バンナムブースで配られているお面で刃牙ってみようとしたら気の毒すぎでとてもツッコめねェ感じになった【TGS2017】

どんな場面でも使える汎用性の高さ

時は2017年9月22日、すなわちTGS2日目、場所は幕張メッセ・ファミ通プレスルーム。諸君、私（さとるり）はいまこんな感じの気持ちである。

「マジかよ……」と汗だくだく。

というのもかれこれ1時間前、副編集長水永三代目から「バンナムで配っているお面で、なんか記事やって」と、非常にふわっとしたオーダーが飛んできたからだ。去年私がお面の記事を書いたから、“お面の記事を書く人”というイメージになってしまったせいだろうと思う。

しかし困ったことに、私は少年マンガにあまり明るくない。『グラップラー刃牙』も“刃牙”って書いて“バキ”って読むのが困難なくらい。

だから先ほどからこうして、TGSのプレスルームでどうやって記事を作ろうかと、お面とにらめっこしている。気分はセンシティブ。ああ、ルームから見えるTGSの会場がキラキラしていてとってもキレイ……。

思いつくことと言ったら、「こんなに何段階もベルトが調整できるんですよ、これなら小さいお子さまから大人まで被れます！」ってなことぐらい。

こんなことなら少年マンガもちゃんと読んでおくんだったな。でも、刃牙って男の子はたくさん出てくるけど、男の子同士でキャッキャウフフする作品じゃないからなあ。作画もなんか、“激しい”というか…….。

？？？「それは残念な発想ですねさとるりさん」

私「誰!?!?!?」

？？？「刃牙は、この男臭さがいいんですよ。男が拳で、頂点目指して戦っていくんすよッ！　こんなに熱いマンガはほかにないっすよッッ！　作画も迫力あるでしょ？　そう……男は一度は地上最強を夢見るもんなんです。このマンガには男のロマンがたっぷり詰まっているすよ……それをそういう腐った目線でしか見ずに読まず嫌いするなんて、さとるりさんあんた…気の毒すぎてとてもツッコめねェよ」

私「キャラが安定していないし、きっと勇次郎くんのキャラとはぜんぜん違うのだろうけど……でもいいこと言ってるッ！」

？？？「勇次郎を“くん”呼ばわりするな！　だが、さとるりさんも、語尾に“ッ”がついてきたのはいい傾向だ」

私「なるほど、最初はいがみあっていたふたりが、生身の体で触れ合い、友情、そこからの……（しばらく沈黙）……うん、そう考えるとこの筋肉隆々とした作画はすごくいいいッッッ」

？？？「きっとこの人、なんか違う目線で見てる……。マジかよ……」

バンナムブースはHall5

さて、いろいろと残念な感じになりましたが、いよいよ明日9月23日からはTGS一般日！

『刃牙』好きの方はぜひ、会場のHall6にあるバンダイナムコエンターテインメントのブースで、サンバイザーにもお面にもなるこちらをかぶってみてはいかがでしょうか。そしてTwitterのハッシュタグ、“#刃牙ってみた”をつけてみて、自慢のなりきり姿をつぶやいちゃいましょうッッッ！

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