『Ingress』EosImprintメダル獲得の手段は!? アンケート結果とポータルスキャンの改善点

2015-12-18 14:20 投稿
Niantic, Inc.が開発・運営する、スマートフォン向け拡張現実技術を利用したオンライン位置情報ゲーム『Ingress(イングレス)』。
Resistance(青)とEnlightened(緑)、プレイヤーはいずれかの陣営に属し、スキャナー(スマートフォン)を持って屋外に出て、位置情報を頼りにポータルと呼ばれるものを奪い合い、互いの領地を拡大していく。
簡単に言えばそれが本作の大きな目的で、ポータルを取った取られたの攻防をくり広げているってわけです。
そして2015年12月12日(土)、世界11都市で同時に開催される公式イベント“XMアノマリー:Abaddon”が、国内では沖縄で開催されるということが決定。
この“XMアノマリー”とは、両陣営が決められた時間、特定のエリアで独自のルールに則って戦うもので、その勝敗によって本作の今後のストーリーが決する重要な公式イベントなのだ。
っと言うわけで……
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じつはこれが人生初の沖縄であるライター深津庵と、イラストレーターあしたづひむ(家族旅行の経験あり)が沖縄に上陸。
ひとりのエージェントの目から見たバトルの様子を、『Ingress』に興味がある方はもちろん、未経験の方でも楽しんでもらえるアプローチでリポートしていくぞ!!
沖縄到着より約6時間前。
気合を入れて前日入りを計画していたふたりだけど当日は風が強く、出発予定だった午後3時30分を約2時間押しで、やっとことターミナルに飛行機が到着。
じつは深津は大の飛行機嫌い(とある書籍で強いトラウマが……)。
しかし、『Ingress』のためならと25年ぶりに勇気を出してこの日に挑んでいたので、この焦らしプレイが心がボッキボキに砕くのは簡単なことだった。
それを心配したあしたづに励まされながら離陸したのはいいけど、ジェット気流とかいうやつで飛行機と俺の精神が大きく揺さぶられる。
「もうダメだ」
「これ落ちちゃう!?」
生きた心地のしないまま約4時間半のフライトを乗り越え、無事、南国の大地にたどり着いた。まだ、何も始まっていたいのに、感動の涙を流しそうになったけどグッと我慢。
その後、休むまもなく、四国を中心に陣営の壁を越えた多彩な活動をしている有名エージェントのトクヨ天狗さんら(本当にすごい方なのです)のグループと合流。
さらに、台湾から団体で参加していたエージェントたちが集まる居酒屋にも飛び入り参加して英気を養う。
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この日が初対面だった天狗さんだけど、懐の広い豪快な性格と人を引き付けるトーク力で飛行機の疲れも吹っ飛びました。
台湾からのみんなも前日から大盛り上がりで、オリジナルのバッジやカードなどをたくさんいただきましたよ。
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那覇市のおもろまちにある新都心公園多目的広場が、今回のXMアノマリー“アバドン”の拠点であり、開戦前にはサポーターキットの引き渡しや頒布会、各パートナーによる催し物などが行われた。
10時に到着した深津とあしたづは、『Ingress』を開発する株式会社ナイアンティックの代表取締役社長の村井説人氏にご挨拶。
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従来のXMアノマリーではオープニングを飾る挨拶などがあったのだけど、今回は全工程が終了した後のアフターパーティのみ。
必要な引き渡しなどが終わったエージェントの多くはお昼ごはんを食べに行ったり、この段階で戦いの場となるポイントに移動していた。
さて、ここでXMアノマリー“アバドン沖縄”のタイムスケジュールと、大まかな戦いの流れを紹介するぞ。
戦う場所は那覇市内広域で、大きくわけて4つのエリア(クラスター1~4)に分割。そのなかにある特定のポータルを対象に、両陣営が攻防をくり広げて得点を競い合う。
午後2時
第1回目の計測(クラスター1)
午後3時
第2回目の計測(クラスター2)
午後4時
第3回目の計測(クラスター3)
午後5時
第4回目の計測(クラスター4)
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それぞれ開始から10分間が計測対象。
簡単に言えば、全4つのクラスター戦で稼いだ得点の合計で勝敗を決めるってわけだ。
ちなみに、この戦いに参加した約3000人の多くはどこかしらのチームに参加。我々は関東の某チームのみんなと戦うことになっていた。
まず、あしたづはとある作戦(詳細は後編で!!)のため、早々に会場を離脱。
深津は午後から始まる、ブートキャンプ的イベント“GORUCK”(以下、ゴーラック)の様子を撮影するため、後から合流することになった。
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まず、このゴーラックについて簡単に説明しなきゃね。
これは、元グリーンベレー隊員のJason Mccarthy氏が退役後に創設した米国ブランド。
当時の経験から機能性、デザインにこだわってバックパックが作られ、現役特殊部隊員を含めたメンバーたちが、世界中の都市でさまざまな過酷なチャレンジを行うほどタフなアイテムとして注目されている。
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ようするに、バックパックを背負って、肉体的なチャレンジをしようぜってイベントなのだ。
今回、国内ではこの沖縄が初のゴーラック。
さかのぼること11月12日に行われたアジア統括本部長の川島優志氏、アジア統括マーケティングマネージャー・須賀健人氏とのインタビューで、著者が国内での開催を強く要望していたものだ。
【参考記事】
※【独占スクープ】『Pokémon GO』の基盤となる位置ゲー『イングレス』の今後を開発陣に直撃
このインタビュー時、その予定はないと伺っていたのだけど、じつはすでに決まっていたのか!?
もしも、このインタビューがきっかけで実現したのなら、とてもうれしいことだなぁとニヤニヤしながら、ハードなイベントに参加するタフなエージェントの集まる場所にだいじろうと行ってみると……。
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もともとアメリカで開催されたゴーラックはかなりのハードモードで、この沖縄では比較的簡単だという“Light Challenge”という前情報があった。
しかし、蓋を開けてみると6キロ程度のバックパックを背負い、さまざまなチャレンジを乗り越えながら、約5時間かけて11~16キロほどを歩くのだという。
腕立て伏せなどのストレッチから始まったゴーラックの様子を見ながら、「ライトだもんね」なーんて思っていたら、前方のエージェントが股下から通した左手を後方のエージェントが右手で掴んで、1列になって行進を開始。
必然的に中腰という過酷な姿勢に! そして、新都心公園の中央にある広場を回り始めた。
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だいじろう「こ、これは!?」
深津「全然、ライトじゃないぞ!」
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ゴーラックに参加したエージェントたちの奮闘を追いかけている最中、だいじろうは須賀さんへの取材を予定していた沖縄のテレビスタッフを案内。
それをグラサン姿で見守るだいじろうを、さらに背後から俺がこっそり激写したのはここだけの秘密だ。
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ゴーラックはこのほかにも、各チームの代表が約8キロの重りを持ち上げ続け、その周囲をメンバーが回る不思議なチャレンジや、1文字でグリフハック(『Ingressに登場する特殊な記号)を当てたり、エージェントの名前を当てるなど、まったくライトじゃない多彩なメニューが続々と。
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ちなみにこれ、まだまだ序の口。
この後、新都心公園を出たエージェントたちは那覇市内を歩き、戻ってきた後には四つん這いのエージェントの下から、もうひとりがぶら下がるような形でレースに挑戦していたようだ。
“ようだ”と言うにはわけがある。
そう、俺も1エージェント、XMアノマリーに合流しなきゃならなかったのだ!
そんなわけで、明日公開の次回の記事では、俺がゴーラックの様子を撮影していた裏で、XMアノマリー“アバドン沖縄”のクラスター戦に挑んだあしたづが何をしていたのか? と、俺が駆けつけたクラスター4の様子とアフターパーティーの様子をリポートするぞ!!
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P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
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