【動画あり】『ミリオンアーサー アルカナブラッド』は格ゲーマーも唸る正統派2D格ゲーだった(コマンドリストあり)

2017-02-10 21:43 投稿

格ゲーライター・ケンちゃんも大満足

2017年2月10日~12日に千葉・幕張メッセで開催中のジャパン アミューズメント エキスポ2017(以下、JAEPO 2017)。

同イベントのスクウェア・エニックス/タイトーブースにて、『ミリオンアーサー』シリーズ初となるアーケード向け2D格闘ゲーム『ミリオンアーサー アルカナブラッド』(以下、『MAAB』)の試遊出展が行なわれた。

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すでに先日開催されたリアルイベント”御祭性ミリオンアーサー”(以下、御祭性)で基本情報は発表されているので、ここでは実際にゲームをプレイしたインプレッションをお届けする。

さらに会場にて、本作プロデューサーである琢磨尚文氏へのインタビューも実施。そちらは後日別記事にて公開予定なのでお楽しみに。

御祭性で発表された『MAAB』情報まとめ

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▲『MAAB』の試遊台はこのタイトーブースの裏手にある。一見分かりづらいので、明日以降参加する人はお気をつけて。
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▲ゲームをプレイしてアンケートに答えると、御祭性でも配布されたNESiCA用ステッカーのプレゼントも。

『MAAB』は格ゲーフリークでなくても楽しめる正統派格ゲー

まず最初に伝えておくと、記者の格闘ゲーム知識は一般レベルである。中学・高校生時代に『ギルティギア イグゼクス シャープリロード』をちょこちょこプレイしていたぐらい。

それこそ後ほど登場する格ゲーライターのケンちゃんと比較したら、乳飲み子みたいなものだ(※ケンちゃんは『ギルティギアX』と『KOF マキシマムインパクト2』の全国大会で優勝歴がある)。

そんな”格ゲー経験はあるけど、あまり上手ではない”自分にとって、『MAAB』の操作性はドストライクだった。

格ゲーにおけるお約束とも呼べるコマンド入力(俗に言う”波〇拳コマンド”、”昇〇拳コマンド”)が用意されつつも、弱⇒中⇒強の順にボタンを押すだけでコンボが決まったり、ワンボタンで技が発動できたりと初心者向けのシステムも内包。

格ゲーらしい遊び応えと手軽さが同居した本作は、自分のように”格ゲーは好きだけど、あまり得意ではない人”にこそオススメしたい一作である。つまり『ミリアサ』が好きで、格ゲーになじみのない人にはうってつけなのだ。

前口上が長くなってしまったが、ここからは試遊版で得られたシステムの情報を紹介していきたい。

試遊版で判明したゲームシステム

『MAAB』では、全部で4つのボタンを使用する。ボタンの詳細は上段左からAボタン(弱攻撃)、Bボタン(中攻撃)、Cボタン(強攻撃)、下段のDボタン(属性攻撃)となる。

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弱中攻撃ボタンの同時押しで攻撃回避ができたり、Dボタンと攻撃ボタンの同時押しでキャンセル(正確には因子ゲージの限界値をあげる”限界突破-リミットブレイク-“のこと。攻撃を受けている際に発動すると敵の攻撃をキャンセルできる)ができたりと、格ゲーらしいポイントもちらほら。

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ちなみに今回の試遊版では、御祭性で披露されたものと同様に”アーサー -剣術の城-“(以下、剣サー)、”盗賊アーサー”(以下、盗賊)の2キャラクターを使用できた。

両キャラクターをプレイした所感としては、剣サーがオールラウンダータイプ、盗賊は身軽さとトリッキーな技を駆使したスピードタイプといった印象。

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▲安定した使いやすさがあるので、まずはじめは剣サーをプレイしてみるのがオススメかも。
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▲御祭性でも披露されたカラーチェンジも可能。
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▲両キャラクターのスキルコマンドリストがこちら。

また本作の醍醐味ともいえる”サポート騎士”も、予め用意されている3種類から選択できる。

サポート騎士とは、『ミリオンアーサー』シリーズおなじみのキャラクターをバトル中に呼び出して敵を攻撃する必殺技のこと。

弱酸性エルならおなじみの”ナイちん”で敵を攻撃したり、クーホリンなら空中から敵にめがけてゲイボルグを投げつけたりと、キャラクターになじみ深いアクションをしてくれる。

サポート騎士を呼び出すにはコストが必要で、コストはバトル中の時間経過で貯まっていく。消費するコスト量はサポート騎士ごとで異なるが、現状存在するのは1~3コストまで。プレイヤーはコストを5まで貯められるので、コスト残量を見てどの騎士を呼び出すかを選択していく。

以下の画像を見てもらえば分かるように、発動コマンドは下⇒左斜め⇒左までが共通。あとは騎士ごとに割り振られたA・B・Cボタンを押して選択召喚する仕組みだ。

■選択できるサポート騎士のセット

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▲フェイ(コスト1)、傭兵アーサー(コスト2)、クーホリン(コスト3)のセット。
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▲リーフェ(コスト1)、アーサー -技巧の場-(コスト2)、ウアサハ(コスト3)のセット
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▲弱酸性エル(コスト1)、アーサー -魔法の派-(コスト2)、ガラハッド(コスト3)のセット。

写真だけだと伝わりづらい部分もあるので、ここからは映像で『MAAB』の様子をお届けする。

プレイしてくれたのは、偶然JAEPO 2017会場に来ていたケンちゃん(Twitter)。タイムぎりぎりまで操作感を入念にチェックしているその姿は、いつものケンちゃんじゃな~い(「いつものママじゃな~い」みたいな)、格ゲーマーの目をしていた。

格ゲーといえば、上級者のレベルがとてつもなく高いイメージが定着しており、初心者が新規参入しにくい印象すらある。

『MAAB』が正式稼動された際にも、きっとそんな天上人たちが登場することだろう。だが純粋に『ミリオンアーサー』が好きで、格ゲーはやったことがないけど『MAAB』をプレイしたいと思う人に対する敷居は、間違いなく低いと断言できる。

今回の実機プレイを通じて、御祭性で映像を見たときから心の中にあった「格ゲーと言いつつも、コマンドがやたら簡単なゲームなのかなぁ……」という疑念も払拭された。

『ミリオンアーサー』ファン、格ゲーファンから注目を集めている『MAAB』は、昨今の格ゲーと遜色ない、正真正銘の2D格ゲーだったのだ。

『ミリオンアーサー』のプライズも展示!

今回のJAEPO 2017における『ミリオンアーサー』関連展示は『MAAB』だけではない。

『MAAB』の試遊台のある場所から50mほど離れた場所にある、”プライズフェア”エリア内のタイトーブースにて、『ミリオンアーサー』シリーズのプライズ展示も行なわれている。

そこにはTシャツ2種、音声が出る”ボイスマスコット”2種が展示されていた。

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■Tシャツ(盗賊アーサー.ver、大納言エル.ver)

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▲背面にはウアサハもプリントされる予定。
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■ボイスマスコット(弱酸性エル、弱酸性ウアサハ)

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▲弱酸エルはおなじみの「ナイスちんちん!」を叫ぶ模様。弱酸ウアサハはやっぱり「ぴょんぴょん?」

■大きなマルチクロス

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▲こちらは参考展示こそなかったが、こういったスマホと親和性の高いグッズもプライズ化するようだ。

※『MAAB』は開発中のものです。
※プライズは監修中につき、画像と商品とは多少異なります。

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