格ゲーマーによるガチ対決勃発!?『ミリオンアーサー アルカナブラッド』ステージ【超会議2017】

2017-04-30 21:54 投稿

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【超会議2017情報まとめはこちら】

白熱のトーナメント戦が幕を開ける!

2017年4月29日~30日に幕張メッセで開催中の“ニコニコ超会議2017”。

4月30日の14時からは、スクウェア・エニックス初の2D格闘ゲーム『ミリオンアーサー アルカナブラッド』(以下、『MAAB』)のスペシャルイベントが開催された。

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今回のステージイベントには、『MAAB』プロデューサーの琢磨尚文氏のほか、格闘ゲームの全国大会で好成績を残してきた屈指の格闘ゲーマー(以下、格ゲーマー)たちが集結。

ファミ通Appではおなじみのケンちゃんのほか、4GamerのT田氏、ゲームを最大限に楽しむ集団”ゴジライン”のコイチ氏、さらにはスクエニ社員ながら実力派格ゲーマーである三宅氏の計4名がステージ上で熱い戦いをくり広げた。

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▲(写真左から)琢磨P、T田氏、コイチ氏、ケンちゃん、三宅氏。

出演者略歴

【ケンちゃん】
『ギルティギアX』、『KOF マキシマムインパクト2』全国大会優勝者。ファミ通Appではスマホゲームライターとしても知られる。
【T田氏】
『恋姫演武』の”天下夢想杯”優勝者。『アルカナハート』をはじめ、エクサム制作のゲームでは全国ベスト4などの成績を残している。(※『MAAB』はエクサムのスタッフによって結成されたチームアルカナが制作)
【コイチ氏】
さまざまな格闘ゲームで名を馳せるマルチ格ゲーマー。『ギルティギア』シリーズのトッププレイヤーとして有名なほか、第3回TOPANGAチャリティーカップ『スーパーストリートファイター4』優勝という実績も持つ。
【三宅氏(通称:ケンちゃん)】
ドワンゴ主催の”企業対抗戦”第1回(『ウルトラストリートファイターIV』)、第4回(『ストリートファイターV』)大会優勝。スクエニe-sports部の代表でもある。

「(『MAAB』は)懐かしさが感じられる斬新なゲームシステムが魅力」(コイチ氏)

出演者全員が事前にプレイ済みということもあって、イベント開始早々に「『MAAB』は格ゲーマー的にどうでしたか?」という質問が琢磨Pから出演者に投げかけられた。

これに対してコイチ氏は「最近の格闘ゲームでは珍しい斬新なシステムが印象的でした。ダメージも高くて、技の判定も広い。あとアシストを使った立ち回りとかは奥深い要素ですよね。少し前の格ゲーっぽい懐かしさも感じました」と、好印象な様子

するとT田氏は「ドットが綺麗でキャラがかわいい!」とこちらも高評価。ケンちゃんも「Aボタン連打で技が出たりして、格ゲー初心者でも非常に入りやすい」とコメントし、総じて高評価を得ていた。

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▲コイチ氏。

上級者向けの属性攻撃に関する解説も

琢磨Pが「今回は格ゲーマー向けのイベントなので、少し濃い目の話をします!」と前置きして話し始めたのが、本作に搭載された“属性攻撃”に関する説明。

『MAAB』には炎、氷、風の3属性が存在、キャラクターやサポート騎士(=アシストキャラ)ごとにいずれかの属性が備わっている

キャラの場合は通常攻撃とは別で“属性攻撃”があり、属性攻撃を発動すると、属性ごとに以下の効果を得られる。一方サポート騎士を召喚する”騎士召喚”の場合は、サポート騎士の攻撃に属性が付与されている。

属性攻撃の効果

炎属性:スリップダメージ(=攻撃が当たった後に+αのダメージが加わる)
氷属性:相手のよろけ時間が延長
風属性:攻撃が当たると自分の体力が回復する

属性攻撃単体でも効果を得られるが、「じつは属性攻撃を連続で行なうと、より大きな効果が得られるんです」と琢磨P。

例として紹介されたのが、炎属性から氷属性につなぐ“対属性のコンボ攻撃”。炎属性と対になっている氷属性を発動すると、氷属性の効果である相手のよろけ時間が延びる等の恩恵を得られるようだ。

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▲対属性でのコンボが成立すると、画面左に”COUNTER(カウンター)”と表示されてエフェクトにも変化がある。

また同属性の属性攻撃でコンボをつなげた場合は、ダメージに補正が掛かるシステムも内包されているとのこと。今回は炎属性⇒炎属性の“同属性コンボ”が披露された。

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▲画面中央に赤文字でBONUS×1.20″と表示されているとおり、同属性コンボが成立するとダメージに補正が掛かる。

キャラクター固有の属性攻撃はもちろんだが、前述したとおり騎士召喚の攻撃にも属性が備わっているのが本作の特徴。

騎士召喚時の攻撃は、コンボの合間に挟むことで自キャラの行動をキャンセルできる

そのため高頻度で騎士召喚を使うことになるので、コンボの合間で召喚するサポート騎士の属性も考えておくことが重要になるのだ。

コスト別の騎士召喚でキャンセル可能な領域

1コストD含む通常技のみキャンセル可能
2コスト必殺技までキャンセル可能
3コストゲージ技もキャンセル可能
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▲ロケテスト版では固定のサポート騎士が設定されているが、正式稼動時には自由にサポート騎士を組み替えられるようになるとのこと。

一見難解に見えるこの属性攻撃の概念。琢磨Pはサポート騎士のことを考慮してこのシステムを組み込んだのだという。

元来格闘ゲームにおけるアシストキャラは、最強の組み合わせが決まってしまうと以降は固定のアシストキャラばかりが使われてしまうもの。

だが琢磨Pによると「『MAAB』だとキャラとサポート騎士それぞれに属性があるので、キャラの属性によってはサポート騎士の組み合わせも変化させる必要があります。なので最低でもキャラ数分はサポート騎士のバリエーションが出るんです」といったように、属性攻撃の概念が入ったことで、サポート騎士の組み合わせの固定化を回避しているのだという。

格ゲーマーどうしのガチンコバトルが勃発!

イベントの途中では、著名な格ゲーマーでもある出演者たちによるトーナメント戦も催された。

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▲イベント終盤には大勢のギャラリーが詰めかけていた。

優勝者賞品は、なんと『ミリオンアーサー』のグッズとしておなじみの”ししゃもパーカー”。

琢磨Pからは「『ミリアサ』グッズっていつもすぐ完売しちゃうんですが、ししゃもパーカーはめっちゃあまってるんですよ(笑)」という在庫処理感がすさまじい発言も飛び出し、会場の笑いを誘った。

ちなみに本大会のルールは、予選が2本先取制で、決勝戦だけが2試合先取制。試合中はサポート騎士によるキャンセルからのコンボ、限界突破(リミットブレイク)によるコンボカットといったテクニックがつぎつぎと飛び出していた。

1回戦 第1試合:ケンちゃん(アーサー -剣術の城-)vs三宅氏(ゼクス・ジークフリード)

勝者:ケンちゃん

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1回戦 第1試合はケンちゃんvs三宅氏。三宅氏は格闘ゲームの大会では”ケンちゃん”と名乗っており、まさにケンちゃんどうしの対決となった。

ケンちゃんが使用する”剣サー”は攻撃力も高く、飛び道具も持ち合わせた王道中の王道キャラ。一方の三宅氏が使用する”ゼクス”は飛び道具吸収なども持ち合わせたトリッキーな動きが魅力のキャラである。

お互い1本ずつ取り、最終セットへ移行。最終セットでは、序盤こそ劣勢だったケンちゃんが”超必殺技⇒サポート騎士キャンセル”でコンボをつなぎ、ラストはコマンド投げでフィニッシュ。2本先取して決勝戦へと駒を進めた。

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▲コスト3のサポート騎士だと超必殺技のキャンセルができることから、ケンちゃんは超必殺技発動後にサポート騎士を召喚する(=クーホリン)コンボを多用していた。

1回戦 第2試合:コイチ氏(盗賊アーサー)vsT田氏(ビスクラヴレット)

勝者:コイチ氏

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スピードキャラどうしの戦いということもあり、お互いに距離を保ちつつ一発が入るタイミングを読み合う流れに。

T田氏が使うビスクラは、ジャンプDの攻撃が強いと評判のキャラ。だが攻撃中に無敵効果があるわけではないため、そこのタイミングをうまくついて対処していくコイチ氏。

コイチ氏は、琢磨Pをして「これは難しいコンボです!」と言わしめる”盗賊アーサーのコマンド投げ⇒着地タイミングに合わせた超必殺技⇒サポート騎士でキャンセル追い討ち”を披露して2連続で勝利を収めた。

 
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▲コマンド投げの落下ポイントに合わせて、下段に超必殺技を当てる高難度テクニック。

3位決定戦:T田氏(ビスクラヴレット)vs三宅氏(ゼクス・ジークフリード)

勝者:T田氏

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1回戦で負けたT田氏と三宅氏の対決。ケンちゃんから「4Gamerとしての意地があるのでは?」と煽られたT田氏は「エクサムゲーマーとしてのプライドがあるんだよ!」と意気込みを見せる。

1勝1敗の接戦の後、最終セットでT田氏がパーフェクトゲームで勝利を収めた。

決勝戦:コイチ氏(盗賊アーサー)vsケンちゃん(アーサー -剣術の城-)

優勝:コイチ氏

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「負けたら一生「あのとき勝ったし」って言われるから絶対に負けたくない!」(ケンちゃん)「第1回大会で勝つことは大事なんですよ!」(コイチ氏)と、試合前からやる気十分の両者。

1試合目は緊張からかケンちゃんの動きが固くなっていたこともあって、コイチ氏が連続で2本先取。

続く2試合目では「剣サーらしい動きになってきた」と琢磨Pが評するとおり、肩の力が抜けたケンちゃんが1勝1敗の接戦を制して試合は最終戦へと持ち込まれた。

最終戦では、あわやケンちゃんの勝利かと思われたが、コイチ氏が華麗にコンボを決めて2試合先制。コイチ氏が優勝を手にした。

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▲序盤優勢だった最終戦にて、最後の最後で小足を連発して勝利をもぎ取ろうしたケンちゃん。だが勝利の女神はコイチ氏に微笑む結果となった。
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▲優勝賞品のししゃもパーカーを手に入れたコイチ氏。「これを着てゲーセン行きます!」と喜びを噛み締めていた。

エキシビジョンマッチ:琢磨P(ゼクス・ジークフリード)vsコイチ氏(盗賊アーサー)

勝者:コイチ氏

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エキシビジョンマッチとして、琢磨Pとコイチ氏による対戦が実現。

「僕も対戦はあんまやってないですから」と負けたときの保険をかける琢磨Pに対して、コイチ氏も「対戦のときにゼクスを使う人がいなかったので……」とお互いに保険をかける展開に。

ゼクスは飛び道具を吸収するため、盗賊との相性は抜群。だが動きの大振りなゼクスに対して、スピーディーな盗賊が試合をリードする形となった。

序盤からコイチ氏が華麗にコンボを決めて1勝。だが続く2戦目では琢磨Pが22コンボもつないで1勝取り返す展開に。最終戦ではコイチ氏が琢磨Pを下し、現時点での最強の座をたしかなものにした。

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▲弱酸型エルは、自キャラが空中にいても地上に落下した敵を攻撃できるサポート騎士。琢磨Pは”空中コンボ⇒落下した敵を弱酸型エルで追い討ち⇒よろけ中にふたたびコンボをつなぐ”ことによって、22コンボまでつなぎきった。

7月に北海道で無料体験会開催決定

先日東京・大阪・福岡で開催された無料体験会が、7月に北海道で開催されることも発表された。

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▲北海道”は”とあるように、北海道以外の場所でも同時開催される可能性があるとのこと。また実施店舗は未定。

▼前回の体験会の様子はこちらの記事で

1i【動画あり】店舗間ネット対戦はラグなし!? 『ミリオンアーサー アルカナブラッド』体験会リポート

さらに7月の無料体験会では、現存する4キャラ(剣サー、盗賊、ビスクラ、ゼクス)のほかに「1キャラは確実に増やします。もう1キャラも間に合えば増やしたいです」(琢磨P)といった驚きの発言も飛び出した。

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最後に琢磨Pは「格闘ゲームはめちゃめちゃ面白いです。最初の敷居が高いと思う人もいるかと思いますが、『ストリートファイター』ブームがきたように、まだまだ格ゲーには高いポテンシャルが秘められていると思っています」とコメント。

続けて「北海道出身者としては、地方だと対戦相手がいないという悲しみを身をもって感じています。『MMAB』にはネット対戦も備わっていて、遅延も同じ地域で1フレーム、東京-福岡間でも1~2フレーム程度なので、地方の方でも全国の猛者と戦える環境になっています。あと、いずれは全国大会も開く予定です!」と、自身の体験談を交えながら、本作のネット対戦の強みをアピールした。

そんな琢磨Pのコメントに、出演者の4名からも「格ゲーマーらしいコメント!」「熱い男だ!」と絶賛の声が挙がった。

今後はひとり用のストーリーモードやトレーニングモードも入る予定であるという『MAAB』。2017年秋の稼動を楽しみにしたい。

なお、本作の新情報やシステム面での深い話は、琢磨PのTwitter上でも適宜ツイートされるとのこと。本作を楽しみにしている格ゲーマーはチェックしておこう。

琢磨PのTwitter
琢磨Pインタビュー記事

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