“メガテン”のレジェンドたちが手掛ける『デモンズゲート 帝都審神大戦』 ヒロイン2名(野水伊織、磯村知美)にインタビュー

2016-07-29 13:00 投稿

おっさん世代ドンピシャの期待作

Donutsから2016年8月に配信が予定されている、伝奇的シミュレーションRPG『デモンズゲート 帝都審神大戦 ~東京黙示録編~』。

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本作は名作RPG『女神転生』シリーズに携わった“メガテン”レジェンドたちが集まって制作されたシミュレーションRPGとなっている。現在、本作は事前登録受付中!

【事前登録】昭和の東京を舞台にした伝奇シミュレーションRPG『デモンズゲート 帝都審神大戦 〜東京黙示録編〜』

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監督は、アトラス出身で『東京魔人學園剣風帖』などを手掛けた今井秋芳氏。脚本協力は『真・女神転生』シリーズを執筆したシナリオライターの鈴木一也氏。音楽は、『真・女神転生』シリーズ全般のサウンドコンポーザーを務める増子司氏。

そして原作・脚本・ゲームデザインは『クーロンズ・ゲート(九龍風水傳)』、『真・女神転生3』などを手掛けたゲームクリエイター木村央志氏だ。

この4人の強力タッグによって実現したのがこの『デモンズゲート 帝都審神大戦 ~東京黙示録編~』になる。

豪華布陣で挑む本作の舞台は昭和10年初頭の帝都、東京。関東大震災から復興してモダンライフを謳歌する帝都に“怪人”が出没する騒動が起きる。

主人公の喪神風魔は、魔物を扱う特殊な能力を買われ、”怪人”騒動を鎮静するために特殊機関に所属するというストーリーだ。

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今回ファミ通Appでは、主人公の妹でプレイヤーのサポート役となる喪神梨央役を演じる野水伊織さんと、主人公の同級生であり、本作のヒロインにあたる如月鈴代役を演じた声優の磯村知美さんにインタビューを敢行。

喪神梨央の通信士という役柄をどのように演じているのか? ふだんの野水さんの声優としての姿について聞いた。

また、磯村さんにも如月鈴代とはどんなキャラクターなのか? そして本作に対する意気込みなどをうかがってきた。

喪神梨央役:野水伊織インタビュー

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▲主人公・喪神風魔の妹。山王機関で通信士として風魔に指示を出す。風魔とともに帆村流道場を遊び場としていたが、審神者(さにわ)としての資質は未知数だ。
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──今回の声優のお仕事をお引き受けになった経緯などを教えてください。

野水 このお仕事の話をいただいたのは、1月の半ばくらいです(笑)。

※この取材が行われたのは2016年1月後半のこと。

突然のお話しだったのですが、とてもうれしかったです。ふつうは収録日なども含め、事務所からメールで連絡がくるのですが、今回は私が『クーロンズゲート』ファンだと知っているマネージャーから電話がかかってきました(笑)。

もともと木村さんが携わっていた『クーロンズ・ゲート』のファンで、個人的に『クーロンズ・ゲート』の公式Twitterもフォローさせていただいていました。そこで、新しいタイトルのゲームを作るという情報を知っていたのですが、まさか私に今回のお話をいただけるなんて思ってもいなくて、びっくりしました! 木村さんのゲームに携われるというのはとてもうれしかったですね。

──喪神梨央の第一印象はどうでしたか?

野水 セリフ的にもイラスト的にも、しっかりした女の子という印象です。役柄も主人公のお兄さんのサポート役ということなので、妹キャラといってもできる妹なんだなと感じました。もともと、古い時代の設定モノは個人的に好きで、今回も“帝都”という文字が書いてあるのを見て、勝手に気持ちが高ぶりましたね(笑)。

──ふだんからゲームは遊ばれるんですか?

野水 そうですね! 好きなジャンルは偏っていますがゲームはやります。ヤリコミ系のRPGなどがけっこう好きです。『女神転生』シリーズもずっとやっていました。

──喪神梨央のセリフの中で印象的なものは何ですか?

野水 梨央のセリフは専門用語が多いんです。初めていただいたセリフの中によくあった“黒ノ八号帥士”という単語がどういう意味なんだろうとずっと思っていました。

※主人公の呼び名のひとつ。ゲーム内では“一号”、“二号”と続いていて、主人公は8番目ということで“八号”とつく。“帥士(すいし)”は魔人を操る人のことを言う。誕生日によって、黒とか白とかの色が付く世界観設定になっているそうだ。

本当は、“黒ノ八号帥士”と呼ばなければいけないんですが、たまに“にいさん”と呼んでしまうときもあって……お兄さんのことを実際すごく心配しているんですよね。ちなみに梨央ちゃんは鉄道マニアです。

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──ふだんはどのように演技の練習をされていますか?

野水 いただいたイメージと設定をすり合わせて、声色は2、3パターン用意して現場に臨みます。あとは現場で細かいところを調整していきます。梨央は妹というところはありつつ、サポート役という部分でしっかりした一面もあるので、語尾とかははっきり伝えられるように心がけています。練習方法は、ふつうに家の中で大声を出すときは、家の声の響かないところとか玄関から遠いところとかで声を出しています(笑)。

──今回、昭和初期が舞台となっていますが、現代人の人物を演じるときとの使い分けはしていますか?

野水 それに関しては、あまり意識しすぎないようにしていて、それよりもキャラクターのイメージを優先しています。梨央ちゃんに関しては、18歳だけどしっかりとして大人びた言葉遣いというのが、昭和の18歳というキャラクターの特徴かなと思っているので、そこをきっちりやることで、現代の18歳との使い分けができているかと思います。

──最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

野水 基本的に梨央ちゃんは通信のセリフが多くて、プレイヤーの皆さんのサポートをする立場ですのでとても身近なキャラクターになります。梨央ちゃんと仲よくして愛していただけたらと思います。ぜひ梨央ちゃんといっしょにがんばってください!

 

如月鈴代役:磯村知美インタビュー

 
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▲風魔とは尋常小学校時代の同級生。帰神法の異なる流派、東雲流師範の娘。しかしながら鈴代は霊異を失ったとして、東雲流を閉じてしまう。現在は、茶道久遠流の講師として女学生たちに教えている。
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──ご担当されたキャラクターの役どころを教えてください。

磯村 如月鈴代というキャラクターを演じさせていただいています。
鈴代は主人公の同級生ということで、大人で知的で、おしとやかで、しっかりした女性です(笑)。そして王道のヒロインキャラクターです!

──今回、ヒロイン役を担当することを聞いていかがでしたか?

磯村 最初はタイトルも何も知らされていなくて、後日スタッフさんの名前を聞いたときは胃が出てくるかと思いました(笑)。「えー? 『メガテン』の?!」って。『メガテン』や『クーロンズ・ゲート』は、自分の青春時代に遊んだ作品ですし、『東京魔人学園』も友人みんながハマっていました。そんな青春の思い出がある作品のスタッフさんが一堂に会する、そんな作品に携われるなんて! という思いです。昨日は本当に眠れませんでした。

──たしかに本当にすごい制作陣ですよね! まさにいま収録が終わったということですが、いまのお気持ちをお願いします。

磯村 夢心地でしたね! 私はこれまで声優の現場で「かわいさがない」と指摘されることが多かったんです。でも今回の作品では、「かわいすぎるんで抑えてください」と言われて、じつはすごく気分がいい……(笑)。わたしにもかわいさの要素があったんだ!ってうれしかったです。

──いえいえ、十分カワイイ声だと思いますよ!

磯村 つね日ごろから自分はヒロイン格になるような声じゃないと思っていて、カワイイ声が出ないのが悩みだったんです……。でも今回ヒロインキャラクターのお話がきて、こんな私にヒロイン役がくるってことは、何人ヒロインがいるんだろう?と思っていたんです(笑)。
でもいざ見てみたら、あれ……ふたり(梨央と鈴代)しかいないってビックリしました!

──ではふだんの声優のお仕事では、あまりヒロイン的な役は演じたことがなかったのですか?

磯村 鈴代のような正統派のヒロインは初めての経験ですね。これまで何人かヒロインがいて、その中の個性的なヒロイン役というのはありましたけど。

──鈴代の印象はどうでしたか?

磯村 “モガ”と呼ばれるような女性の雰囲気は好きなんです。キャラクターを見ながら、あ~このファッションとか帽子とかカワイイなぁ~とわくわくしながら収録させていただきました。鈴代は茶道家で、おしとやかな女性なので自分とはぜんぜん違いますね。

※1930年代ごろに欧米の流行に傾倒し、モダンファッションで身を固めた女性のこと。モダンガールの略称。

──鈴代を演じてみて苦労したことなどはありましたか?

磯村 今回の舞台は現代ではなく、昭和です。なので、女性のしゃべりかたは現代の25歳のように元気でハツラツというわけでなく、“当時の25歳”という認識の違いをすり合わせるのに苦労しました。

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──今回の収録に向けてどのように役作りしてきましたか?

磯村 今回は制作陣が携わられた過去の作品を見返したりしてイメージを膨らませていきました。練習はいつもお風呂でしています。やっぱりお風呂はまったり練習できていいですね。でも叫び声とかを練習しているとお母さんがガラっときて「どうした?!」って飛んできますけどね(笑)。

──ふだんからゲームはプレイするんですか?

磯村 はい! 『クーロンズ・ゲート』や『メガテン』など、もちろんプレイしましたよ! 川崎のゲームセンターが『クーロンズ・ゲート』っぽいっていって友だちと遊びにいったりするほどです。

──やはり名作ですもんね! 印象的なセリフなどはありましたか?

磯村 まだ、採用されるかわからないのですが、鈴代が怪人化したときの声を収録したのでどうなるのか楽しみです(笑)。

──では最後に読者の皆さまにひと言お願いします。

磯村 私と同じの世代の方はビビっとくる作品かと思います。それはもうスタッフの皆さんのクレジットを見ていただければわかると思いますので、ぜひ1度プレイしていただければと思います。そして私の中では初ヒロイン役となる、私の中の新たな扉を開けた鈴代さんを愛していただけたらなと思います!

 

おっとりとした雰囲気の野水さんと、梨央の役柄に少しギャップがありそうだが、どのように仕上がっているのかとても気になるところ。梨央は主人公のサポート役ということで、ゲーム内でも登場する機会が多そうだ。

第一印象はお茶目でとてもかわいらしい磯村さん本人が、自分のことを「ヒロイン格じゃない!」と思っていたのはいちファンとして驚き。大人の女性の雰囲気を出すため苦労したという磯村さんが演じる、如月鈴代がどのように仕上がっているのか、鈴代は怪人化してしまうのか?

野水さん磯村さんが活躍する『デモンズゲート 帝都審神大戦 ~東京黙示録編~』は2016年春に配信予定となっている。ぜひゲームをプレイして、おふたりの演じるキャラクターの活躍をみていただいきたい。

事前登録受付中

▼事前登録の特典
5000人登録突破:山王機関魔神課セット(魔神強化アイテムセット)
10000人登録突破:魔神【マシンガン桃児】
15000人登録突破:マシンガン桃児強化キット
20000人登録突破:軍功500(軍功ガチャ1回分)
30000人登録突破:軍功1000(軍功ガチャ2回分)

期間:2016年7月13日15時~正式サービス開始まで

【『デモンズゲート 帝都審神大戦 〜東京黙示録編〜』事前登録】

⇒【事前登録】昭和の東京を舞台にした伝奇シミュレーションRPG『デモンズゲート 帝都審神大戦 〜東京黙示録編〜』

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デモンズゲート 帝都審神大戦 ~東京黙示録編~

メーカー
Donuts
配信日
2016年8月予定
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iPhone、Android端末

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