『moon』の西健一氏、倉島一幸氏が放つ『ルナたん』秘話をピグミースタジオ&NTTぷららのキーマンに聞いた【TGS 2016】
2016-09-17 14:22 投稿
『ルナたん』開発とパブリッシャーのキーマンにインタビュー!
ピグミースタジオブースに、NTTぷらら(開発:ピグミースタジオ)から2016年10月配信予定のアプリ『ルナたん ~巨人ルナと地底探検~』が出展。『ルナたん』と言えば、ゲームディレクターの西健一氏、キャラクターデザイナーの倉島一幸氏という、『moon』タッグが放つ注目作だ。
▼『ルナたん』はだいたいこんなゲーム
⇒TGS 2016で『ルナたん』を遊んでプレゼントをもらおう
これは足を運ばなければ! ということでピグミースタジオブースに向かった記者の目に飛び込んで来たのは、NTTぷららのキュートな広報さんをナンパしている(※注)同僚のベテラン編集者の姿。
(※注)ナンパではなくご挨拶をしていただけです。
ナンパと勘違いした記者は、「奴との戯言は止めろ!」とばかりに急いでふたりの間に割って入り、「ピグミースタジオブースを取材しにきましたよ」と広報さんに助け船を出した。すると、「ありがとうございます! じつはピグミースタジオCEOの小清水様と、NTTぷららのクラウドゲーム担当者へのインタビュー取材があるんですがご都合いかがでしょう?」(広報さん)
おぉ、これはいいニュースネタだ! というわけで、『ルナたん』の開発を担当するピグミースタジオの小清水史氏と、『ルナたん』のパブリッシャーであるNTTぷららの柴田健太郎氏、山田憲司氏に、本作についてアレコレ聞いてみた。
――まず、ピグミースタジオとNTTぷららが『ルナたん』を制作することになった経緯を教えてください。
小清水史氏(以下、小清水) 『ルナたん』のゲームディレクターは、『mooo』や『ちびロボ!』を手掛けた西健一さん(Route24取締役)です。数年前に東京で行われたインディーフェスで、西さんが新しいスマホタイトルを作られていたんです。僕はラブデリックのゲームや『moon』のファンだったので西さんに話しかけました。そのとき、ちょうど僕がBitSummitの実行委員会に入っていて、BitSummitへの参加をお願いしたんです。
――そこが出会いのきっかけだったと。
小清水 今回の『ルナたん』も、西さんから「新しいゲームを考えている」と聞いたところから始まりました。まだネタのレベルでしたが、『マインクラフト』みたいなやつとか(笑)、西さんはいろいろとアイデアを持っていて。そのアイデアの中に、”穴を掘り進めるゲーム”があって、西さんらしい昔の文明のような世界観や、その文明の謎が解き明かされていく内容をご本人からうかがい、「おもしろいじゃないですか!」と意気投合して作ることになりました。そのときちょうどNTTぷららさんがSet Top Box(放送信号を受信し、一般のテレビで視聴可能な信号に変換する装置)で新しいサービスに取り掛かろうとしていたタイミングで、じゃあ新しいゲームはNTTぷららさんのプラットフォーム(ひかりTVゲーム)でやってみてはどうかなと。
柴田健太郎氏(以下、柴田) 我々はファミリー向けに映像サービスを提供していて、ひかりTVゲームでも幅広いお客様に訴求できるゲームを提供していきたいという考えがあります。西さんはファミリー層という我々のターゲットをちゃんと理解していただいたうえで、「こういうゲームがいいですよ」と提案してくれましたし、西さん自身も最強の布陣(キャラクターデザイナー:倉島一幸氏、音楽デザイナー:安達昌宣氏)を組んでくれました。その企画と世界観が我々の考えとマッチしていたんです。
山田憲司氏(以下、山田) 我々はSet Top Boxでゲーム事業をやっていたものの、アプリでのパブリッシングはやっていませんでした。ちょうどアプリもやりたいと思っていたタイミングで西さんからの提案で話がまとまり、開発元として小清水さんにお願いしたという経緯ですね。
――『ルナたん』は穴を掘り進めるという西さんのゲーム企画が元になっていますが、小清水さんも何かアイデア出しをされたんですか?
小清水 我々は、基本的には西さんが考えたものを開発元として実現させる立ち位置です。『ルナたん』は、あくまで西さん発案のアイデアで構築されている作品ですね。
――NTTぷららとしてはゲーム内容についてどう関わっているんですか?
柴田 ひかりTVゲームとスマホの連動について、我々がプラットフォーマーとして西さんに説明し、どういう形の連動だったら楽しんでもらえるか、ということを企画当初から話し合っていました。その中で、やはり特長は大画面なので、大きなテレビ画面を活かせるゲームってなんだろうと、我々も素人ながら西さんと話し合いながらいまの形になりました。
――ピグミースタジオは、これまでひかりTVゲーム向けのゲームを作ったことはあるんですか?
小清水 初めてですね。今回、いろいろな意味で期待している部分があります。Set Top Boxは未知な部分もあって、実際スマホで遊んだものがSet Top Boxによって大画面でより鮮明に、より世界観を広げてくれるデバイスになっているところがおもしろいなと。やはり西さんのアイデア、そして倉島さんのキャラクターや世界観は、スマホサイズで触るだけでは惜しいと思うし、大きな画面で見るとすごくいいんですよ。家に帰ったら大きな画面で巨人の姿を見て、外ではスマホで穴掘りをして、といったような別の使われかたが出てくるとおもしろくなりそうだと感じています。
――『ルナたん』のアピールポイントは?
山田 まず世界観です。さきほど最強の布陣と言ったように、『moon』のスタッフが織り成す世界観がベースにありますが、タップするだけの操作でブロックを壊す爽快感、ゲーマーだけでなく子どもでも遊べるところがキモです。我々は子どもや主婦など、ライトユーザーにも遊んでもらいたいので、そういう部分はポイントですね。
小清水 本当は西さんに語ってほしいですが(笑)。あくまでラブデリックのゲームが好きないちユーザーとして言わせてもらうと、倉島さんが描くヘンテコで魅力的な動物たちがたまらないです。かわいいだけじゃなく、いろんな技を使ってプレイヤーを助けてくれる。種類もたくさんいるんですけど、集めるだけで楽しいなって思います。
山田 ラブデリックや倉島さんのことを知っている方はもちろん、知らない方にもかわいいと言ってもらえる魅力がありますね。
柴田 あと魅力と言えばストーリー。西さんってストーリーテラーじゃないですか? ファンも期待していると思うんですが、『ルナたん』はゲームを進めていくと、古代文明の謎が解き明かされていく機能を実装予定なんです。タッチするだけでも楽しいゲームですが、今後より深く楽しめる要素が追加されていくと思います。
――ひかりTVとの連動もアピールポイントのひとつですよね?
柴田 そうですね。探索パートで穴を掘っていき、クリアーして地上パートに出るとワールドマップが広がっています。その地上の風景が、スマホは縦長画面ですが、ひかりTVと連動してテレビで見るとワイドに世界が広がって見えます。動物たちがいろいろなところにいたり、木の実があったり、とにかくワクワクしますよ。ゲームを進めながら荒れ果てていた地上世界が蘇っていく、その過程を楽しめます。あと、テレビ側で木の実を収穫すると、スマホ側にゴールドがプレゼントされますよ。
山田 ゴールドは、巨人のアバターや穴を掘る回数を増やしたり、魔法を使うためのマナの枠が広がるブーストアイテムを買うために必要なんです。
柴田 ですから、自宅ではお母さんやお子さんがテレビで木の実を収穫して、お父さんが仕事帰りにスマホでゴールドを手に入れてゲームを有利に進めるという遊びかたがオススメです。木の実を収穫するときに巨人が”収穫のダンス”をするんですが、すごくかわいいので注目してください(笑)
山田 あと、スマホでは動物を保持できる数に限りがあるんですが、ひかりTVと契約している方は、倉庫に預けることができます。
――なるほど。ちなみに小清水さんはひかりTVと連動したゲームを作るうえで難しさなど感じましたか?
小清水 どんなゲームでも難しいことはありますが(笑)、ただ、新しい体験としてスマホとひかりTVの連携はおもしろいですね。スマホで遊んだものが家でも遊べる。お客さんがどういう生活スタイルになるのか楽しみです。これはNTTぷららさんのSet Top Boxを提供されているメーカーじゃないとできないことですから、どんなことができるのか可能性を探りたいです。
――最後に『ルナたん』を楽しみにしているファンにメッセージを!
小清水 西さんのラブデリックな世界観、誰も死なない優しい世界を『ルナたん』で感じてください。あと、スマホゲームを大きなテレビで楽しむ感動も体験してほしいです。
柴田 やはり西さんの世界観を、大きな画面で見てもらいたいですし、ひかりTVと連動することでゲームの幅も広がりますのでぜひ触れてみてください。
山田 個人的には缶バッヂやポロシャツなど、倉島さんが描く魅力的なキャラクターのノベルティグッズを作りたいと思っていますので、『ルナたん』をよろしくお願いします。
⇒『ルナたん』関連記事もあるよ!
⇒4K Girlsも紹介されているよ!
ルナたん 〜巨人ルナと地底探検〜
- ジャンル
- アクションパズル
- メーカー
- NTTぷらら
- 公式サイト
- http://game.hikaritv.net/feature/lunatan/
- 配信日
- 2016年秋配信予定
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- Android / iOS / ひかりTV
- コピーライト
- ©NTTぷらら
最新記事
この記事と同じカテゴリの最新記事一覧
目指すは『アベンジャーズ』!? 手塚治虫キャラクターの新作TCG『アトム:時空の果て』開発秘話
2016-09-27 11:30Aqoursメンバー9人でシャンシャン♪『スクフェス』大発表会&トークショーリポート【TGS 2016】
2016-09-26 14:27水樹奈々、高垣彩陽が描く新たなノイズも!? ブシロード『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』制作発表会
2016-09-26 14:26脳波で楽しむVR!? 好みの女性のタイプもズバリ的中させてくる新技術とは?【TGS 2016】
2016-09-26 13:36