『Ingress』EosImprintメダル獲得の手段は!? アンケート結果とポータルスキャンの改善点

2015-12-20 11:00 投稿
Niantic, Inc.(ナイアンティック社)が開発・運営する、スマートフォン向け拡張現実技術を利用したオンライン位置情報ゲーム『Ingress』。
同社が運営する公式イベント、XMアノマリー“アバドン沖縄”の翌日、地元自治体やエージェントが主体となって行われる“ミュションデイ”が開催された。
※XMアノマリー“アバドン沖縄のリポート(前編)
※XMアノマリー“アバドン沖縄のリポート(後編)
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そんなわけで遠路はるばる沖縄まで来たんだからと、アバドン沖縄の翌日。
ライターの深津庵とイラストレーターのあしたづひむがミッションデイと、アバドンに合わせて用意されたメダルアートに挑戦することになった。
それでは、マイペースなふたりのドタバタ劇、最後までお付き合いください!!
ミッションデイって?
・エージェントが設定したポータルを巡るミニゲーム
・複数のポータルを訪れて設定されたノルマを達成していく
・スキャナーを通じて地域に触れながら新たな発見を楽しむ
・達成後には専用のメダル(実績のようなもの)を獲得できる
・簡単に言えばスタンプラリーのようなもの!
今回のミッションデイで設定されたミッションは全部で24個ある。
その中から好きなものを4個達成後、那覇市の松尾にある“にぎわい広場”に設営された受付に報告すると後日、ミッションデイ限定のメダルがもらえるってルールになっていた。
そこで俺らは、観光客で賑わう国際通り周辺に設定されていたミッションを選択。
さっそく、宿泊先から徒歩で現地に向かうと、そこは歩行者天国になっていて、自由に歩きまわることができるという、エージェントにやさしい通りだった!
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俺らは国際通りの最寄り駅である牧志駅を基点にミッションを開始。
午前中から挑戦中のエージェント仲間たちから得た情報通り、その多くは徒歩15分程度で達成できるものが多く、内容もシンプルなものばかり。
おかげ様で、純粋に国際通りを楽しみながら、沖縄の定番“サーターアンダギー”を食べたり、豪快なステーキで昼食を楽しみつつ、難なくミッションを進めることができた。
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途中、GPSの都合でふたりの現在地に大きな誤差が生じ、どうしても解決しないので、一時的に各自分散してミッションを追うことになった。
その後、偶然見つめた路上パフォーマーに釘付けになった俺は、ミッションを忘れて最前列でパーフォンマンスを堪能。
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これはあしたづにも見せてあげなきゃと呼びつけ、その巧みな技術に思わず拍手。その直後、3時の方向から鋭い目線の何かが迫ってくることを感じ取った深津が振り向くとそこには……。
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彼(!?)は、どうやらこのミッションデイに合わせて駆けつけてくれたようで、『Ingress』を知らないであろう多くの観光客に写真を取られていたのが印象的だ。
見た目はこんなんだけど、とってもやさしく、カメラをかまえればいろんなポーズを取ってくれるし、何度でも手を振っては胸や背中などに貼れれた『Ingress』のロゴを強調していたぞ。
そんな謎の生物とハイタッチを交わしたからか、それ以降、GPSも安定して着々とミッションが進行。
昼食休憩を含め、約3時間ほどで計4つのメダルを獲得し、ゆいレールを見上げながら報告場所であるにぎわい広場に向かった。
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4個のミッションを達成していることがわかる、エージェント名を含むプロフィール画面のスクショをメールで送信する手順らしく、その受け付け手順の張り紙を記事作成のヒントに使おうと撮影しようとしたら、「その紙ではなくプロフの画面を!!」と係りのお兄さんからアドバイスをいただく。
きっと俺が勘違いしてるのだと思ったんだろうね。
いやほんと、ややこしい行動をしちゃってごめんなさい。
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特定のミッションを順番に挑み、そこで得たメダルを並べて完成するものを“メダルアート”と呼び、この沖縄では、XMアノマリーに合わせて、専用のメダルアートが多数用意されていた。
そこで注目したのは、アバドンのロゴをあしらった全6個のミッションで完成するメダルアートだ。
まず、俺らはそのスタート地点である那覇空港までタクシーで移動。
運転手さんに「お乗りの便は?」と帰路を目指すお客と勘違いされ、説明に困ってあたふたしちゃったのは、ここだけの秘密にしてもらいたい。
さて、無事空港に到着後、空港に隣接するゆいレールの真下を歩きながら最初のミッションを開始。
その数分後、同じ目的で訪れていたエンライテンドのエージェントさんと遭遇。「これはなかなかたいへんそうですね」、「日が暮れて来ちゃったのでがんばりましょう」と声を掛け合い、お互いの成功を願った。
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国際通りで挑んだミッションデイとは異なり、この6連メダルアートは想像以上に移動がたいへん。それに気づいたのは、2個目のミッションを開始した直後だった。
そもそも、ミッションデイを午後一から始めたことが遅すぎたのだけど、そんなことをここで悔いてもしかたがない。
どんどん日が暮れていくなか、ゆいレールを使って隣駅である赤嶺に移動。そこからはとにかく小走りで、対象のミッションを無言で攻略していった……。
何これ、ちょっとしたゴーラック(ブートキャンプ的イベント)になってない!?
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赤嶺~小禄駅の周辺を行ったり来たり、3個目のミッション終盤に訪れた公園は完全な暗闇。
足場の確認を怠った俺はわずかな高さだけど斜面を滑り落ち、その瞬間、沖縄で逝くのかと死を覚悟した……。
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ここまで来て、モバイルバッテリー切れを起こしたあしたづは、スマホのバッテリー残量も約30%であることを告白。
超展開を演出してくれたのはうれしいけど、翌日は午後一で帰りの便に乗るため、どうしてもこの日のあいだに達成しなければならないのだ。
そこで、残りわずかな俺のモバイルバッテリーをシェアしようとドヤ顔で取り出すと……。こっちも残量が切れていたもんだから絶望するしかない!!
あしたづ「もうダメだぁぁ」
深津「俺のスマホはバッテリー100%あるから、対象ポータルに着くまでスリープにしておきな!」
俺の持つモバイルバッテリーは22400mAhと大容量で、フル充電であればこんな心配は無用だった。
しかし、前日の夜。
あしたづが寝ぼけて充電中だったコードを抜いてしまったため、俺のバッテリーはアバドン前日の11日からほとんど充電されておわず、結果、すっからかんになっていたってわけだ。
そんなわけで、俺自身のスマホも極力省エネモード。当時の様子を伝える画像が途絶えているのもそのためだ……。
体力切れよりもバッテリー切れを恐れた俺らは、12月だというのに暑い沖縄を駆け巡り、6個目のミッション最後のポータル“ひまわり公園”に無事到着。
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このとき、俺のスマホは残り60%。あしたづは10%というギリギリの状態だった。
深津「間に合ったぁ!!」
あしたづ「もう歩けないっ!!」
深津「帰って沖縄料理を食いまくるぞ」
あしたづ「はやく充電したいぃぃぃ」
自身の空腹よりもスマホの充電を優先するあしたづに、エージェント魂を感じた深津なのでした。
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怒涛の沖縄遠征最終日。
帰りの便を待つロビーでスキャナーを開くと、その真下には敵陣営のポータルとコントロールフィールドが!
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11~14日の3泊4で訪れた沖縄だったけど、観光らしいことは一切せず、連日エージェント活動に明け暮れました。
ただ、スキャナーを通じてしか感じられない、特別な沖縄を全力で楽しむことができたのは間違いない。
3泊4日で歩いた距離は約35キロ。
今度は美ら海水族館や首里城など、有名なスポットをのんびり巡るために訪れたいな。
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P.N.深津庵(レジスタンス)
※深津庵のTwitterはこちら
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