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『Ingress』世界規模の大バトル:XMアノマリー“アバドン沖縄”に参戦!(後編)

2015-12-19 11:00 投稿

戦いの結果は!? そして意外な発表も!

2015年12月12日(土)、オンライン位置情報ゲーム『Ingress』を使って世界11都市で同時に開催される公式イベント“XMアノマリー:Abaddon”が沖縄で開催。その模様をリポートする(後編)。

※前編の様子はこちら

PLAYBACK-前編のあらすじ

XMアノマリーに参戦するため沖縄に上陸したライターの深津庵と、イラストレーターのあしたづひむ。

本戦当日、国内初となるブートキャンプ的イベント“ゴーラック”の開催もあり、深津はその取材を兼ねて午前中から会場となった那覇市内にある新都心公園に待機。

あしたづは、午後2時から始まる本戦に向けて早々に別行動を開始していた。

本記事では、クラスター戦に参加したあしたづと、それに遅れて駆けつけた深津。両者の視点からXMアノマリー“アバドン沖縄”の様子をリポートしていくぞ!

午前11時ごろ
水面下で特別任務に就くあしたづ

那覇市内、4つのエリアで行われるクラスター戦は、下記にあるタイムスケジュールで開催。

両陣営のエージェントは該当エリアを訪れ、特定のポータル(拠点のようなもの)を奪い合うため、攻守さまざまなアイテムを使って激しく戦うことになる。

午後2時
第1回目の計測(クラスター1)

午後3時
第2回目の計測(クラスター2)

午後4時
第3回目の計測(クラスター3)

午後5時
第4回目の計測(クラスター4)

これを踏まえてたうえで話を進めていきたい。

我々の参加したチームがあしたづに託したのは、午後4時から始まるクラスター3に該当するポータルの維持と管理。

それをクラスター1以前の時間帯から行うことを命じていたのだ。

これに必要となるのが“ADAリファクター”、“ジャービスウイルス”という特殊な攻撃アイテムだ。

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▲それぞれ、敵陣営のポータルを自身の陣営側に反転させることができる代物。

これらアイテムには、1度反転すると1時間は手出しできなくなる効果(通常攻撃は可能)がある。

その特性を活かし、クラスター戦中に奪われないようにするアクションを通称“ウイルス管理”と呼び、あしたづはそのウイルスの反転時間を測り、調節しながら午前中から同じ場所に待機し続けていたのだ。

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▲ただひとり、誰もいない公園で対象ポータルを管理。深津に送られてくるLINEには孤独を解消、いや、訴えようと景色の写真がくり返し送られてきた。
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せっかく沖縄にいるのに、まったくそれらしい体験もできないまま迎えた昼食タイム。

ご近所で買ったお弁当で無難に昼食を過ごすも、虫にたかられ食欲をなくして白米を残してしまった彼女は、徐々に精神的な限界を迎えていたのだと思う。

クラスター1で奮闘するグループのチャットルームに送りつけてきた内容がこれだ。


注:LINEの動画撮影ツールで撮影

あまりの寂しさからなのか、周囲を飛んでいた蝶を撮影してみたりと孤独の戦い。

この、いろんな意味でギリギリの環境下で、人知れず奮闘したあしたづの努力の結果、対象のポータルはクラスター3中に奪われることなく維持することに成功。

その後、ほかのメンバーがクルマであしたづは回収され、クラスター4で我がチームが担当するポータルに向けて移動を開始したのであった。

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午後4時半前後
深津、クラスター4にギリギリ合流!!

怒涛の展開に唖然としっぱなしだったゴーラックの取材を切り上げ、メンバーの待つクラスター4の担当エリアにタクシーで駆けつけた俺は、日ごろから地元をまとめるリーダー的存在のエージェントに従い、リサイクル工場に面した新港ふ頭北緑地にある防波堤に移動。

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▲62号線を左に進み、突き当たったところにある写真左の場所に到着。ぐーっとズームしてみると、こんな感じのところだ。
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ここは、クラスター戦に指定された特別なポータルではないのだけど、とある作戦のために死守するのだという。

この地を訪れた約8名のエージェントたちは、各ポータルの場所に立ち、波打つ海の音と潮の香りを感じながら、指示された役回りを務める。

すでにこの段階で、集計を待たずとも勝敗は分かっていたのだけど、それでも自分に与えられた役割をちゃんと達成することが大切であり、わずかでもみんなと同じ時間を共有できることが楽しかった!

午後6時過ぎ
アフターパーティ開始!!

クラスター4終了後、アフターパーティが行われる新都心公園に帰還。孤独との戦いに挑んだあしたづとも約8時間ぶりに再会、メンバーからはその成果を賛えられていた。

そうして迎えた午後6時。

日中の暖かさを疑うくらいに冷え込む中、アフターパーティが開始。沖縄太鼓を奏でる創作衆~桜輝(おうか)~によるエイサーの演奏が始まった。

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▲沖縄太鼓の迫力はもちろん、奏者のみなさんが見せる大迫力の舞や、小さな子どもたちの力強い演奏。団長のソロパートに寒さも吹き飛ぶ!!

立川こしら氏登場

XMアノマリー“ペルセポリス仙台”にも登場した、落語会唯一のエージェント立川こしら氏も登場!

青や緑の集団が街にあふれる光景にタクシーの運転手さんに、「これがあのシールズってやつか?」と聞かれたことを語る。

違いますよね、言うならシールドだ! それもとびきりベリーレアなやつね!! と『Ingress』のアイテムにかけて会場大爆笑。

また、前日那覇空港でモバイルバッテリーを入れたままゲートをくぐってセンサーを鳴らしてしまったエージェントや、クラスター1では早々にバッテリー切れを起こしたエージェントなどをネタに、会場を沸かせた。

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須賀氏&両陣営のファクションリーダー登場

急きょ開催が決まったゴーラックに参加したエージェントを気遣い、「生きてますか?」と呼びかける須賀氏に、元気いっぱい答えるエージェントたち。

そして、今回舞台となったXMアノマリー“アバドン沖縄”の開催を成功させた地元エージェントである両陣営のファクションリーダー、Bill TUNER氏、ok098578氏がステージに招かれた。

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▲アノマリーのリーダーでありながらゴーラックに参加していたことを明かすBill TUNER氏(右)。その挨拶にひと言、「なげーよ!」とツッコむok098578氏(中央)の手短ない挨拶が印象的だった。

『Ingress』流行語大賞の発表

これはエージェントにしか伝わらないネタになってしまうので、ベスト3までをまとめておく。

3位:ガ茶

伊藤園とのコラボで開催されたキャンペーンにて、本作のグッズが当たるシール付きのお茶が販売。それ欲しさにお茶を買いまくったことから“ガ茶”という言葉が選ばれた。

また、その場で伊藤園さんから第2弾のキャンペーン開催が告げられ、対象のお茶すべてにシールを付けるというとんでもない内容が発表されたぞ。

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2位:だいたいNIAのせい

簡単に言えば、エージェント活動中に起こる問題に向けてぶつけられる、いわば悪口にも捉えられるワード。

「これを皆さんが口にしてくださることで、『Ingress』がより楽しくなるのであれば、いくらでも悪口を受け止めますので、Google+でメンション飛ばして下さい」と語る須賀氏は、ボクに言うより100倍効くでしょう」と、プロダクト担当を名指し。

会場裏にいるから捕まえて下さいと笑いを誘った。

1位:例の紐

このワードを須賀氏が発表するだけで大爆笑のエージェントたち。

まぁ、要するに某アニメのキャラクターが巻いていた青い紐と、ニューバランスが限定で配った『Ingress』使用の青い紐をひっかけて生まれたもので、それを広めたエージェントには、LAWSONからおにぎり1年分+ベリーレアのリンクアンプ(ゲーム内アイテム)を付けてプレンゼントされることが発表された。

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DNP hontoからは『Ingress』公式小説の電子版が発表

書籍版には本記事でも触れたADAリファクターが、今回発表された電子版ではジャービス ウイルスが、それぞれ付くことが判明。

DNP(大日本印刷)が運営する通販サイト“honto”では、12月31日まで980円の特別価格で販売されることもわかった。

またこの日、会場で1番最初にキットを購入したエージェントに、スペシャルホログラム加工されたアバドンの特製ポスターがプレゼントされたぞ。

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村井氏からの挨拶&結果発表

以下、村井氏のコメント(一部抜粋)

「皆さんお疲れ様です。Nianticに6人目の日本人として選ばれた村井と申します。

いまセカンダリであるソウル、シンガポール、ウェリントン、そしてその中点であるこの沖縄に、XMに導かれて集まったエージェントとともにこの場に立てたことを、とても誇りに思っています。

『Ingress』のいいところは私が思うに、レジスタンスとエンライテンド、このふたつのチームに分かれて全力で戦えることだと思います。

そして国、言語、そういったものを超えて多くの人と触れ合うこと。今日、この戦いがつぎの世界にどういう影響を与えるのか、じつは私にもわかりません。

しかしながら、今日の戦いの結果がこの世界をよりよいものに導くと私はそう信じています」。

続けて発表された結果によると、ソウル、シンガポール、ウェリントンはレジスタンスが勝利。

この沖縄での戦いはエンライテンドの勝利に終わり、このスコアが今後、ミラン、オークランドに引き継がれ、XMアノマリー“アバドン”の勝敗がどう影響を与えるのかを待つことになった。

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その後、こしらさんと記念撮影。次回は勝ちたいですね!!

TUIKA

午後7時過ぎ
桜輝のメンバーとエンカウント!!

アフターパーティ終了後、オープニングを盛り上げた沖縄太鼓の桜輝のみんなをテント裏で発見。

じつは、会場の最前列にメディア席が用意され、俺の目の前まで来て団長さんが豪快な演奏をくり広げてくれていた。

それに感動した俺は、どうしてもその想いを伝えたく、だいじろう(詳しくは前編を参照)に会わせてくれと掛け合っていたのだ。

私服に着替えて帰り支度をしていた彼らは、わざわざ太鼓を出して俺とだいじろうに叩きかたを伝授!

楽しくなってくり返し叩きまくる俺らを、偶然見つけたあしたづも合流して、テント裏はいつしか沖縄太鼓教室になっていた。

みんな好青年でイケメン揃い。とても丁寧に教えてもらっているだいじろうと俺の様子はこちら。

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創作衆~桜輝~の皆さん、引き止めちゃってごめんなさい。

前日から沖縄に来ていたのに、それらしい経験をまったくできてなかった俺にとって、皆さんの演奏こそ、まさに沖縄に来たんだと実感できる忘れられない思い出になったよ!!

そして戦いのあとは盛大の打ち上げ!!

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次回、翌日開催された沖縄のミッションデイのリポートをお届けするぞ!! 

みんな仲間であるという意識

最後まで読んでいただきありがとうございました。

『Ingress』というゲームはふたつの陣営が位置情報を使って、ポータルのある場所まで足を運び、陣取りを行うというわかりやすい目的があります。

つまり、同じエージェントに遭遇することもあるし、それが敵側であることも珍しくはないんですよね。

今回のXMアノマリーの場合はとくにですが、敵味方の意識を持って全力で戦うことになります。それはスキャナーを介して行うものであり、当然のこと。

しかし、実際は同じ『Ingress』を愛する、好きで楽しんでいる共通の趣味を持った、共有できる仲間なのだという考えが俺のなかにはあります。

互いを憎しみ合うのではなく、同じゲームにハマっている者どうしなんだから、目の前のエージェントと向き合うときくらい、「次回もよろしくね」でいいし、街のどこかですれ違うことがあれば、「お疲れ様です!」と互いに声を掛け合いたい。

それが俺、しがないエージェント深津庵の想いです。

P.N.深津庵(レジスタンス)
※深津庵のTwitterはこちら

Ingress(イングレス)

ジャンル
位置情報取得型ゲーム
メーカー
Niantic, Inc.
配信日
配信中
価格
無料
対応機種
iOS 7.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 この App は iPhone 5、iPhone 6 および iPhone 6 Plus に最適化されています。Android 2.3 以上

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