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ネクソンの新作はハクスラ系アクションRPG!『ダンジョンストライカーG』開発者インタビュー

2016-10-01 12:00 投稿

韓国発のド派手アクションが日本上陸!

ダンスト_キービジュアルs

韓国で大人気のハック&スラッシュタイプのPC向けアクションRPG『ダンジョンストライカー』が、この秋スマートフォン向けで日本に上陸する。

ローカライズをするにあたり、『メイプルストーリー』などを手がけるネクソンと強力タッグを組み、日本好みの新要素を続々注入。その結果、完全新作タイトル『ダンジョンストライカーG』として産声をあげたのである。

今回は、配信に先駆けて韓国より来日した、本作のプロデューサーであるEYEDENTITY GAMESのファン・インチョル氏と、同社所属の本作ディレクターであるイ・ジヨン氏に話を伺ったときの模様をお届けする。

(写真左から)ファン・インチョル氏、イ・ジヨン氏

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日本向けで多数の新要素を導入

――今回、日本でスマホアプリ『ダンジョンストライカーG』が配信されることになりました。韓国ではすでにPC向けに『ダンジョンストライカー』が配信されていますが、いわゆるスマホ移植タイトルになるのでしょうか?

イ・ジヨン氏(以下、イ) 『ダンジョンストライカーG』は、PC版の『ダンジョンストライカー』をベースにしつつも、多くの新要素を追加した完全新作タイトルになります。とはいえ『ダンジョンストライカー』のアイデンティティである”ハック&スラッシュ”は、スマホでも存分に楽しめるようになっていますよ。

ファン・インチョル氏(以下、ファン) スマートフォンで配信するにあたり、PC版では複雑だったシステム周りもシンプルにして、キャラクターの成長や育成をより手軽に行えるようにもなっています。ユーザーが自分のお気に入りのキャラクターを育てて、いっしょに戦う楽しみが新たに生まれています。

DSG_戦闘

――先ほど”多くの新要素が追加された”とおっしゃっていましたが、具体的にはどのようなものがございますか?

 大きなところですと、ストーリー、神兵、バトルの演出などですね。

――ストーリーもですか!?

ファン 『ダンジョンストライカー』ではアクションゲームとしての側面を強く押し出したかったこともあり、ストーリーそのものに力を入れていませんでした。おそらく日本のゲームでは重厚なストーリーが存在するものがほとんどだと思いますが、韓国ではストーリーが充実していないゲームも多いんです。

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――そんな『ダンジョンストライカーG』で新たに追加されたストーリーの内容についてご紹介いただけますか?

ファン 神の力を宿す “生命樹”と、それを滅ぼそうとする“死滅樹”の対立を描くお話になっています。広大な大陸ルミナを舞台に、神から力を授かった主人公は、神の兵士である“神兵”を従 え、大陸全土に広がる闇の末裔を倒していく壮大な物語が紡がれていきます。

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 ちなみに『ダンジョンストライカーG 』の“G”は、神を意味する“GOD”のGでもあります。神から力を授かったプレイヤーキャラクターと、神の兵士である神兵。クエストをクリアーするにつれて、両者の関係性に隠された謎も把握できるようになっていますよ。

――ストーリーにおいても重要な役割を担う”神兵”ですが、ゲーム中ではどのような存在なのでしょうか?

ファン 神兵は、自分といっしょに戦ってくれるNPCキャラクターになります。『ダンジョンストライカー』ではプレイヤーキャラクターひとりだけでクエストに挑んでいましたが、『ダンジョンストライカーG』ではクエストに神兵を複数人連れていくことができます。外見はもちろん、属性やスキル、能力、パラメーターが神兵ごとで異なっているので、マルチプレイやボス戦などでは、どの神兵でパーティーを組むのかが重要になります。神兵の登場によって、戦術的な楽しさが劇的に豊かになりました。

■神兵

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――『ダンジョンストライカーG』ではパーティープレイをメインにしたのですね。となると、ゲームバランスにおいても『ダンジョンストライカー』から大幅な変更があったのではないでしょうか?

 そもそもがソロプレイで成立するものだったので、かなり調整が入りましたね。さらに神兵の組み合わせが突破口になるようにと、ボスの行動パターンにもバリエーションを持たせています。タップだけでは簡単に倒せない、頭を使って楽しめるゲームバランスになっていますよ。

DSG_ボス登場シーン
DSG_ボス戦闘_2

――ちなみに神兵は最大何人までクエストに連れていけますか?

 連れて行ける神兵の数は、挑戦するモードによって異なります。ソロプレイコンテンツの”ステージ”では、操作キャラクターと神兵ふたりの計3人パーティで戦います。控えの神兵を入れたら最大6人のパーティーになります。

ファン 一方、ほかのユーザーと協力して挑む”マルチダンジョン”では、自分の操作キャラクターと神兵1体のツーマンセル(ふたりひと組)で戦います。こちらは控えを入れると最大3人ですね。プレイヤー同士で行う”英雄戦”は、最大4人の神兵を同時に連れて戦えます。

 このように各モードで連れて行ける神兵が異なるため、挑戦するモードや対戦する相手に合わせたパーティー編成が重要になってきますよ。

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ネクソンとのタッグによって気づけた日本人向の嗜好

――日本へのローカライズに際して、ネクソンさんとタッグを組まれていますよね。このタッグが生まれるまでの経緯もお聞かせ願えますか?

ファン ネクソンさんが韓国のゲーム市場に興味を持ってくださり、お声掛けいただいたのが最初でした。ネクソンさんは子会社(NEXON Korea)が韓国にありますので、要所要所のコミュニケーションも非常に取りやすかったです。開発がはじまって以降は、日本でローカライズをするにあたってさまざまなアドバイスをいただきましたね。

――ネクソンさんからのアドバイスで印象に残っているモノはありますか?

ファン グラフィックや演出の部分ですね。じつは韓国のユーザーは、そうしたビジュアル演出にあまり興味がないんです。そのため我々も、『ダンジョンストライカー』ではそれほどそこには力を注いでいませんでした。ですが日本の市場ではビジュアルへのこだわりが大切だとアドバイスをいただき、バトルでのスキル発動時やガチャなどのビジュアル演出を強化しています。

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▲新たな神兵を仲間に出来るガチャ。荘厳な生命樹が印象的である。

 演出を改善する際も、ネクソンさんから絵コンテなどを送っていただき、それをベースに演出の再構築を行いました。ネクソンさんのほうが日本のユーザーの嗜好を理解されていることもあって、目を見張るアイデアがたくさんありましたね。

――UIまわりでも変化があったとお伺いしましたが?

  UI(ユーザーインターフェイス)につきましても、ネクソンさんと話していて韓国と日本のUIの使いかた、使いやすさを感じるデザインなど、お互いの考えかたが違うことが分かりました。

ファン そこでネクソンさんには、日本のユーザーが使いやすいUIのサンプル画像などをいろいろ送ってもらいました。それを見ながら 作業を行うことで、短時間で完成形にたどり着くことができましたよ。

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――ちなみに日本ではガチャやスキル発動時の演出が重要とのことでしたが、韓国ではどういった要素が重要視されているのでしょうか?

 韓国のユーザーは、“他人より自分が強い”ことを重要視する傾向にあり、とても効率的にゲームをプレイします。たとえば、かわいい女性キャラクターを使いたかったとしても、パラメーター的に男性キャラクターの方が役に立つなら、男性キャラクターを選ぶ人が多いです。強くなるために自分の好みを諦めてしまう部分は、日本のユーザーとは正反対かな、と思っています。

――効率重視となると、あまりグラフィックそのものに興味がないということなのでしょうか?

 いえ、もちろん韓国のユーザーもグラフィックへの関心はあるので、一定以上のビジュアルでないと性能が高くても選んではくれません。ですが性能とビジュアルを天秤にかけたら、圧倒的に性能のほうが注視される傾向にはありますね。

――おふたりの視点から見て、日本のスマホアプリ市場はどのように見えていますか?

 マーケット全体というより、日本のユーザーの特徴で驚いた部分があります。それは日本のユーザーが、ゲームの世界観に自分自身を投影・没入してプレイすることにすごく楽しさを見出しているところです。自分自身を投影しているから、ユーザーどうしの交流を非常に大切に考えている。お互いに尊敬、協力して問題を解決すること自体に大きな意味を感じているのかなと。だから、日本のユーザーは共闘を好む傾向にあるのだと思いました。

――『ダンジョンストライカーG』でパーティープレイの側面が強くなっている理由はそこにあったのですね。

ファン はい。『ダンジョンストライカー』ではプレイヤー同士の対戦がメインになっていた分、共闘のシステムが弱くなっていました。ですが今回『ダンジョン ストライカーG』として日本で配信するにあたり、日本のユーザーの特徴に合わせて共闘プレイをより強固にしています。

――これらのほかにも『ダンジョンストライカー』と『ダンジョンストライカーG』の違いはありますか?

ファン “ゴッドフォース”という、プレイアブルキャラクターが使える職業別の必殺技があります。近接に特化した ウォーリアなら剣を持って突撃したり、 俊敏なアーチャーなら無数の矢を放つなど、それぞれ強烈な威力とド派手な演出が魅力です。

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――ちなみにリリース以降、追加が予定されている機能などもございますか?

ファン “ハウジング”というシステムの導入を考えています。これはいわゆる街づくり系のモードで、拠点となる聖都“ルミナシティ”に建物を建てることによって、ほかのジョブにチェンジできるようになったり、キャラクターのパラメーターがアップしたりと、冒険がさらに有利に楽しく進めるようになる仕組みです。

 そのほかですと、集めた神兵を戦闘以外に活用する場として、ギルドも早期に設置しようかなと思っています。

――ありがとうございます。それでは最後に日本のユーザーに向けてメッセージをお願いします。

 『ダンジョンストライカーG』に興味を持って、配信を待ち望んでいる方がいらっしゃることをうれしく思っております。そのことだけでも 感謝、お礼を申し上げたいです。 そして、その期待に応えられるように努力しますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。配信以降も引き続き、みなさんが楽しく遊べるような環境作りを行っていきたいと考えているので、応援よろしくお願いします。

ファン 多くのユーザーが、“深さ”と“おもしろさ”を感じられるように努力してゲームを作ってきました。『ダンジョンストライカーG』が、多くの人からおもしろいゲームだなって思っていただければ、本当にうれしいです。

ダンジョンストライカーG

メーカー
ネクソン
価格
無料(アプリ内課金あり)

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