モバイルで遊ぶ本格MOBA『べイングローリー』記念イベントで体感した最速インプレ
2015-04-08 21:12 投稿
記念イベントの興奮をそのままに
2015年4月8日に開催された『べイングローリー』日本上陸記念イベント。発表のあと、先行プレイを体験することができたので、ここではそのプレイリポートをお届けする。
[関連記事]
※【速報】アップルの基調講演に登場したMetal対応の話題作『Vainglory』が日本上陸決定!
PCゲームユーザーを席巻中の、MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)というジャンルを、スマホやタブレットといったモバイル端末に最適化したのが本作『べイングローリー』だ。
MOBAは、RTS(リアルタイムストラテジー)をベースにしつつ、RPG、アクションの要素も併せ持った新たなゲームジャンル。非常に戦術性の高いPvP(対人戦)を楽しめるのが特徴。PCでは『リーグ・オブ・レジェンズ』というタイトルが世界的な人気を博しており、eスポーツとして総額1億を超える賞金が出る大会も開催されているほど。
『ベイングローリー』は3人1組で2つのチームに分かれ、味方プレイヤーと協力しながら、敵チームの本拠地を破壊して勝敗を競う。今回の先行プレイでは、3対3のリアルタイム対戦の模様をリポートしていく。
全14体の個性的なプレイアブルキャラ
まずは自身のプレイアブルキャラ・ヒーローを選択。近距離攻撃に特化したヒーロー、遠距離からの狙撃を得意とするヒーロー、味方のサポートに長けたヒーロー、オールマイティな能力を持ったヒーローなど、じつに個性豊か。このヒーローは随時、追加される予定だということだ。
敵陣深く侵攻し、本拠地
ヴェインクリスタルを破壊せよ!
対戦ルールは至ってシンプル。お互いが横長の長方形マップの左右の端にある、自陣からゲームスタート。敵陣へと侵攻していき、敵陣の最後尾にある本拠地・ヴェインクリスタルを破壊したチームの勝利となる。
とはいえ、敵陣の本拠地に到達するのは容易ではない。長方形のマップ中央にはアイテムショップと金鉱山が配置されており、ここを制圧すれば味方が大幅に優位になるため攻防は熾烈。
また敵を自動的に攻撃する5つのタワー(砲台)、ミニオンと呼ばれる味方兵士を強化できるミニオン鉱山も非常に重要な拠点。敵タワーをひとつ破壊していく度に、敵陣深くまで味方が侵攻可能になるため、戦局が優位に運ぶことを肌で実感できる。
このようにマップの中に配置されたさまざまな拠点を、いかに相手チームより早く制圧するかが重要になりそうだ。
ミニオンとクラーケン
ふたつのNPCを使いこなせ
味方は3人のヒーローだけではない。ミニオンと呼ばれる味方兵士と、クラーケンという巨大モンスターを使いこなすことも勝敗を分ける。ミニオンはいわばヒーローの盾の役割を担うため、敵タワー攻撃の際に重要。
特筆すべきはクラーケン。ゲーム開始から15分が経過するとマップ中央に出現。出現時は中立で、一定の攻撃を加えることで仲間に。圧倒的なHPと攻撃力を持っているため、単体でも複数の敵タワーを破壊できるほど。
パワーアップが勝敗のカギ
敵を倒すことでお金が貯まっていき、貯まったお金を消費してショップでさまざまなアイテムを購入することができる。アイテムは攻撃力アップ、防御力アップ、HP上限アップ、移動速度アップ、HP回復など多種多様で、チームの戦略に合ったアイテムを購入してヒーローを成長させていくことが、勝敗の大きなカギを握っている。
最後はチームの戦略と連携が大事
最後に重要となるのは、やはり戦略に沿った味方3人の連携だ。マップ上部のメインレーン、マップ下部のジャングル、遊撃という役割分担が基本となるが、戦況によってその役割は目まぐるしく変動する。
ふたりでレーンを侵攻しつつ残りのひとりがジャングルに身を潜める、3人ともに引いて守備を固める、クラーケンとともに3人で固まって敵陣に一気に切り込むなど、臨機応変な対応が、じつに楽しかった。初めていっしょにプレイしたプレイヤーどうしでも、自然と声をかけあって連携を図っていたのが新鮮だった。
ちなみにヒーローは一度死んでしまうと、プレイヤーは復活までのあいだ一切ヒーローを操作することができない。今回はイベントに居合わせた3人で急遽チームを結成したため、死ぬと大幅な戦力ダウンになるのはもちろん、非常にいたたまれない気持ちになったことも書き加えておこう。
ルールはシンプルながら、じつに奥が深い『ベイングローリー』。今回はイベントに参加したプレイヤーと実際に対面しながら対戦を楽しむことができたが、ネットワークに接続して世界中のプレイヤーとの通信対戦も可能。日本語の(ローマ字による)チャット機能も実装予定とのことだ。
日本ではまだまだ馴染みが薄いMOBAというジャンルを、一気にメジャーシーンに押し上げる可能性を秘めたタイトルが『べイングローリー』。現時点では、開発チームが思い描く10パーセントほどが実装されただけだとか。これからどんなアップデートを加えていくのか、楽しみにしたい。
[関連記事]
※【速報】アップルの基調講演に登場したMetal対応の話題作『Vainglory』が日本上陸決定!
Vainglory
- メーカー
- Super Evil Megacorp
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(アイテム課金あり)
- 対応機種
- iOS 6.1 以降。 iPad 対応。
- コピーライト
- © 2013-2014 Super Evil Mega Corp.
関連記事
この記事に関連した記事一覧
『べイングローリー』 大型アップデートや初の世界大会など今後の展望を開発元のCEOに直撃【TGS 2016】
2016-09-20 16:55スマホMOBA『Vainglory(ベイングローリー)』配信から1年、日本ユーザーの平均プレイ時間は世界最長
2016-04-08 13:08【事前登録】超ゲーマー向け『ベイングローリー』Android版配信決定!新ヒーローバーサーカーも追加に
2015-06-26 15:21『ベイングローリー』初心者指南 其の弐:フィールドを制すものは対戦を制す!
2015-05-19 16:00
最新記事
この記事と同じカテゴリの最新記事一覧
【今週の新作まとめ】『ディズニー スピードストーム』でレーシングバトルに挑戦!『ハイパズ』や『猫は液体』などパズルゲームも豊作な新作5本
2024-07-14 10:00【配信開始】ミッキーやドナルドたちと本格レーシングバトルが楽しめる!『ディズニー スピードストーム』モバイル版登場
2024-07-12 17:22【配信開始】コンソールで人気の『フルーツマウンテン』がスマホで登場!フルーツを積み上げハイスコアを目指せ!
2024-07-10 14:10【配信開始】ぷにぷにねこちゃんを積み上げる新作落ちものパズルゲーム『-猫は液体- Stray Cat Falling 』
2024-07-10 13:41【配信開始】最強の選手が所属するプロレス団体を経営しよう!カイロソフト新作SLG『プロレスリング物語』
2024-07-09 19:09