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『サカつく RTW』元日本代表FW“ドラゴン”久保竜彦氏と山田Pがサッカー談議に花を咲かす!

2018-04-27 17:00 投稿

NGなしのぶっちゃけ対談をお届け

セガゲームスより配信中のサッカークラブ経営シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』。

本記事では、本作のプロデューサー・山田理一郎氏と、ゲーム中にプレイヤーのクラブに所属するベテランとして登場する元日本代表FW・久保竜彦氏へのインタビューをお届け。ゲームの話題はほどほどに、久保氏自身のお話、現役時代、日本代表の話、サッカー界の話題で大いに盛り上がった今回のインタビュー。ファンならずとも必見です。

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山田理一郎氏(写真左、文中は山田)
セガゲームスのチーフプロデューサー・ゲームデザイナー。『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』ではプロデューサーを務める。久保竜彦氏(写真右、文中は久保)
サンフレッチェ広島、横浜Fマリノス、日本代表などで活躍。現在は廿日市スポーツクラブのストライカー養成コーチ、およびアンバサダーを務める。広島での現役時代には『ぷよぷよ』にハマり夜通しプレイしていたとか。

久保竜彦ってどんな人?

――最初に、今回『サカつく RTW』に久保さんが登場することになった理由や経緯を教えてください。

山田 僕がサンフレッチェ広島のサポーターで久保さんの大ファンということもあるんですが、もちろんそれだけが理由ではないんです。まず、スマホで『サカつく』を作ることになって、何を大事にするかと考えたときに、サッカーに詳しくなくてもサッカー的なロマンをなんとなくでも感じられるのが『サカつく』の基本かなと。昔の『サカつく』で言えば、まだJリーグのクラブ数が少なかった時代に、地元にサッカークラブを作るというロマンをゲーム中で実現できました。

――『サカつく』の大きな魅力のひとつでしたね。

山田 ですが、いまはJ3などの下部組織も含めると多くのクラブが全国にありますし、かなり浸透していますよね。そうなるといまの日本サッカー界のロマンってなんだろうと見ていたときに、かつて日本代表で活躍したようなトップ選手が、アンダーカテゴリーでずっと現役を続けていたり、自分の経験を伝えるためにいろいろやっていたり、次の準備をしていたり。海外に行っていた選手が日本に戻ってきたりというのもそうですね。そういう部分がカルチャー的にいいなと思って、ベテランとしてクラブを引っ張り、経験を伝えてくれるような選手の存在を今作に取り入れようと考えました。

――なるほど。そこでじゃあ誰が適任かとなったときに……?

山田 久保さんだろうと。長くサッカー界を渡り歩いて、日本代表でも活躍され、現在は地元で活動されている。でも昔の久保さんにそういうイメージはなかったんですよね(笑)。どこまでサッカーへの執着があるのか外からではわからないというか。

久保 そうですか(笑)

山田 横浜FCを退団したあとにトライアウトを受けられていましたよね? あれはビックリしました。パッと引退しちゃうのかな、というイメージでしたから。

久保 よくご存じですね。

山田 久保マニアですからね(笑)。実際にお会いしてお話させていただくと「ああ、本当にサッカーが好きな方なんだな」ということがわかるんですが。サンフレッチェに復帰したときも、背番号39について聞かれて「サンキュー(という意味)です」なんてコメントをされていて、イメージだけですけど「こんなこと言う人だったんだ」って。

――確かに、久保さんといえば、武骨で寡黙で求道者のようなイメージがありますね。メディア泣かせだなんていう話もありましたし。

久保 実際、昔はインタビューなんてめんどくさいと思ってましたよ(笑)。試合後なんてお腹もペコペコですし喉も乾いてますし、早く帰りてえなって。

――そうだったんですね(笑)。

久保 あと最初の頃に「何言っとるかわからん」って言われてね、方言が。別にそれで怒ったとかではないけど、じゃあしゃべらんとこって。若いころはファンサービスなんかも考えとらんかったし(笑)

――とはいえ、山田さんのお話のように少しづつコメントも。

久保 慣れでしょうね。やっと慣れてきたんだと思います。

山田 たまにポロっと言うことが、心に残ったりおもしろかったりするんですよね。子どもの日(5月5日)の横浜Fマリノス戦で2ゴールを挙げてヒーローになったときのインタビューの「子どもたちにひとこと」に対して「勉強頑張ってください」とか(笑)

一同 (笑)

――子どもと言えば久保さんは娘さん(杏花さん)がテニス界注目の選手ですよね。

山田 サンフレッチェの携帯サイトに載っていたんですが、娘さんがチェコのテニスクラブから誘われていて、久保さんもチェコで仕事を探してるとか?

――なんと、娘さんについていくってことですか!?

久保 そうなんですよ、仕事探してます。岡ちゃん(岡田武史氏。元日本代表監督、現FC今治オーナー)にも電話して人を紹介してもらったり。何でもしますからって(笑)

山田 あんなに海外が嫌いって言ってたのに(笑)

一同 (笑)

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監督の影響やチームの連携のリアルなお話

――さて『サカつく』に話を戻しまして、ご自身のゲームに登場するモデルを見ていかがでしたか?

久保 なんか外国人っぽいなって。こんな感じですか?

山田 実際、外国人ぽいですよ。背が高くて顔が小さくて、手足が長くてスラっとして。今日も一緒に街を歩きましたけど、ひときわ目立ちますね。

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――久保さん専用のいわゆる“光プレイ”も用意されています。

山田 あれは忘れもしない、エスパルス戦のスーパーゴールを再現したものですね。久保さんはロングシュートの印象が強いんですが、おもしろいのが誰も打ってくると思っていないので、実況解説も雑談とかしてるんですよね。で、唐突にスーパーゴールが生まれるという(笑)。とくにサンフレッチェ時代には多かったですよね。

久保 僕の前には味方選手は誰もいない、ていうことがほとんどでしたからね。

山田 後ろからも2~3人しか来ないし(笑)。マリノス時代になってからはセンターフォワードって感じでしたが。

久保 マリノスに行って、考え出しましたね。考えてやらんと、ボールが来ない。

――そのあたりはチーム状況もあるのでしょうが、監督によっても違うものですか?

久保 違いますね。選手に合わせて戦術やフォーメーションを考える人と、自分のやりたいサッカーに合わせて選手を変える人とふたとおりいますね。

――たとえば久保さんがある役割を命じられたとして「これは無理だな、合わないな」というのは感じるものですか?

久保 がんばってはみますけど、やっぱり難しいことはあります。マリノスの時も、岡ちゃん(監督)が辞めて「これは合わんな」ってことでチームを出ましたし。

――やはり監督の影響は大きいものなんですね。

山田 『サカつく』でも監督の持ってる要素をどうゲームに落とし込むかは毎回頭を悩ませる部分ですね。長期政権によるマンネリ化なんかも表現したいなとは思うんですが、なかなか難しい。今回の監督はわかりやくゲーム的な表現にしていて、久保さんのお話にもありましたけど、所属選手に合わせた監督を探してもいいし、いい監督がスカウト出来たらそれに合わせた選手を獲得していく方法もとれます。ただ、単純に強い選手を並べればいいというふうにはなっていないです。

――能力の高い選手でもなかなかフィットしないと感じることがありますね。

山田 そこで連携線が徐々につながっていって活躍しだしたり、というのが『サカつく』っぽさかなと。数値としてハッキリ出ているわけではないんですけど、しっかり感じられる要素ですね。

――実際のプロサッカーチームでも、連携がスムーズかどうかという部分は重要ですよね。どうやって高めていくものなのでしょうか。

久保 そうですね、男が30人から集まっているのでケンカもあればモメ事もありますけど、そういうことも含めてチームがひとつになるには、やっぱりリーダーの存在ですね。監督であれベテラン選手であれ、しっかりしたリーダーがいればピシっとした集団になる。慣れてくるとどうしても緩んできたりしますから。

――いろいろなクラブから選手が集まってくる代表チームだとまた違ったりするものですか?

久保 僕の時代はアンダー世代からずっと一緒のカテゴリーでやってきている選手が多くて、すでにできあがった雰囲気がありましたね。なので、僕みたいにポっと入ってきた選手はすぐには馴染めませんでした。飯もひとりで食ってましたし(笑)

山田 そんなときに、サンフレッチェの大木(勉氏)選手が、アンダーカテゴリーの代表でいっしょだった奥大介選手に「久保というやつが行くからよろしく頼む」と橋渡しをしてくれたという話をお聞きしました。

久保 そうですね「勉ちゃんから聞いてるよ」って感じで(笑)。そうしているうちに輝さん(伊藤輝悦選手)と仲良くなって面倒見てもらったり。

――久保さんが代表の時代はトルシエ、ジーコと外国人監督でしたよね。先日ハリルホジッチ監督が解任されて大きな話題になっていますが、やはり難しい部分はあるものなのでしょうか。

久保 人によると思いますけど、あると思いますね。僕もトルシエのときはしっくりこない変な感じでしたし。もちろんプロなんで、やることはちゃんとやりますけど。でも、当時はそう感じていましたけど、トルシエからは年に1回くらいは「最近はどうだ」なんて連絡がきますし、気にかけてくれてるんですよね(笑)

山田 トルシエは久保さんは好きな選手だったと思いますよ。覚えているのが、コンフェデレーションズカップの決勝でフランスと戦ったときです。後半で1点負けていて、交代枠があと1枚。ここでトルシエが送り出したのが久保さんだったんですよね。確かコンフェデでは初出場で「この場面で出すか!」という印象が残っています。すごく期待しているんだなと思いました。

久保 初出場でしたね。代表でまだ点も取っていなかったです。

山田 何かやってくれるという期待感があったんだと思いますよ。トルシエはよく久保さんをイジってたという話も聞きましたし。

久保 でもそれがイヤだったんだよね(笑)

一同 (笑)

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――ジーコ監督はどんな方だったんですか? やっぱりラテン系の明るい感じだったんでしょうか。

久保 その真逆ですね。物静かで、カッコよくて、本当にカリスマという感じ。あとサッカーがめっちゃ上手い(笑)。もっと教えてもらいたかったなと思う人です。

――監督時代でも衰えずにサッカーが上手かったんですか!?

久保 はい。僕が見てきたなかでは一番ですね。高校時代にジーコが出る試合も見に行ったりして、確かにうまかったんですけど、実際に近くでみるとこれほどなのかと。全然凄みが違うんですよね。

山田 ピッチレベルで初めてわかることってやっぱりあるんですね。

久保 その経験から、子どもにはもちろんテレビ中継も見ますけど、なるべく生で観せてあげたいなと思っていますね。

久保さんはガラケー派

――まだまだ久保さんの話をお聞きしたいところですが、時間が来てしまいました。最後に読者、サッカーファン、『サカつく』ファンにメッセージをお願いします。

久保 ゲームに関しては昔の知識で止まっていたんですが、見せていただいて「こんなことができるんだ」スゴイなと。遊んでみたいと久しぶりに思ったんですが、僕ガラケーなんですよね(笑)

一同 爆笑

久保 なので奥さんのスマホでプレイしてみようと思います。ぜひ皆さんも遊んでみてください。

プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルシミュレーション/スポーツ
メーカーセガゲームス
公式サイトhttp://www.sakatsuku.com/rtw/
配信日配信中
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