深津庵がお届けする。
今回、東京eスポーツフェスタで開催された『ポケモンGO』の公式大会は、当日現地で指定されたポケモンたちを捕まえ、その中からトレーナーが選んだ6体を持ち寄ってバトルトーナメントに挑むというもの。
その第1ステップとして参加者が挑んだのが、36種類のポケモンのうち20種類を早く捕獲するフィールドリサーチだ。
そのクリアータイムの早い上位16名がバトルトーナメントへの出場権を入手できるとあり、会場ではスタート前から多くのトレーナーが作戦を練っていた。
本大会には『ポケモンGO』を中心にYouTubeで活躍するJASHさん。以前、本サイトでインタビューをした北山由里さんなど、多くのYouTuberも参加。
また、やまだちゃんねるのやまださんも現場を訪れ、それぞれファンとの交流を通じてトレーナーの輪を広げていた。
■JASHさんのYouTubeチャンネルはこちら
■やまださんのYouTubeチャンネルはこちら
この日、捕獲対象になっていたポケモンたちは通常よりもかなりの暴れん坊。なかなかモンスターボールに入ってくれず、簡単に思われた20種類捕獲というルールがハードモードに感じられてくる。
結果、早かった上位トレーナーの中には20分未満で終えたかたもいたようで筆者は足元にも及ばず。
対象の3エリアをつなぐ道は片道約2キロ、徒歩で30分という距離。歩くだけなら対したものではないが、お題の達成と厳選をしながらとなれば別の話だ。
夫婦やカップル、家族での参加者も多く、その流れに連れられるようにお台場をのんびり探索した。
午後2時、3時間のゲット大会が終了。そのクリアータイムから選ばれた上位16名のトレーナーが発表された後、午後3時45分からスーパーリーグを使ったバトルトーナメントがスタートした。
選ばれた16人はゲット大会で捕獲したポケモンから6体でエントリー。強化や進化、2つ目のスペシャルアタックの解放など済ませて挑んだ。
試合形式はエントリーした6体を互いに見せ、そのうち3体を相手に見えないカタチで選んで行う“6-3”ルールで展開。ポケモンのトランプを使ってトーナメント表の配置を決め、準備の整った枠から順にバトルが開始された。
決勝に勝ち上がったのは第2回GameWith杯で優勝経験のあるMrYUFUINさんと、2019年8から12月までシドニーでシルフリーグの修行をしていたというMasanari34さん。
まずは2人がエントリーしたポケモンを見てみよう。
2本先取の決勝戦、その1本目。
MrYUFUINさんはスリーパー、Masanari34さんはハガネールを選んで始まる。
ハガネールの“かみくだく”をシールドで防ぎ、その直後、スリーパーが“ほのおのパンチ”で反撃。それをMasanari34さんは防がず受けてまもなく再び“かみくだく”を仕掛ける。
そしてMasanari34さんが2体目に選んだのはスリーパー。手負いだったスリーパーを落とされたMrYUFUINさんはエアームドで対抗。
“ほのおのパンチ”の猛攻を受けたエアームドが“ゴッドバード”で反撃するもMasanari34さんはシールドで防いですぐさまチルタリスを、それに合わせてMrYUFUINさんがニョロボンに交換する。
ここでMrYUFUINさんは最後1体である手負いのスリーパーを引きずり出して畳み掛けるように“れいとうパンチ”をくり出すが、Masanari34さんが僅差でニョロボンを撃破。
互いに最後の1体となったエアームドとスリーパーの戦いは、“ほのおのパンチ”によってMasanari34さんに軍配が上がった。
そして運命の2本目。
両者スリーパーを出して始まり、微量ながらダメージを与えたところでMasanari34さんはスカタンクに交換。
MrYUFUINさんがそれに対してスリーパーの“ほのおのパンチ”をぶつける。
その直後、MrYUFUINさんはスリーパーからチルタリスに交換。スカタンクの“かみくだく”を受け止め、“ゴッドバード”で相手を撃破する。
再び、スリーパー対決になった中盤戦。
互いにシールドを2つ温存しながらの殴り合いをMrYUFUINさんが制して、Masanari34さんは最後の1体であるチルタリスを、その直後にスリーパーを落とされたMrYUFUINさんもエアームドで応戦。
チルタリスとエアームド、それぞれが“ゴッドバード”で相手のシールドを奪い合う。
シールドを使い切ったMrYUFUINさんに対して、Masanari34はシールドを1つ温存しながらもジリ貧の状態。
しかし、ここでチルタリスの“ゴッドバード”が発動、シールドを持たないエアームドだったがギリギリのところで耐える。
そして残された両者の体力はほぼ同じ。数ミリといっていい極限の状態だったが、それをいっきにチルタリスで押し切りMasanari34さんが2本目も勝利。
ストレート勝ちで本大会の勝者となった。
さて、この日のイベントは『ポケモンGO』PvP関連を担当するナイアンティックのスタッフも観戦。初日のイベントを終え来客もいなくなった会場で、Masanari34さんとMrYUFUINさんを交えた交流の場が設けられた。
そこでなんと、ナイアンティックスタッフとMasanari34さんのエキシビジョンが急遽開催。2名のスタッフを見事Masanari34さんが打ち破る展開になった。
今回、このバトルトーナメントを通じてポケモンGO グローバル マーケティングリードの須賀健人氏は、「『ポケモンGO』のPvPに新たな可能性を感じた」と、帰り際にこの日の手応えを明かしてくれた。
筆者もこのバトルトーナメントに参加した16名全員の対戦をすべて間近で観戦。世間では連打バトルという印象を持つかたが多い『ポケモンGO』だが、先述した通り、技を仕掛けるタイミングやそれへの対処法。交換するタイミングやシールドの使い方など、従来の『ポケモン』とはまた違う『ポケモンGO』だからこその熱い駆け引きがあることを再確認した。
さて、当日はGPSにからむ不具合などが重なり、大幅に大会全体に遅れが出てしまった。
残念なのは参加したトレーナーはもちろん、観戦していた周囲のトレーナーに対しても具体的な説明がなく、ただ待つという時間が生まれてしまったことだ。
さぁ、今後の展開と対策はもちろん、Masanari34さんとMrYUFUINさん、両者の活動にも注目していきたい!!
P.N.深津庵
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