【TGS2014】元レベルファイブ小倉氏とトランスコスモスが仕掛けるプロジェクト“ブラックサンダー”とは?

2014-09-21 18:00 投稿

謎プロジェクトのキーマンに突撃インタビュー!

トランスコスモス主導で始まる新プロジェクト“ブラックサンダー(仮称)”。元レベルファイブの小倉健氏をクリエイティブプロデューサーに、元マーベラスエンターテイメント(現マーベラス)の中野魅氏をクリエイティブディレクターに配することが明らかになっているが、ゲーム内容などは一切不明。そこで、トランスコスモスブースを直撃し、プロデューサーとクリエイティブプロデューサーに突撃インタビューを敢行した。

なお、小倉健氏と中野魅氏は現在、ゲーム開発会社KEYROUTE(キールート)代表取締役。同プロジェクトに参加している。

インタビューに協力していただいたのは、トランスコスモスのプロデューサー鈴木 精介氏と、キールート代表取締役でプロジェクト“ブラックサンダー(仮称)”のクリエイティブプロデューサーを務める小倉 健氏のおふたり。

―― まず、キールートのおふたりについて詳しくお教えいただけますか?

鈴木 精介氏(以下、鈴木) クリエイティブディレクターの中野さんは、マーベラス社で、『牧場物語』シリーズや『ルミナスアーク』シリーズなど数々のヒット作を手掛けたクリエイターです。

小倉 健氏(以下、小倉) 僕は、レベルファイブ在籍時には、東京オフィスのマネジメントをしながら、家庭用からモバイル・スマホタイトルまで、とにかく複数のコンテンツプロデュースやディレクションをやってきました。

どうやっておふたりは知り合われたたのですか?

鈴木 共通の知人がいて、その方を通して小倉さんを紹介していただきました。

―― なるほど、ではさっそくゲームのことをお聞きしたいのですが、ぶっちゃけ、ゲームジャンルはどのようなものになるんでしょう?

鈴木  いや、それもまだ言えないんですよね……。ライトなユーザー層に向けたゲームで大人から子供まで幅広く楽しめて、なおかつ新しい何かとしか。

小倉  ただ、僕たちが企画書を見せていただいて即「これはやりがいがある! 絶対受けるぞ」と確信できたものなので、きっと驚いて、満足していただけると思いますよ。

―― プロモーションビデオに「君の閃きが、世界を変える」というフレーズが出てきていますよね? ということは、頭を使うゲームシステムが主題となる感じになるのではないかと推測できるのですが、いかがでしょうか?

鈴木  さすが、しっかり見てますね。ただそれだけではないので、そこは発表をお待ちいただければと。

―― さきほど、ライトなユーザー向けと仰っていましたが、料金体系は基本無料、フリーミアムということでよろしいでしょうか?

鈴木  おっしゃる通り、フリーミアムでの展開になります。やはりプレミアムアプリですとマネタイズが難しいので。

小倉  iOS/Androidで展開するのですが、ともに基本無料で遊べるように作っています。

―― マネタイズというと、開発規模に関しても気になってくるところですね。どれくらいの規模で開発を進めていらっしゃるのでしょうか? プロモーションビデオには「豪華メンバーで開発中」と書かれているので、実は結構な人数が動いているような気配を感じるのですが。

小倉 うーん……。申し訳ないのですが、具体的な規模は言えません。ただ、僕たちがスマートフォンアプリで、この規模で動くのはこれが初めてですね。

鈴木 本当に豪華メンバーで動いていて、規模を言ってしまうとその辺にも触れることになってしまいますから。ごめんなさい、そこもちょっと申し上げられません。ただ、僕も1ゲームユーザーとして客観的に見たとしてもビックリするくらいのメンバーの方々でこれらの発言からいろいろと察して想像していただければと。

小倉 音楽やキャラクターデザインも、すごいメンバーと制作をしているので、そこは本気で期待してくださってもかまいません。ヒットタイトルに関わったメンバーなので、ちょっとしたきっかけで「あれ、これってこの人の作品?」と気付けるような人たちですよ。

―― わかっちゃうなら教えてくださいよ!

小倉 では、特別にキャラクターのラフイラストをお見せしますね。これが誰のイラストなのかは申し上げられませんが(笑)。「この絵はこの人のでしょ?」と言われてもお答えできません。すみません……、そこから先はすべて想像で補ってください(笑)。

―― ありがとうございます! しかし、本当に謎ばかりですね。これからどのようなペースで情報を出していく予定なのでしょうか?

鈴木 時期を見て、出せるタイミングで情報公開をしていきます……としか。ただ、来春リリース予定なので、年明けには何かしらの情報は出していけると思いますよ。

小倉 あとは、Youtubeで公開している動画を見て、いろいろ想像してもらえればと思います。何も情報がない動画に見えて、先ほど「君の閃きが~」というヒントがあったように、ほかにもちょっとしたヒントというか、ゲームの雰囲気というかなんというか、とにかくそういった物が伝わるようなものになっているので、よく見ていろいろ考察してみてください。

―― 続報期待しています! 本日はありがとうございました。

▲はて、このタッチ、この画風。どこかで見たことあるような。どこで見たのだろう?

▲写真左から、トランスコスモス所属ディレクター 角 亮佐氏、同社プロデューサー鈴木 精介氏、キールート代表取締役 クリエイティブプロデューサー 小倉 健氏、同社代表取締役 クリエイティブディレクター 中野 魅氏。

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