『Ingress』3年越し神戸決戦!! 大規模位置情報ゲームバトルを支える両陣営の取り組みと現場リポート
2023-09-27 19:00
2022-03-25 21:56 投稿
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Ingress Prime(イングレス プライム)
さかのぼること6年前、2016年5月14日にお披露目された伊藤園のXM-Profilerは、『Ingress』のポータルであり、“飲料の出ない自販機”として1号機がお台場のヴィーナスフォートに設置。
奪い合う様子がXM-Profiler上で確認できるマシンとして長らく『Ingress』エージェントに愛されてきた。
しかし、ヴィーナスフォートが3月27日に営業を終了。
それに伴いXM-Profilerが25日に撤去されることとなったのだ。
そこで、フリーライター・深津庵がメンテナンスモードに入る1号機の搬送を取材。
セカンドシーズンに向けた門出をリポートする。
XM-Profiler(以下、1号機)をどうしても見送りたい。
そんな我がままにNianticと伊藤園から快く許可をもらい、搬送作業は朝8時からと聞いていたのだが、居ても立っても居られず1時間前に到着。
しばらく周辺を歩きながらこれまでの体験を振り返った。
■6年前のXM-Profilerお披露目会
▲春めいてきたとはいっても朝はまだ少し肌寒い。
▲パレットプラザに何度訪れたかわからないけど、その目的の大半はXM-Profilerに会うためだった。
▲ここで会うのは今日で最後。1時間早く訪れ、いろいろな角度から眺めてはシャッターを切る。
▲XM-Profilerの隣りに設置されていた『Ingress』仕様の自販機も忘れてはいいけない。商品サンプルが外されてしまっている様子は少し寂しいな。
1号機の搬出作業は定刻通りに開始。精密機器の詰まった内部を守るため、スタッフが丁寧に緩衝材を詰め込んでいく。
搬送中に少しでも動いてしまいそうなパーツはないか細かくチェック。メンテナンスモードに入る際どういった作業を行うのか、先々で支障がでないようやり取りをしている様子が印象的だった。
▲正面のカバーを外して内部装置を確認。こうした場に立ち会うのは2回目だけど、ふだん見えないところを覗き込めるのはワクワクする。
▲緩衝材をどう入れるか、どうすればダメージを受けないかなど入念な打ち合わせ。いろいろなやり取りから廃棄ではなく、今後の展開に期待していいんだなと安心してしまった。
▲XM-Profilerといえばジョンのサイン。もちろん今回も撮影してきた。
▲まずは『Ingress』デザインの飲料が買えるマシンから搬出だ。
▲今回はインタビューという場はなく、あくまでも立ち会いのみ。いずれこのマシンがどうなるのかも聞いてみたい。
とても順調だった搬出も最後の1号機でストップ。他の自販機にない足場の撤去やトラックに入れる際の向きなど慎重に話し合いが進んでいく。
筆者も“いままでありがとう”と“次の現場でもよろしくね”という想いを込めて外装の保護作業をお手伝い。
▲保護したことでなんだかシュールな面構えになってしまった1号機。
▲他の自販機とは違ってとにかく慎重かつ丁寧に運ばれていく。
▲しっかり保護してもらってひと安心。きっと搬出を担当していたスタッフさんは“これ何なんだ”と不思議に思っていたんだろうな。
▲閉じていく扉の隙間からチラ見えする1号機。いやぁ、やっぱり寂しい!!
現段階で1号機の今後に触れることはできないが、少なくともこれで最後というわけではなさそうだ。
設置から6年、この日まで稼働し続けてこれたのは多くのエージェントに愛されてきたからこそ。
そしてなによりも、その想いを受け止めてくれた伊藤園さんのおかげである。
ちなみにそんな1号機は先日24日の夜、1人のエージェントがバトルビーコンを設置したことで突如1対1の戦いが勃発。
最終的に引き分けて終わるという熱い展開があった。
1号機の行方は引き続き取材を続け、進展があれば随時報告していく。
エージェントのみなさんはぜひ、移設されるならどこになるのかを予想。
最適なスポットがあればどんどんシェアしてもらいたい。
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | その他 |
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メーカー | ナイアンティック |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c) 2014 Niantic Inc. |
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