【個人開発ゲームを斬る】『みんなクエスト』親子で作ったほのぼの本格RPG

2014-01-13 08:30 投稿

6さいの むすめが えがく

ライターのあぷまがでございます。
今年もよろしくお願いいたします。

そんなわけで新年1発目は(当時)6歳のお子様と親御さんで作った、一見ほのぼの、じつは本格RPGな『みんなクエスト』を紹介させてください。

▲ほのぼのタイトル画面
▲ほのぼの導入画面


人は見た目が9割。
アプリも見た目が9割。

「なんだこれ、子ども向けアプリか」

と思った方も多いかもしれませんが、もう少しだけお付き合いくださいませ。

猫の“ミーくん”が……!?

▲猫のミーくん
▲ピカッと!

“ぼうや”“いもうと”“いもうとのともだち”の3人が仲良くお買い物。
のはずが、猫の”ミーくん”に気をとられ、公園へ。

子どもたちだけだから仕方ないですね。
ミーくんが持っていたとある“おもちゃ”をごにょごにょすると。。。!?

▲ミーくんが喋った
▲恐怖のイカだいおう

画面が光って“ミーくんの世界”へ。
どうやらこの世界ではミーくんは王様を守る戦士。
でも悪い“イカだいおう”にお城を乗っ取られてしまったようです。

ミーくん、どんまい!

なんだかんだで

もとの世界に戻るためにイカだいおうを倒してお城を取り戻さないといけないようです。
ググッとRPGっぽくなってきました!

▲十字レバーで移動
▲タンスの中を拝見

人に話しかけたり、タンスの中を調べたり。
王道RPGを堪能しながら、“マモノ”がうろつく街の外へ!

▲マモノがあらわれた!
▲マモノを改心させろ!

RPGの醍醐味、マモノとのバトル!
マモノの“わるいこころ”を減らし、“いいこ”に戻しましょう。

バトルの流れは王道RPGのターン制を踏襲。
3人+ミーくんが順に攻撃しますが、HPやMPは“共通”。
パーティバトルながらも、シンプルで遊びやすい仕様となっております。

バトルに勝つと、経験値となる“ハンコ”をもらったり、武具やアイテムを買うのに必要な“どんぐり”を手に入れたり。
このあたりの言葉のチョイスがほのぼのとしていて涙腺がウルります。

おしっこ!

▲おしっこ!
▲我慢するので必死

このアプリの最大のウリは“トイレシステム”ではないでしょうか。
冒険を続けて行くと子どもたちは“おしっこ”をしたくなります。

▲しーしーぷりり
▲これで安心

おしっこを我慢していると、バトルで戦力にならなかったり諸々メンドーなことになります。
街に戻ってトイレにダッシュしたり、“けいたいトイレ”を購入して長旅に備えましょう。

いろんなゲーム作家がスルーしてきた“トイレ問題”。
RPG界最大のタブーに触れてしまった開発者の“SevenStudio”さんにイロイロ聞いてみました。

Q1.『みんなクエスト』を作ることになったそもそものキッカケを教えてください!

A1.いままで3本ほどゲームを作ってきて、そろそろRPGとか作ってみたいなー、って漠然と考えていたんですが、モチーフがなくて悩んでたんです。
そんな折、私の娘が自分で“みんなシリーズ”という連作の絵本を大量に描き溜めていたんですね。
話としては破綻しまくりなんですけども、着眼点や突飛な展開など、ポイントポイントが非常におもしろくて。
メインキャラも3人いるし、「これをRPGにしたらおもしろいかも!」って思いついたことがキッカケです。
また、“娘の夢を何かの形として残したかった”というのもあります。

Q2.なるほど! ではお子様はどこまで担当されたのですか?

A2.キャラクターデザイン、敵キャラ原画、敵の攻撃方法アイデア、背景、ストーリー原案、魔法や武器のアイデア、文字フォントデザイン、エンディング曲の作詞、テストプレイ……ゲームシステム面や音楽以外はほとんどですね。
さすがにそのまんまではゲームにならないので、僕のほうでかなり補完はしています。
でも、トイレや風邪などのシステム、イケメンとかオナラとかの魔法などは、なるべく娘の原案の“味”を残すように気をつけました。

Q3.トイレシステムはすばらしいと思います! 制作期間は?

A3.約半年です。本業もあったため、平日は夜間のみ、あとは土日で作業しましたので、実質は2,3ヵ月くらいになるのかも。
娘の四方八方に飛び散ったアイデアを一本に繋げることにとても苦労しました。
ストーリーに関係ない村人ひとりひとりのセリフもかなりこだわって作っていますので、クリアーを急ぐのではなく、ゆっくりと世界を楽しんでほしいですね。
あと、子ども向けという体裁なので、なるべく殺伐とした表現は避けるように気をつけました。
(“●●をたおした!”ではなく、“●●はいい子になった!”……とか)

Q4.ここはぜひ見てほしいというポイントは!?

A4.エンディングまでぜひ見てほしいですね。
エンディングの“入り”にもちょっとした工夫がありますし、エンディングの歌がじつにすばらしいので!
(歌は、歌っていただいた“CQ”というユニットの3rdシングルとしてリリースもされています)
あと、ぜひ“聞いて”もらいたい点としてBGMですね。ourcellというユニットのRuyさんが22曲も書き下ろしてくれました!
どれもこれもカッコイイし、クオリティが高いのでぜひ聞いてみてください。
※ourcellのHP ※RuyさんのHP

Q5.イヤホンでジックリ聞いてほしいですね! リリース後のまわりの反響などを。

A5.地元のイベントで2回ほど、今回の制作体験談的な内容の講演をさせていただきました。
あと、娘の幼稚園時代の友だちから、お母さん経由で「遊んでるよー」って連絡があったそうです。
最初はうちの娘が作ったと知らなかったそうです。

Q6.それはすばらしい体験ですね! ではお子様の反応は?

A6.制作中は、学校から帰ってくると「ただいま」よりも先に「『みんなクエスト』(制作が)進んだ?」って聞いてくるほど熱心だったのですが、リリース後は……“プランクトン図鑑”に夢中です。
子どもってそんなもんです(笑)。
でも“みんなシリーズの絵本”はいまでもどんどん増えています。
制作意欲の刺激にはなったみたいですね(笑)。

Q7.つぎは『プランクトンクエスト』ですね! 最後に何かひと言お願いします!

A7.親子で力を合わせて一生懸命作りました。自信作です!
ぜひエンディングまで遊んで感動してください!
ありがとうございました!

しっかり遊べてクスリと笑える、そして最後は大号泣。
親子で作ったほのぼの本格RPG『みんなクエスト』。

エンディングまでぜひ遊んでみてください!

Androidな人は動画だけでもぜひ!

■あぷまがどっとねっと
(あぷまが)

「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。


※あぷまがへのアクセスはこちらから

みんなクエスト

メーカー
SevenStudio
配信日
配信中
価格
200円
対応機種
iPhone、iPod touch、iPad、iOS 5.1.1 以上

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