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『FFBE』ブランドとして世界へ――“FFBE Fan Festa”を終えた広野・藤本両プロデューサーにインタビュー

2017-09-20 22:00 投稿

いろいろな形として『FFBE』を世界へ

『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』(以下、『FFBE』)グローバル版の1周年を記念して、2017年9月9日、台湾・台北の会場で、“FFBE Fan Festa”が開催された。今回の“FFBE Fan Festa”は、7月に行われたフランス・パリに続き、2都市目となる。

現地でイベントを終えた、『FFBE』プロデューサーの広野啓氏と、本作グローバル版のプロデューサーである藤本広貴氏を直撃。グローバル版について色々と話を聞くことができたので、そのインタビュー内容をお届け!

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『FFBE』プロデューサーの広野啓氏(写真左、文中は広野)と『FFBE』グローバル版プロデューサーの藤本広貴氏(写真右、文中は藤本)。

▼イベントの模様はこちら!

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――“FFBE Fan Festa”2都市目が終わってみていかがですか?

広野 足の裏が痛いです(苦笑)。

――演技とかじゃなくて、あれ本当に痛かったんですね(笑)。

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▲足ツボを受けながらダンジョンをクリアーする、という広野氏のチャレンジ。

広野 かなりゴリゴリやられましたからね。ちょっとイラっとしてしまったぐらい(笑)。

まあそんな思い出もありましたが、私たちはふだん、ユーザーさんと直接お会いすることがないので、顔を見て触れ合う機会は絶対に作る必要があると、このイベントで改めて思いました。

こうやって、“つながり”のようなものを深めていくことは、これからのゲーム作りにおいては、大事になってくるのではないかと感じましたね。

――1都市目はフランスでしたが、今回は台湾。また違ったものがありましたか?

広野 フランスと台湾の雰囲気は少し違ったものがありましたが、熱量の高さはどちらも負けないものを感じました。

藤本 フランスと台湾だと、ユーザーさんたちの表現の仕方が違うんですよね。パリのユーザーの方はわりと前に出てくるのですが、台湾の方は控えめ。だけど盛り上がるポイントというのは同じで、そういう国民性の違いのようなものを見られるのは楽しいですね。

このあとアメリカ、韓国と続きますが、すごく楽しみです。

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▲意見や要望を言いたくて、質問タイムに移ると積極的に手を挙げる台湾のユーザーたち。

広野 世界中に高い熱量を持ったユーザーがいるというのは、本当にゲーム屋冥利に尽きると思います。

藤本 うれしいことだよね。

――日本でも最近、リアルイベントを行うスマホゲームも増えてきましたが、海外までというのはなかなかないですよね。

広野 確かにそうですね。『ファイナルファンタジー』というIPである以上、世界中にお客様がいらっしゃるので、そこは積極的にやっていこうと思いました。

――世界を回るというのはけっこうたいへんですよね?

広野 たいへんですが、こういう機会って滅多にないので楽しいです。

いい汗のかきかたをしているというか。もともとやりたいと言ったのは僕ですから(笑)。周りからは「え~!? 本当にやるんですか~?」って言われながらも(笑)。

藤本 なんとかなったね(笑)。

広野 なりましたねえ。

藤本 世界に配信しているので、ユーザーさんは国も民族も単一ではないですが、ゲームの運営としてはどうしてもひとつの形でしかできない。

それでも成り立っているというのは、『FFBE』が『ファイナルファンタジー』の世界観を受け継ぐゲームとして受け入れられているから、なんて思いますね。

――歴代のキャラクターが再限度高く出てきて、なおかつオリジナルのストーリーもしっかりしている、というところが海外でも人気の要因になっているのでしょうか。

藤本 そうですね。開発者としてはそうだったらいいなって思っています。

『ファイナルファンタジー』の魅力はやはり物語だと思いますので、『FFBE』の物語も、『ファイナルファンタジー』らしい物語として受け入れられていたらいいなと思っています。

――日本版の『FFBE』には出てこない、グローバル版のオリジナルのユニットもけっこういますよね。

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▲イベント中もオリジナルユニットを見ることがしばしば。グローバル版には、かなりの数のオリジナルユニットがいるようだ。

藤本 やはりグローバル版のオリジナルユニットが出ると、ユーザーさんは盛り上がりますね。

――日本版では出さない、というのも何か理由があるのでしょうか?

藤本 日本版とグローバル版の運営は別なのですが、日本版をもとにグローバル版を作っているので、翻訳や仕様の調整で半年ぐらい遅れてしまうんですよね。グローバル版でも「日本で実装されているユニットはまだ?」と言う声もいただいてますし。

――イベントでも、アヤカの実装が発表されたときに盛り上がっていましたよね。

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アヤカの実装が発表された瞬間、会場が沸いた。

藤本 とくに今回のようなイベントに来ているようなみなさんは、日本版の情報をかなりチェックしているので、日本で評価の高いアヤカのことを知っていたんですよね。

どうしても、日本版をチェックしているコアなユーザーさんは、「日本版より遅れている」という印象を受けてしまうかと思います。それを完全に解消するのは無理にしても、グローバル版にしかない特別なものを提供することで満足度を少しでもあげたい、という気持ちがあります。

広野 ユニットだけでなくて、ハロウィンとかクリスマスとか、グローバル版でしかないイベントもありますね。

――そういうユニットやイベントは、日本版では実装されないのでしょうか?

広野 バランスが違うのでそのままの性能で入れることは難しいんですね。

ただ、このあいだ1周年記念で日本版でも数体ですがグローバル版のユニットを出したので、タイミングがあえば、と考えています。

藤本 グローバル版は単に日本版の移植ではないので、そこをすごく意識して運営しています。

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▲日本版で実装された、先日行われたグローバル版1周年記念ユニットたち。

――今回の台湾イベントで、おふたりが印象に残っていることはありますか?

広野 フランスで開催した時もそうだったのですが、子ども連れのファミリーとか、カップルで来ている方がいらっしゃって、それが本当にうれしかったですね。

コアなゲームファンはもちろんですが、それ以外の幅広い層に受け入れられているのが実感できました。ファミリーとか、カップルでも来てもいいゲームのイベント、という捉えかたをしていただけているのがうれしいですね。

会場はとても混み合いますので、小さなお子さまを連れていただくことは推奨はしていないのですが、どうしてもということでしたので自己責任という形で足を運んでいただきました。それだけ熱を持っていただいているのはうれしかったですね。

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▲さまざまな年齢層のユーザーたちが参加した。

――藤本さんはどうですか?

藤本 新情報ですごく前のめりになったり、広野が足をぐりぐりやられていた対決コーナーでは一生懸命応援していたりと、本当にみんな『FFBE』への愛が感じられて、うれしかったですね。

――振り返ってみますと、日本の1周年イベントのときの企画に比べ、けっこう大胆な企画が多かった気がしたのですが……。

▼日本版1周年の際のリポートはこちら

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藤本 海外でイベントをやる、と決まった時に、まず思い浮かべたのは西洋です。

彼らはノリがいいので、そのノリのいい方たちが盛り上がれるのは何かな、と企画を考えたんですよね。アジアの方は控えめな印象でしたが、今日は盛り上がっていただけてよかったです。

広野 あと、企画は、“言葉が通じなくてもおもしろいもの”というのを意識しました。

藤本 そうですね。どうしてもトークが中心の企画になると、通訳を挟むことでワンテンポ遅れてしまうので、ジェスチャーでもおもしろさが伝わるもの、という視点で考えました。

――次の“FFBE Fan Festa”は10月のアメリカ・ニューヨークですね。

藤本 そうですね。今回の対決は台湾なので足ツボでしたが、つぎはニューヨークならではのものを考えたいですね。ニューヨークの方にとっては、足ツボが痛いかどうかわからないと思うので。

広野 ホットドックの早食いとか……(笑)。

藤本 (笑)。こうやって国ごとにアピールのやりかたが違うのがおもしろいですね。ニューヨークはこのあいだ応募を締め切りましたが、平日開催なのに、かなりの応募がありましたよ。

広野 いちばんユーザーが多い国がアメリカなので、ニューヨークは700人以上のユーザーを入れられるようにしています。いままででいちばん大きい会場を使い、台湾の3倍ぐらいの規模で行います。まだその規模感を想像できないのですが、とても楽しみです。

――日本でも2周年のイベントが控えていましよね。

広野 グローバル版とは別物なので比較はしにくいのですが、生バンドによる演奏などを行う予定です。迫力たっぷりなので、日本の皆さんも楽しみにしていてください。場所については、去年3都市で開催しましたが、今回は秋葉原で、開催することになりました。

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▲生演奏は、ぜひ実際にその場で聴いてほしい迫力!

――日本版のプレイヤーも、もうすぐ楽しめるということですね。グローバル版は1周年を迎えましたが、今後の展開を教えてください。

藤本 グローバル版ならではの機能なども追加して、よりグローバルのユーザーのプレイスタイルにあったものを提供できる環境にしていきたいなと思います。

グローバル版はコンテンツの消費速度が速いので、そこを補っていくことと、“他人と遊ぶ”というのを重視している方も多いので、人と遊ぶ”要素を提供できないかな、と思っています。

あとは、“グローバル版”とひとくちにいっても、色々な国があるので、どこに照準をあてるのかはむずかしいのですが、各国のイベントは入れていきたいな、って思いますよね。

――広野さんから見たグローバル版はいかがでしょう?

広野 グローバル版の仕様に関しては僕もチェックはしているのですが、プレイが追いついていないので、そこをもう少しやりこみたいなと思っています。日本版はけっこうハードにやりこんでいるのですが、グローバル版はそこまでの域ではないので。

――コアプレイヤーでないと分からないことってたくさんありますもんね。

広野 運営の時間がたてばたつほど、プレイ時間が長ければ長いほど、不満に思うことって出てくると思うので。日本の方にもぜひグローバル版をプレイしてもらえたらなあと思いますが、いまはまだそれが難しいので、いずれ触っていただく機会を作れたらと思います。

――日本版でも、2周年に向けて、いろいろと仕込んでいるようですが……?

広野 それでいうとつい先日、Facebookのインスタントゲームを配信しました。グローバル向けに作られているので英語なのですが、『FFBE』の雰囲気が分かるような作りになってます。

これをきっかけにFFBEという作品に触れていただき、一人でも多くの方に本編を遊んでもらいたいという施策となります。

▼Facebookで遊べる『FFBE』

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広野 スクウェア・エニックスとしては初めてのインスタントゲームとなります。

Facebookさんが持つ圧倒的な数のユーザーさんに向けて展開できたのは喜ばしいことですね。『FFBE』を知らないユーザーさんに届けたいです。

これからは、『FFBE』というブランドとして根付かせたいという思いがあります。『FF』ブランドは30年も続く大きなブランドですが、『FFBE』をブランドとして根付かせるために、横のつながりを積極的に広げていこうと考えています。

藤本 言語に関しても、いま6言語で展開していますが、広げていきたいと思っています。

僕はスマホの『FF』シリーズの売り切りアプリにも携わっていたのですが、『FFIV』『FFV』、『FFVI』で12言語対応しているので、そこを越えていきたいというものあります。

スマホということもあり、世界のどこでも遊べるので、より世界に根付くといいなと思っています。

広野 今回はグローバル版についてのお話になりましたが、もちろん日本版でも色々と仕込んでいますので、皆さんにとっても嬉しいニュースをお届けできるようにします。

日本の2周年記念ファン感謝祭は9月30日まで応募できるので、まだの方はぜひ応募してくださいね。

――本日はありがとうございました。

⇒『FFBE』2周年記念ファン感謝祭の詳細はこちら

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ILLUSTRATION:©2014, 2015, 2016 YOSHITAKA AMANO

ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG
メーカースクウェア・エニックス
公式サイトhttp://www.jp.square-enix.com/FFBE/
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