【TGS 2014】野村哲也氏が描いたクラウド新衣装も! 『FFVII Gバイク』&『FF ワールドワイドワーズ』トークイベント

2014-09-21 16:23 投稿

『FF』シリーズプロデューサーの橋本真司氏もゲスト参加!

東京ゲームショウ2014最終日にあたる2014年9月21日、スクウェア・エニックスブースにて、『ファイナルファンタジーVII Gバイク』&『ファイナルファンタジー ワールドワイドワーズ』クリエイタートークイベントが開催。

両タイトルのプロデューサーである間一朗氏、『ワールドワイドワーズ』ディレクターの鈴木恭平氏、そして『Gバイク』の開発を手掛けるサイバーコネクトツー代表取締役の松山洋氏が登壇し、それぞれのタイトルについてトークがくり広げられた。

『ワールドワイドワーズ』は「タイピングでバトルを進め、キャラ成長要素やマップもあるRPG」(鈴木)と、プロモーションムービーとともに本作の概要を紹介。「長い文字だと時間がかかるけど、攻撃が強力になる」(間)など、スマホで日常的に操作するフリック入力にゲーム性を加えた作品になっていることを説明した。

ちなみに本作は、「フリック入力の入口としても使えます」(鈴木)としながらも、フリック入力が苦手な人向けにメール打ちでプレイすることも可能だ。

▲鈴木氏がTGS2014用に用意した特別ステージを実機を使ってデモプレイ。本作のメニュー画面などを見た松山氏は「UIとかすごいよね!」と感心していた。

フリック入力の話題になったところで、「フリック入力ができない社内の人間がこのゲームでどれだけできるのか? そして社内の人間のフリック入力の実力がどの程度のものなのか? それを映像で撮ってきました」と間氏。スクリーンにその映像が映し出されると、そこに映っていたのは、『ファイナルファンタジー』シリーズプロデューサーの橋本真司氏が本作をプレイする姿。入力のスピードはかなりスローテンポだが、その後もプレイを続けたとのことで、果たしてフリック入力は早くなっているのだろうか?

▲フリック入力経験ゼロの橋本氏。その苦戦ぶりに間氏は、社内の人間のお手本を見せる必要があると判断。
▲40代代表の北瀬佳範氏、30代代表の室内俊夫氏、そして20代代表の岩宮圭氏。スクウェア・エニックスの各年代の代表が、フリック入力のお手本を見せるために『ワールドワイドワーズ』に挑戦。とくに岩宮氏の両手を使ったフリック入力のスピードの早さに松山氏も「最近の20代はみんなこんななの!?」と驚いていた。

そして映像が終わると、『ワールドワイドワーズ』でのフリック入力の練習の成果を披露するべく、ステージに橋本氏が登場! 挑戦したのは鈴木氏が橋本氏用に用意した特別なステージで、映像収録時よりもスムーズにフリック入力。続いて松山氏も挑戦し、あえて長い文字をスムーズな操作で入力していた。

最新PVや新衣装など『Gバイク』の気になる情報が公開!

続いては、松山氏率いるサイバーコネクトツーが開発する『ファイナルファンタジーVII Gバイク』に関するトーク。まずは東京ゲームショウ2014で公開された最新PVが上映された。

「いままでPVを2本出しただけで、ゲームのことをちゃんと説明していなかった」と松山氏が語るように、『FFVII Gバイク』とはどのようなゲームなのか? 間氏は「1997年に発売された『ファイナルファンタジーVII』の本編中、そしてゴールドソーサーで遊べたバイクゲームを復活させるというコンセプトで作っています。バイクに乗ったチェイスアクションなので、躍動感や熱気を伝えたい。ただのリメイクじゃない」と説明した。

操作性については、「スマホを傾けてバイクを動かすか、もしくは指で動かすことも可能」と松山氏。敵に近づくと攻撃してくれるので、プレイヤーはバイクの操作に集中できるのだとか。PVでは、『FFVII』のティファがクラウドを助ける演出などもあり、『FFVII』ファンにはたまらない内容になっていそう。

ゲーム紹介のあとは、事前にファンから受け付けた質問に答えていくQ&Aコーナーへ。”『VII』をプレイしていなくても楽しめる?”、”アクションが苦手でもプレイできる?”という質問には「もちろん!」と力強く答える松山氏。また、コースについても映像ではいまのところミッドガルのコースだけだが、「新コースもサービスインしてから増やしていきたい。ずっとミッドガル周辺だけを走っているわけではありません」(松山)。さらに”バイクの改造などオリジナルシステムは?”という質問にも、「カスタマイズもあります」(松山)といろいろなデザインのバイクでプレイが楽しめそうだ。

▲まだ開発中だが、こちらがCUSTOMの画面。

~Q&A その他の気になる情報まとめ~

・対応機種は、Androidは可能な限り多くの機種、iPhoneは4S以降で対応予定
・クラウドのボイスは入る。
・マテリアは『FFVII』のものがひと通り出てくる。

▲”新技はあるのか?”という問いについて、「武器を強くしていくとリミットブレイクも変化する」と松山氏。新たなリミットブレイクの映像も公開してくれた。

また、”衣装チェンジはできるのか?”という質問に対して、「『FFVII』にはいろいろな作品がありますので、クラウドのいろいろな衣装を用意しています」と松山氏。さらに新衣装も作りたいとのことだが、なかなか上がってこないらしい。それを聞いた間氏から、「新しい衣装をデザインしてもらって、じつは完成しました」と、野村哲也氏デザインの新衣装を公開!

▲『FFVII Gバイク』向けに、野村哲也氏がデザインしたクラウドの新衣装!

これには松山氏も「いつできてたの!?」と今日一番の驚きを見せ、間氏は「今日納品されたので……このデータを会社に持って帰ってください(笑)」と返した。

「『Gバイク』についての直接的な質問じゃないけど」(間)と、ファンなら誰もが気になる”『ファイナルファンタジーVII』のリメイクについて”という質問は、「せっかく来ているので」(間)と橋本氏に振られた。これに対し橋本氏は「その前に『Gバイク』を完成させてよ(笑)」とコメント。いますぐの予定はないとしながらも、「ファンの皆さんのために」と会社を説得していきたい、とした。

▲『VII』リメイクの話題を受け、チャンスとばかりに松山氏は「『VIII』や『IX』もリメイクされていませんがどうなんですか?」と橋本氏に質問攻め……したところで時間切れに。間氏も「松山さんのトークは45分くらいが限界。それ以上だと何を言いだすかわからない(笑)」とコメント。

さて、気になる『Gバイク』だが、松山氏によればそう遠くない時期に配信されるとのこと。さまざまな新情報が飛び出した本作の配信が待ち遠しい!

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