【TGS2014】侵略戦争に巻き込まれた主人公たちの奮戦を描く
2014-09-18 21:07 投稿
『境界之詩』ができるのは“3-C1-67”
台湾のゲームメーカー、Seena3D制作のスマホ対応シミュレーションRPG。斜め視点で描き出されるフィールド上に配置されたキャラクターを動かし敵軍を蹴散らしながら、国家の存亡に関わる侵略戦争に巻き込まれた、主人公たちの奮戦を描く。その名も『境界之詩』。
主人公は髪の色や肌の色を自由に組み合わせ、戦闘能力を含めてプレイヤーの好みに設定することが可能。それ以外にも登場する仲間キャラクターは100人以上おり、そのひとりひとりに物語とそれを読み解くためのクエストが用意されているため、やり込み度合いは満点だ。またキャラクターデザインは日本人のアニメ・ゲームファンにとっても親しみやすく、誰でもすぐにお気に入りのひとりが見つかるだろう。
軽くプレイをしてみた感じでは、インターフェイス部分は見やすくて良好。ただし操作性については、たとえば未行動の仲間がわかりにくいうえ、そうしたキャラクターへ自動的に視点が移動しないなど、やや不親切な部分が目立った。とはいえ戦闘のエフェクトは携帯ゲーム機と遜色ない派手さで、ゲームとしての面白さは十分期待できる。
現時点ではiOSとAndroidへの配信が予定されているとのことだが、まずは台湾国内のみであり日本語ローカライズはいまだ定まっていない状態。好感触な要素が詰まっているだけに、一日も早い進展が待たれるところだ。
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