入り口は広く、バトルは奥深い『錬神のアストラル』にハマっている配信者たちが熱く想いを語る座談会

錬ストにドハマり中の配信者が集う

エヌシージャパンより配信中の『錬神のアストラル』（以下、『錬スト』）は、3色のユニットを合体させながら戦う独特のバトルシステムのスマホゲームだ。

2020年1月にはオフライン大会の開催も決定しており、多くのプレイヤーが優勝を目指し予選大会などで腕を磨いている。そんな本作をガッツリやり込んでいる配信者を招き、本作の魅力や大会への意気込みなどを語る座談会を実施した。本記事にてその様子をお届けしていく。（座談会は2019年12月下旬に収録しております）

※本座談会は2019年12月25日に実施されたものです。

バトルのみならず、ストーリーや音楽も錬ストの魅力！

――本日はよろしくお願いします。最初の議題は“錬ストのどこがおもしろいと感じる？”というテーマで、それぞれ魅力を語ってください。

天野　これまで落ち物パズル系のゲームはやったことがなかったので、最初は入りにくそうという気持ちや、上手くなれるかが不安でした。ですが、配置したユニットを自分で削除できる“錬解”のシステムを知って、「これなら自分でもできる！」と感じましたね。ジャマになったユニットを自分でどかせるので、思ったよりも手軽にプレイできるのが魅力だと思うので、個人的にはそういった遊びやすさ推していきたいです。

トシ　生粋に対戦ゲーマーから見ると、駆け引きのある対戦が純粋におもしろいですね。

まこ　自分は小学生のころからオセロのガチプレイヤーだったので、その延長線上でパズル要素のある『錬スト』は自分に向いていて、おもしろいと思ってます。

ぽっちょこ　私は、ある程度の戦力差でも勝てる頭脳戦に魅力を感じます。バトルスキルや術師アビリティ、アストラルエンドを使って勝つ、逆転の要素が好きですね。この手のゲームはやってきませんでしたが、オートが優秀でサポートしてくれるので遊びやすいです。

Aki　僕はほかのカードゲームも多く遊んできましたが、本作はユニットが2体必ず出てくる、ワクワクするランダム性が好きです。ランダム性があるがゆえに思い通りに動けないこともありますが、2手先まで見えるので先を読んだ盤面の構築が楽しく、とくに魅力的な部分だと感じています。

天野　もう少しカジュアルな要素だと、キャラクターも魅力的ですよね。好きなイラストレーターさんのキャラが出ているだけで引き込まれます。ほかにも、BGMやシナリオにも魅力だと思いました。ストーリーモードだけ動画にしたり、小説にしてもらいたいくらい物語もおもしろいです。

トシ　ストーリーだと僕はロンドン推しですね。出演声優さんや、世界観でも惹かれる人はいるんじゃないかと。興味を持ってもらえそうな要素が各所にありますよね。

ぽっちょこ　確かに、視聴者さんも音楽やキャラに対して好意的なコメントが多いです。

Aki　レトロゲーが好きな人にも惹かれる要素は多いのでは。下村陽子さんをはじめ、BGMを担当している方の名前を見ただけでやりたいと思えるくらいです。アプリのストーリーって飛ばされがちですけど、本作に限っては全編スキップせずに読んでますね。そういったところからもおもしろさが広まるといいなと思っています。

――システム面だけでなく、ストーリーやBGMについても皆さん好評ですね。では続いて、それぞれイチ押しのシリーズや術師などはありますか？

まこ　東京シリーズをメインに使っていて、術師は南雲士郎を起用しています。ほかのシリーズと比べると東京シリーズはテクニカルな動きが難しいので、南雲士郎で対策している状態ですね。相手の攻撃を受けないといけない状況が発生するので、HPが高い点も重宝しています。ちなみに動画もアップしているので、そちらもぜひ見てください！

トシ　僕はずっとロンドンでプレイしてますね。アーサー伝説などが好きなので、ロンドンキャラが気に入っています。最近はモブの警備員が強いと自分の中で話題になっており、地味に見えるけどじつは強いキャラを見つけるのが楽しみ。

天野　シリーズにこだわりがなくて、イラストレーターさんやキャラで選んでます。重要なのは眼鏡女子かどうか。性能云々より、キャラ推しで遊んでもいいのかなと思ってます。後、本作がすばらしいのがスキンで眼鏡だけを売っているところ。そのおかげで、最近東京シリーズにも手を出し始めました。レンズが透明の眼鏡を出してくれれば買うので、運営さんよろしくお願いしますね。

ぽっちょこ　私は最近ロンドンシリーズが好きです、ファントムがとにかく強い！　術師はアン・ブースロイドがお気に入りです。スキルはちょっと重いけど、そのぶん強力なので。ユニットはランスロットやモルドレッド、トリスタンとかでしょうか。

Aki　僕はロンドンシリーズがメインで、Tier1に入っているキャラは好んで使わないようにしています。イチ押しはシャーリーン・ホームズ……と言いたいところですが、Tier1のキャラなのでメアリー・ノートン推しということで。メアリー・ノートンはスキルで出てくるファントムが強力で、盤面が空でも一気にひっくり返せるのが魅力です。

まこ　この前対戦したとき、それでメチャクチャにやられましたね……（笑）。

最強キャラは誰？　ダークホースへの期待も

――Tierの話も出てきましたが、現状のトレンドはどのように感じていますか？

トシ　現状（※2019年12月下旬現在）だとロンドンシリーズなのかなぁとは思ってます。

天野　体感ですけど、「このキャラしか見ない」ということがなく、みんな好きなキャラを使っているのかなという印象は受けました。

まこ　上位帯に行くと東京シリーズはほとんどみないですけどね（笑）。東京シリーズはアップデートに期待したいです。

――最強キャラになるといかがでしょう？

天野　個人的にはシャーリーン・ホームズかなとは思っていますが、全部使ったわけではないので決められないですね。ビジョンリンクでしか入手できないキャラとかは、まだ研究されつくされていないんじゃないかと。大会までに話題になると弱体化や対策をされてしまうこともあるので、どこまで言及していいのかも悩みどころです。あえてランクマッチで使わず、とっておきの戦法を温存している人もいるんじゃないかと。

まこ　ザックリとした現状のイメージだと、パワータイプが強いのかなとは思ってます。

トシ　もちろんまだ研究されていないキャラもいると思いますが、数字は裏切らないので現状だとシャーリーン・ホームズが強いという認識でいいんじゃないでしょうか。

Aki　術師だと、シャーリーン・ホームズが飛びぬけて強いとは感じますね。ただ、メアリー・ノートンを使ってのシャーリーンへの勝率はけっこう高いですよ。まだまだ研究の余地があるので、未知数な部分は多いと思います。シャーリーン・ホームズが強いというのは間違いないですが。

ぽっちょこ　性能を見たらジャクリーン・モリアーティがすごいのかなと思っているのですが、実際のところどうなのでしょう？

トシ　僕も気になってます。強いとは思ってますが、まだ入手していなくて……。

Aki　ジャクリーン・モリアーティは特化型という印象ですね。現環境から変わってくることで、上位に入ってくる可能性を秘めた術師だと思います。

――自分ならではのプレイの方法やバトルスタイルなど、ふだんの『錬スト』の遊びかたについてもお聞きしたいです。

トシ　僕は雑な性格なので、自分の作りたいデッキを目指す時だけガンガン周回して素材を集めています。バトルスタイルだと、受けて返す動きをすることが多いですね。

まこ　1月にチャンピオンシップがあるので、いまはずっとリーグ戦に潜って研究しています。総額100万ですからね、気合入ってますよ。ずっと東京シリーズで遊んでいるので、バランス調整が入って強くなったら、前から使っている僕にアドバンテージがあります。

天野　バトルスタイルですと、ロンドンシリーズを使っているので、横八陣を作ってから戦略を組み立てることが多いですね。横八陣は八体もユニットを使って、攻撃できないというのがミソ。横八陣の後ろでユニットを組み立てられればいいのですが、あっさり倒されると厳しかったり……。試合によって戦いの流れが変わるので、「この戦法なら勝てる」という定石がないのが魅力であり難しいところですね。

ぽっちょこ　私は四陣を基本に戦っていくスタイルですね。終盤は判定勝ちを見越して動いたりしていますが、それもけっこう難しいです。

Aki　僕はリーグ戦を毎晩何回もやっていますね。1キャラ交代でいろいろ使って遊んでます。さまざまなキャラを使うと新発見もあるので、継続的にプレイするモチベーションにもなりやすかったり。

まこ　僕もリーグのルールに合わせて使用キャラを変えたりしますね。

天野　眼鏡推しなので僕はアン・ブースロイドしか使ってないです。

――プレイスタイルや使用キャラにも個性が出ますね。皆さんリーグ戦もプレイされているようですが、対戦相手として遭遇したくないシリーズや術師はいますか？

トシ　術師に苦手意識はありませんが、ポイント高い人と当たると「楽に勝てないなぁ」という気持ちと「負けたくない」という気持ちが強くなりますね。

まこ　僕は東京シリーズを使っているので、同じ東京シリーズとはできれば当たりたくないです。

天野　苦手なぶん頑張ろうという気持ちが芽生えてくるので、遭遇したくない術師は考えたことなかったです。メアリー・ノートンとかも勝った覚えがないんですけど、遭遇すると「絶対勝とう！」という気持ちになってかえって燃えますね。

Aki　僕は南雲士郎が苦手ですね……。ロンドンシリーズはファントムを使うことが多いので、南雲士郎が相手だとランダム性が生まれてしまって戦略が乱れます。ランダム性があって盤面に残るユニットを残す、やりたいことをさせてくれない術師は苦手かもしれません。

天野　あー、確かに南雲士郎とは当たりたくないですね。使っているほうは難しいのかもしれませんが、やられているほうは「これ運ゲーじゃん」と思ってしまいます。

まこ　運ゲーじゃないですよ！（笑）

まずは1シリーズをお試しで育てよう！配信者たちから初心者へのアドバイス

――『錬スト』は大会なども開催されて今後新規ユーザーも増えそうですが、これから始める人に向けてアドバイスしたいことはありますか？

トシ　とりあえず手に入れた★3キャラはすぐ抽出するよりも、★5にしたほうがいいです。★5にするのは意外と簡単なので、すぐに抽出するよりもお得。後はレベル50までは簡単に上がるので、とりあえずガンガン術師とユニットのレベルは上げていいんじゃないかと。素材は余りがちなので、もったいないと思わず気軽に使うことをオススメしたいです。

天野　ブーストチケットを使うと素材入手量が増えるので、まずブーストチケットを買ってゴールドクエストを周回するのが楽ですね。ゴールドが溜まればまたブーストチケットが買えるので、素材集めが楽になります。

まこ　3シリーズをバランスよく育てようとすると中途半端になるので、お試しで1シリーズに絞って育てたほうが良さそう。トレーニングモードもあるので、まずはお気に入りのシリーズを探して極めるところから始めましょう。後々ほかのシリーズにも手を出していくのがオススメです。

天野　初心者向け動画などで毎回言っていますが、自分の好きなキャラを使うのがベストです。たとえば僕が「ロンドン強いですよ」と言って勝てなかったら、他人のせいでつまらないと感じてしまいますよね。だから自分で好きなものを選んで使い続けるほうが、モチベーションにつながると思います。どうしても最強キャラや現環境でのトレンドが知りたい人は、本気でプレイしている人の動画を見たり、聞いてみるのがいいのではないかと。

Aki　天野さんが言ってくれた通りだと思います。僕がゲームをするときに意識するのが、まず何でもいいからやってみるということ。とっかかりは好きなキャライラストや声優さんで決めてもいいと思うんです。合わないと思ったらリスタートできるので、まずは軽い感じで始めちゃいましょう。性能とかの話になると、本作は盤面を構築していくのがおもしろいゲームなので、盤面に影響を及ぼせる東京の沖隼人とかを使うと、バトルシステムの魅力が伝わりやすいと思います。

天野　おそらく弱い術師はいないと思うので、どのキャラを使ってもいいと思いますよ。

トシ　どれも強いので、本当に好きなキャラを選んでいいですよね。日本人だし東京シリーズ、眼鏡をかけてるからこの術師とか、そういう感じで選んじゃっていいんじゃないでしょうか。

まこ　リーグ戦に挑むようになったらまたいろいろ見えてくると思うので、最初は気楽に遊ぶのがオススメです。

ぽっちょこ　基本的なことかもしれませんが、デイリー＆ウィークリーミッションでゲットできる報酬とデイリーボーナスが豪華なので、ちゃんとゲットすることをオススメします！意外と見落としがちなショップの無料分もゲットして、戦力強化に使ってくださいね。

――今後の『錬スト』に期待したいことはありますか？

トシ　要望的な話だと、フレンド機能に意味を持たせてほしいですね。『錬ストおもしろいよ！』と誘った人といっしょにできることが少ないので、ゲーム内チャットとかがあるとうれしいです。

まこ　ユニットがガチャでしか手に入らないので、それ以外の入手方法は増えないのかなぁと期待しています。後は、別のアプリだと個別に大会を開いて遊んだりしているので、『錬スト』でも大会を開く機能とかがほしいですね。

ぽっちょこ　</strong今後さらに術師が増えてくると思いますが、いろいろな戦略が試せるようになると、戦い方、勝ち方にバリエーションが出てくると思いますので、個人的に期待してます。

トシ　それでいくと、観戦モードもほしいですよね。観戦モードがないと、オンラインの大会とかでミラーリングできないので。

まこ　リプレイ機能でもいいのでほしいですよね。

Aki　確かに、観戦機能がないのは引っかかっていました。そのほかだと、ルームマッチで同条件（同レベル、同スキルレベル）で遊べる機能とかがあったらうれしい。友人を誘っても同レベルになるまで時間がかかってしまうので、すぐに対戦で遊べるようになったら誘いやすくなります。

天野　モードが対戦モードひとつしかないので、多様化してほしいですね。多様化するとマッチングしなくなる危険性はあると思うので、時間限定でべつの対戦モードが開催されるなど、お遊びモードもほしいところです。ランクマッチは一定以上になるともうやらなくてもいいかなと思ってしまうので、たとえば2色しかでないとか、特定条件での対戦モードがあったらおもしろそうです。

まこ　リーグ戦はたしかに一定ランクにいくとモチベーションも下がりがちなので、ランク別報酬などがほしいですね。

――ありがとうございます！　最後に、本記事を読む人に向けてメッセージをお願いします。

天野　パズルやったことがない人でも錬解で自由にユニットを組めるおもしろさがあるので、とりあえず一回触ってみてほしいです。2連鎖、3連鎖みたいに難しいことを考えず、自分の好きなように盤面を作れるのが魅力なので、今後も楽しさを伝えられるような内容を配信していきます。

トシ　プレイヤーが神様として称えられていたりと、バトルシステム以外に世界観なども本作の魅力のひとつ。賞金の出る大会も開催されますから、ぜひ一度プレイしてみてください。

まこ　飽き症の僕でもガッツリやり込んでいるゲームです。とにかくおもしろいのでぜひ遊んでみてください！

Aki　これまで多くのゲームに触れてきましたが、運営の対応のよさも含めてユーザーの意見を反映してくれる運営チームだと感じています。ゲーム自体のおもしろさはもちろんのこと、長くお付き合いしたいと思える運営チームなので、ぜひ一度プレイしてみてください。

ぽっちょこ　錬ストの魅力は一言では語り尽くせないほどたくさんありますが、音楽も演出も豪華なので、プレイしていてとても気持ちがいいです！
難しく考えずに、ちょっとシナリオを読んでみようくらいの軽い気持ちでトライされてみてはいかがでしょうか。

錬神のアストラル

対応機種	iOS／Android
価格	無料（アプリ内課金あり）

このゲームの詳細を見る

ジャンル	RPG／カードゲーム
メーカー	エヌ・シー・ジャパン
公式サイト	https://renst.jp/
公式Twitter	https://twitter.com/renst_jp
配信日	配信終了
コピーライト	(C) 2019 NCJAPAN