【ディバゲ研究室】中村悠一&斉藤壮馬も登壇! TVアニメ版第1話先行上映会リポート

2015-12-27 15:35 投稿

大スクリーンでの先行上映会!

2015年12月26日(土)、TOHOシネマズ新宿にて、TVアニメ『ディバインゲート』(以下、『ディバゲ』)の第1話先行上映会が開催された。

イベントでは、メインであるアニメの先行上映に加えて、出演キャスト及び関係スタッフが登壇したトークショウも実施。本記事ではそのイベントの模様をお届けする。

なお記事の最後では、第1話を観た『ディバゲ』担当である記者が感じたアニメの見どころも記してある。ストーリーの本筋には触れていないが、何の知識も入れずにまっさらな状態で第1話の放送日を迎えたいという人は、トークショウリポートまでで記事を閉じてもらえればと思う。

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“先行上映”という貴重な体験に加え、豪華声優陣も出演することもあって場内は満席に。
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▲先行上映会が行われたスクリーンの入り口にはアーサーのパネルも。
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▲来場者にはスペシャルミニポスターがプレゼントされた。

中村悠一節炸裂で場内は笑いの渦に包まれる!

上映が終わると、本イベントのMCであり、アニメではナイツ・オブ・ラウンドのメンバー”ラモラック”を演じる一木千洋さんがステージへ。

それに続く形で、アーサー役の中村悠一さん、アオト役の斉藤壮馬さん、ゲーム版『ディバゲ』のディレクターである高野康太氏、『ディバゲ』四次元広報のミスター☆ディバインが登壇。第1話を観た感想や、アフレコ時の裏話にまつわるトークをくり広げた。

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▲(写真左から)中村悠一さん、斉藤壮馬さん、一木千洋さん、高野D、ミスター☆ディバイン。

はじめに第1話を観た感想を求められた中村さんは「冒頭でオープニングが出てこないものだから、制作が間に合わなかったのかと思いましたよ(笑)。エンディング代わりに流れたのがオープニングだと思うんですが、ちゃんと観れてほっとしました」とコメント。会場の笑いを誘った。

無事に完成したことを受けて高野Dは「第1話が完成してほんとに感無量な気持ちであり、これが新たなはじまりだと思います。役者さんの演技、映像、音楽すべてが素敵で、嬉しい気持ちでいっぱいです」とアニメ化への喜びを語った。

続いてミスター☆ディバインは「ゲームでは描かれていない世界評議会の建物や『ディバゲ』の世界の街並が映像となったことで、より『ディバゲ』の世界観が鮮明になったと思います」と、アニメ内での背景イラストについても言及。

これまではゲームにちりばめられた断片からユーザーたちが想像をしていた建造物がイラスト化されたことは、ファンにとっても嬉しいポイントであるといえよう。

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じつは2015年9月に実施された『ディバゲ』の2周年記念オフラインイベントにも参加していた中村さんと斉藤さん。当時を振り返った中村さんは、イベントに来ていたファンのリアクションにかなり驚いたのだという。

「いままではアーサーの立ち絵ってゲーム内に無かったと思うんですが、イベントでアーサーのパネルや世界評議会の外観イラストが発表されたときの歓声が凄まじくて。あのときにファンの方々の作品への想いと、アニメへの期待の高さを実感しました」とは中村さん。

最後には「でも、第1話だとアーサーはほとんど立ってないんですよね(笑)」(中村)と変わらずのトークで会場を笑いで包み込んだ。

斉藤さんも9月のイベントからいままでを振り返り「改めて1話を観てみると、いま収録をしている後半のお話に行くにしたがって、アオトくんの演技も変わってきているように感じます」とコメント。物語が進むにつれて変化していくアオトの心情に合わせて、斉藤さんの演技も少しずつ変わっていったのだという。

キャスト陣のこだわりも明らかに

運営型のゲームであり、ストーリーもまだ完結していない『ディバゲ』。そのためアニメ放送後もキャラクターの設定が変わる可能性があることから、それぞれキャラクター作りでは苦労したらしい。

中村さんが「キャラを作りきらず、ある程度の隙を作ることは意識しました」と言うと、斉藤さんもそれに頷きながら「想像の余地を残すと言いますか、そこのバランス感覚は各々考えながらやってますね」と、撮影時に意識したことを語った。

また斉藤さんは、人と距離を置くアオトの性格を表現するにあたり、キャラクターどうしの”対話”についても気を配ったのだという。「相手としっかり対峙するように話しかけてしまうと、アオトらしくない”対話”の形になってしまいます。相手との距離感を残すように、一方的に言葉を放り投げるような演技を心がけました」(斉藤)とのこと。

続いて話題は、本アニメの特徴のひとつでもある緒方恵美さんによるナレーションについて。

随所で緒方さんによる詩的なナレーションがちりばめられている本作。アニメ作品としては珍しい演出のようにも感じられるが、『ディバゲ』ならではのポエティックな表現をアニメでも再現するうえで、自然と組み込む流れになったのだという。

すると中村さんからは「(緒方さんは)映像で映し出されているキャラクターの心情や情景に寄せた演技をしながらナレーションを読まれているんですよ」といった驚きの情報も。

どうやらベースとなる声のトーンは同じでありながら、キャラクターが落ち込んでいるときには静かなトーンで、明るいときは少し快活な感じのナレーションになっているのだという。

これを受けて斉藤さんも「ぱっとお願いされても、すぐにできるものではないです」と、緒方さんの演技力の高さに舌を巻いていた。

ちなみにこのナレーションで読まれるポエムは、アニメ版『ディバゲ』のシリーズ構成を担当する高橋ナツコ氏が手掛けたもの。

ミスター☆ディバインは「ナツコさんのポエムは高野語録を見事に再現していただいていて、素晴らしいものになっています」と、その完成度に感嘆の言葉を述べていた。

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アフレコのときの話になると中村さんは「キャストが多くてスタジオに人が入りきらなかった」と、収録時の裏話も披露。

斉藤さんも「”ドライバ”やキャラクターの呼びかたといった、発音の部分は念入りに確認しましたね」と収録時のことを振り返った。

最後に斉藤さんは「ゲームも2周年を迎えて、こうして根強いファンの方が多い作品に携われて光栄です。ゲームと照らし合わせながら、ぜひ楽しんでいただきたいです。自分が演じるアオトくん的には、アリトンとの関係がアニメーションでどう描かれるのか期待してもらいたいですね」と締めくくり、トークショウは幕を閉じた。

ファミ通App『ディバゲ』担当が語る”アニメ版のここが凄い!”

【ディバゲ担当:小宮元年】

皆さんこんにちは、ファミ通Appで『ディバゲ』担当をしている小宮元年です。昔は室長などと名乗ってミスター(☆ディバイン)とわちゃわちゃしてました。

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▼最近だといっしょに動画撮影なども

さてさてさっそく本題に入りますが、本日TVアニメ版『ディバゲ』の先行上映会に行ってきました!

月並みな言いかたにはなってしまいますが、“『ディバゲ』の世界観やイメージがそのまま映像化”されていました。想像が現実になるとでも言いますか、動いて、喋るアカネたちを観た瞬間はとても感動的でした。

ほかにも放送前にお伝えしておきたいポイントがありましたので、ここでは3つのポイントに分けて紹介していきたいと思います!

ポイント1:ついに視覚化された『ディバゲ』ワールド

ミスターもトークショウで触れていたように、これまでクエスト上の一部イラストでしか見ることができなかった建造物や街並みが視覚化されている点はアニメならではの見どころ。

ゲームをプレイしているとファンタジーな世界をイメージしがちですが、アニメで初めて描かれた『ディバゲ』の世界は近現代風のものになっています。

”ホログラフのモニター”が街のいたるところに存在し、戦闘時に登場する”ゾーン”の演出などはまさに近未来SFそのもの。それでいて服装や学校の様子などは現代のそれで、『ディバゲ』もコラボした”『サイコパス』に近い文化基準”と言えば想像しやすいでしょうか。

また、『ディバゲ』登場キャラクターたちの武器である”ドライバ”が稼働している様子もアニメならでは。

とくに、あの巨大なドライバをアカネたちがどのように持ち運んでいるのか不思議だったのですが、まさか”持ち歩くときは手のひらサイズの球体(※ネタバレ回避のために色を反転してあります)になっていただなんて……。

同様に、テキストレベルでしか明かされていなかったドライバを稼働する際に用いられる”内なる属性の力”も第1話で確認することができますよ。

ポイント2:ゲームとは似て非なるキャラ設定

アニメ版では、聖なる扉を見ることができ、内なる属性の力を扱える人間のことを”適合者”と呼びます。そしてアカネやミドリのような若い適合者たちは、世界評議会直下の適合者育成期間”アカデミー”の生徒として力の扱いかたを学んでいます。このあたりはアニメオリジナルの設定ですね。

またゲームだと主人公たち6人が旅の途上で訪れた天界で出会うイフリートら精霊王たちは、アカデミーに派遣された”特別顧問”としてアカネたちの指導員(上官のような雰囲気?)として登場します。とはいえ、ミドリとシルフが”師弟関係にある”といった原作由来の設定もあるので、ゲームを理解している人だとニヤリとする瞬間もあるのでは?

ちなみに“『ディバゲ』のヒロイン”などとも言われている”アーサー”ですが、アニメではゲーム以上に重要な立ち位置になっているようです。個人的には、アーサーが主人公たちとお互いに既知の存在であることが結構驚きでした(※ゲームではアーサーが一方的に主人公たちについて詳しく知っており、主人公たちはアーサーの存在を知っている程度。彼らがコミュニケーションを取るシーンはない)。

そのほかにも原作と同じ部分、違う部分が見事な塩梅で融合されているので、ゲームのストーリーをしっかり理解した上でアニメを観るのもアリだと思います。(ある程度ネタバレにはなってしまうと思いますが……)

ポイント3:サウンド面にも注目

キャスト陣の演技に耳が行きがちですが、随所で流れるBGMも本作のポイント。

キャラクターの心情に合わせて挿入されるBGMは、スタイリッシュなものからセンチメンタルなものまでバラエティ豊かなものが多数取り揃えられています。しかものそのどれもがカッコイイ!

またゲームのホーム画面で流れるBGMやクエストクリアー時のSEなどが流れるシーンがあるほか、戦闘時にはゆかなさんによる”オペレーター”の声も入るなど、ゲームとリンクした演出にも注目です。

サウンド面に関連するところでは、OPは必見&必聴です。テーマソングのヒトリエさんによる『ワンミーツハー』は、エッジの利いたストレートなロックサウンドで『ディバゲ』の世界観とも相性バッチリ。OPの演出も『ディバゲ』ならではのスタイリッシュさが散りばめられていて、「これぞ『ディバゲ』!」と呼べるファン納得のものになっています。

加えて全編通してサイバーな雰囲気が漂う作風でありながら、OPの冒頭がクレヨンで描いたような絵ではじまる(※ネタバレ回避のために色を反転してあります)演出はさすがのひと言でした。ギャップ萌えです。

最後に

第1話を見る限り、序盤は“とあるキャラクター”をメインに据えて話が進んで行く模様。

おそらく話が進むにつれてほかのキャラクターにフォーカスしたストーリーも展開されるはずですが、あのキャラと言えば“過去にいろいろありました”しね。

手前味噌ですが、先日発売した『ディバインゲート OFFICIAL ART WORKS』を読んでくださったかたなら知っている“予想外な瞬間”が、第1話のラストのほうで出てくるのでお見逃しなく。

あとこれは個人的な見解ですが、おそらくアニメ版はゲームのストーリーを理解していたほうがより一層楽しめるように感じます。ゲームとの違いを楽しむ以外に、原作を知ることでキャラクターの行動や心情の流れを理解し、アニメでの表情の変化やその意味なども含めて、”深く”物語を楽しめるようになるかなと。

ストーリーを理解したいというかたは、ぜひ『ディバインゲート OFFICIAL ART WORKS』を購入していただいて、世界観紹介本でストーリーをチェックしてください!(以上、宣伝ですいません!)

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発売予定日:2015年12月17日

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【シリアルコードに関するご注意】
※本シリアルコードはAndroid版『ディバインゲート』のみで使用可能です。
※ひとつのゲームのIDに、異なるシリアルコードであれば、複数入力することができます。
※本シリアルコードの有効期限は、2016年3月31日(木)午後11時59分です。
※本ユニットを他ユニットにリンクさせることはできません。(このユニット自身に別のユニットをリンクすることは可能)
※『ディバインゲート』のシリアルコードは、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社により無償で発行されたものです。使用に関する注意事項は、ゲームの公式サイトをご確認ください。


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メーカー
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
配信日
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