【BitSummit2015】23歳の新進気鋭クリエイターの作品がすさまじい完成度を誇るデキ

2015-07-11 22:47 投稿

インディーゲーム界の寵児現る!

2015年7月11日(土)~12日(日)まで京都で開催中のBitsummit2015。同イベントのもっぴんのブースでは、先日開催された東京インディーフェスでも話題を集めたアクションゲーム『Downwell』がプレイアブル出展された。

 
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『Downwell』とは、宝石を集めながら魔物が巣くう井戸の最奥を目指して冒険をするアクションゲーム。画面下に設置された左右の移動ボタンとジャンプ兼攻撃ボタンを駆使して、プレイヤーは井戸を降りていく。

 
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▼プレイ動画はこちら

中でも攻撃方法がユニークで、キャラクターがジャンプをしたときに、下に向かって謎のショットを放つといったもの。失礼ながら最初プレイしたときは「連続キックか!?」と思ったのだが、主人公は”ガンブーツ”という銃が備わったブーツを履いていて、じつはそれで攻撃をしているのだという。

アイテムを手に入れるとこのガンブーツをカスタマイズすることができ、ショットがレーザーに変化したり、ジャンプの挙動が変化したりと育成要素も充実している。

 
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▲最初は完全にキックだと思っていた……。

本格的なアクションゲームのシステムに加え、ファミコン向けゲームを彷彿とさせるドット絵調のイラストがたまらない『Downwell』。言わずもがな、会場を訪れていた多くのゲーム好きを虜にしていた。

そんな本作を手がける個人開発者”もっぴん”こと麓 旺二郎氏は若干23歳の新進気鋭のクリエイター。『Downwell』は、BGMと効果音以外すべて麓氏がひとりで作り上げたというから驚きだ。

また”井戸を降りていく”といった個性的な本作の設定に関して話を聞くと「『Spelunky(スペランキー)』がすごく好きで、そこから着想を得て『Downwell』の開発をはじめました。試行錯誤していった結果、まったく違うものになりましたけどね(笑)」と笑顔を見せた。

続けて東京インディーフェスに続いてBitSummitに出展した理由を聞いてみると「ゲームをアピールするためというのも勿論ですが、それ以上にこういうお祭りが好きなので出展を決めました。ゲームが好きな人が集まる場は、いるだけでも楽しいです」とのこと。

そんな若手クリエイターによる『Downwell』は、国外大手のゲームパブリッシャー・Devolver Digitalに認められ、2015年内の配信を目指して鋭意開発中とのこと。今後の展開にも注目していきたい。

 
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▲麓氏が着ていたTシャツには『Downwell』の主人公が履いているガンブーツの設計図が描かれていた。メカ好きの記者は、思わず前のめりで写真撮影をお願いした。

Downwell

メーカー
もっぴん

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