今年No.1のゲームとは!? The Game Awards 2016のモバイルゲームノミネート作品をチェック!
2016-12-01 23:46 投稿
2016年、ゲームの頂点に立つのは!?
現地時間2016年12月1日(日本時間12月2日)、アメリカのラスベガスにて、“The Game Awards 2016”(以下、TGA)の受賞作品発表が行われる。
TGAとは、全24部門と、その中でももっとも優れた作品に贈られるベストアワードで構成される賞。IGNやGameSpot、ファミ通など、全世界のゲームメディアが投票に参加しているほか、ファン投票により選ばれる部門も存在する。
YouTubeのライブストリーミングが4K対応で高画質に! “The Game Awards 2016”は4K生放送
ここでは、12月1日に控えた受賞作品発表を前に、2014年、2015年のモバイルゲーム部門の内容と2016年のノミネート作品を確認しよう。
2014年 モバイルゲームアワード
一昨年2014年のTGAは大賞であるGame of the Yearに『ドラゴンエイジ:インクイジション』が選出された年。コアなPCゲーマーや往年のPCゲーマーにはメジャーなファンタジーRPGタイトルだ。
閑話休題。この年、日本のモバイルゲーム市場は『ファイナルファンタジー』シリーズを生んだ坂口博信氏率いるミストウォーカー初のスマホ向けRPG『テラバトル』の登場に沸き、今もなお隆盛を続ける『白猫プロジェクト』、『乖離性ミリオンアーサー』が着目された年であった。
このほかにも『ケイオスリングス3』、『実況パワフルプロ野球』、『消滅都市』、『新宿ダンジョン』など、ヒット作品が多く登場した2014年。この年、世界的なアワードにノミネートされたのは何だったのだろうか? 確認しよう。
【受賞作品】
『ハースストーン』
【ノミネート作品】
『ブレイブリーデフォルト』
『Monument Valley』
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』(英名『Super Smash Bros. for Nintendo 3DS』)
『Threes』
大賞を含むノミネート作品のうち、スマートフォンゲームが3タイトル。ここからも、2014年にはスマートフォンゲームがちゃんとゲームとして受け入れられていることがわかる。
『ハースストーン』は、言わずもがなメジャーもメジャーなカードゲーム。現代のオーソドックスなTCGルールの骨子を作ったとも言えるタイトルだ。
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Monument Valley
『Monument Valley』は、だまし絵のような世界を冒険するパズル&アクションゲーム。その不思議な世界観と、たびたび訪れる驚きの展開に、日本国内でも話題になった。
幻想世界の視覚トリック『Monument Valley』おもしろすぎて一気にクリアーしてしまった
Threes
『Threes』は、日本ではそこまで話題にならなかったが、シンプルな構造から生まれる謎の中毒性で、世界的人気タイトルとなったパズルゲーム。“一生遊べるゲーム”と評されることも多く、今でもプレイしている人は大勢いることだろう。
地味すぎるパズル『Threes!』がスルメゲーでヤメられない
2015年 モバイルゲームアワード
では、2015年の受賞作品はどのようになっているだろう? たった1年前とは言え、振り返ってみれば「あれって去年のことだっけ?」となる人もいることと思う。
ちなみに、この年の大賞Game of the Yearを受賞したのは『ウィッチャー3 ワイルドハント』。日本でもコンシューマー版がリリースされたことで着目を浴びた作品だ。
そのほか大賞のノミネート作品には『メタルギアソリッド5: ファントムペイン』、『スーパーマリオメーカー』、『フォールアウト4』、『ブラッドボーン』とよく知る名前が並んでおり、日本メーカー製タイトルの豊作年だったことがわかる。
では、そんな年のモバイルゲーム部門はどのような調子だったのだろう?
【受賞作品】
【ノミネート作品】
『Downwell』
『Fallout Shelter』
『モンスターハンター 4G』(英名『Monster Hunter 4 Ultimate』)
『Pac-Man 256』
全ノミネート作品、5作品中4本がスマートフォンゲームという、スマートフォンゲームの力を感じさられた2015年。この年、日本市場では『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』、『あんさんぶるスターズ!』、『星のドラゴンクエスト』などの話題を多く目にした。
そのほかにも『モンスターストライク』のアニメ化や『城とドラゴン』のテレビCMなど、マルチメディアでの話題性もあった昨年。そんな群雄割拠の中、ノミネートに至ったスマートフォンゲームは『モンスターハンター 4G』を除く4タイトルとなる。
Lara Croft GO
『Lara Croft GO』は、『トゥームレイダー』シリーズのスピンオフとなるタイトルで、シリーズの特徴である遺跡探索をテーマとしたターン制アクションパズルとなっている。シリーズ自体がアドベンチャー(冒険)要素の強いもので、とくに海外からの人気が高い。本作もそれに準ずる形で欧米諸国からの熱い支持を受けている。
『トゥームレイダー』がターン制パズルに!?『LARA CROFT GO』
Downwell
個人クリエイター作品『Downwell』がノミネートされたのはモバイルゲーム部門ならではの光景。日本でもたくさんの話題を生んだ本作だが、世界的な評価も高い。個人開発のスマートフォンゲームタイトルが、世界的な人気を受けてさまざまなプラットフォームに移植されていったというは驚きのひと言。
井戸落ちっぱなしアクション『Downwell』がおもしろくて2時間遊びっぱなし
Fallout Shelter
『Fallout Shelter』は、ベゼスタの人気IP『Fallout』シリーズのスピンオフ。本作は同年のE3でシリーズ最新作『Fallout 4』の発表と同時にアナウンスされたタイトル。また同じタイミングで発表された、『Fallout 4』との連動アプリ『Fallout Pip-Boy』なども存在感を示しており、ベゼスタのカンファレンスで凄まじいインパクトを受けたのはいまもしっかりと覚えている。
地下シェルター“Vault”を管理する『Fallout』のスピンオフ作品『Fallout shelter』
Pac-Man 256
世界で人気のパックマンがスマートフォンに登場するという衝撃は世界共通のものだったようだ。とくに英語圏からの人気が強いパックマン。『Pac-Man 256』も同じく海外人気のほうが高いようで、その人気を受けてか、本作はSteamにPC版が登場している。
ハイスコア狙いがアツすぎて止まらない!『PAC-MAN 256』
こうしてそれぞれを思い返してみると、当時のことがいろいろ思い出される。あれからもう1年と考えると、時の流れの速さを痛感してヒザを抱えたくなるが……。なんとか気を取り直して今年のノミネート作品もチェックしてみよう!
今年のノミネート作品をチェック!
今年は『シャドウバース』の登場、『グランブルーファンタジー』の活躍というサイゲームスが強かった印象。そのほかにも『ポケモンGO』が社会現象となったり、任天堂初のスマホタイトルとなる『Miitomo』の登場や、アニメ『おそ松さん』関連のアプリが各種リリースされたり、VR関連のアプリが増えたりと、やはりニュースに事欠かない1年だった。
そんな中、見事モバイルゲーム部門ノミネートまでこぎ着けた作品は以下の通りとなる。
【2016年 ノミネート作品】
『クラッシュ・ロワイヤル』
『ファイアーエムブレム if』(英名『Fire Emblem Fates』)
『モンスターハンター X』(英名『Monster Hunter Generations』)
『ポケモンGO』
『Severed』
ポケモンGO
『ポケモンGO』のノミネートは“やはり”と言うべきか。北米で先行リリースされ「北米で大人気!」という宣伝文句をひっさげての日本上陸、そこからの火の付きかた、社会現象になるまでの流れはいまも記憶に新しい。個人的には、『ポケモンGO』の速報を出すため、ほぼ寝ずに、数日間マーケットに張り付いていた知り合いの顔もセットで思い出されるタイトルだ。ゲーム内容などは今更記述する必要もないだろう。
クラッシュ・ロワイヤル
『クラッシュ・ロワイヤル』は、前作『クラッシュ・オブ・クラン』も世界的なヒットを遂げたスーパーセルのタイトル。キャラクターは前作からそのままに、カードデッキを使用するタイプのRTSへと、前作から華麗な変身を遂げている。
Severed
『Severed』は、プレイステーションVitaで登場し、その後iOS版へと移植されたタイトル。隻腕の少女サーシャを操作し、生ける剣と化した片腕とともに、消えた家族を探す旅に出るアクションRPG。タッチとスワイプで行われる操作はどれも爽快。戦略性も十分にあり、かなりコアな遊びかたもできる良作だ。
さて、モバイルゲーム部門にノミネートされたスマートフォンゲームはこの3つ。ほかふたつも含めて、どのタイトルが受賞してもおかしくないものが並んでいる。果たして何が栄冠を勝ち取るのか、今から気になるところだが、受賞作発表までは後少し。Game of the Yearも含めて、どのタイトルが各賞を受賞するのか予想しながら過ごすのもいいだろう。
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