【個人開発ゲームを斬る】『あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね』“内気な”勇者の成長物語
2013-11-25 08:30 投稿
こみ上げる感動
日本人はだいたいの人が“人見知り”ではないでしょうか。
そこが日本人のよさです。
むしろ初めて会った人とハイタッチできる人のほうがおかしいのです。
でも、“勇者の血を引く者”として産まれてきた以上はがんばらないといけません。
そういう運命なんですから。
誕生日を迎えた朝。
勇者は王様に呼び出され、“復活した魔王の討伐”を命ぜられます。
テンション上がってきた!
これからがんばろうとする勇者に王様は“パワハラ”を仕掛けてきます。
“顔色が10円玉だ”
“ドモリすぎワロタ”
“はい、いいえ、しか言えないの?”
悩みである“人見知り”をイジリ倒され、テンション低空飛行のまま仲間を求めて“酒場”へ。
酒場には
酒場にはいろんな職業の人が集まってきます。
勇気を出して、仲間に勧誘しましょう。
“ぼ、僕といっしょに魔王を倒してくれませんか!?”
話しかけるとバトルが始まります。
冒険者が集まる酒場では、至極当たり前のことなのかもしれません。
男だったら“拳”で語りあう。
そんな時代は7つの星とともに終了しました。
これからは対話の時代。
“じゅもん”というコミュニケーションを駆使して、わかり合いましょう。
言葉のチョイスを間違えると、激怒され大ダメージ。
相手の説得に
相手の説得に成功すると無事仲間に。
言葉足らずで傷つけたかもしれないけど、これからはよろしくお願いします!
この調子でドンドン声をかけ、強いパーティを作りましょう。
どの言葉を選べば相手に響くのか?
そのヒントは“出会いの画面”にあります。
今回のラフマニさんはとても心配性のようです。
そんな彼には“できる上司”のような優しい言葉を。
わけのわからないことをいうトネビレさんは、正論で論破。
年齢を気にする“パフパフむすめ”には、毒蝮さんもビックリな毒舌を浴びせ、どんどん仲間にしていきましょう。
オトナの階段
フロアにいる冒険者全員を仲間にするとつぎの階へ。
大人の階段を上った勇者はレベルアップします。
この辺りのニュアンスがイマイチピンとこない人は、パパやママに聞いてみてください。
“5の倍数”ごとに現れる仲間はかなり手強く、これまでの“じゅもん”説得ではイカンともしがたい状況に陥ります。
仲間にしたときに手に入ったお金を使って装備を充実させたり、仲間を変えてみるのもいいかもしれません。
少しずつパーティを強くしながら、最上階へ。
そこで待つものとは!?
もっともっと書きたいことは山ほどあるのですが、さすがに長くなりすぎました。。。
このアプリを作ったSYUPRO-DXさんのととが大好きすぎて、興奮してしまったようです。
というわけで“SYUPRO-DXの浜中様”に、緊張しすぎてドモリながらインタビュー開始!
Q1.“SYUPRO-DX”様は何名で活動されていますか? A1.最近、メンバーがひとり正式加入し、現在ふたりで活動しています。 加入したのは企画会議に皆勤していた、劇団“MacGuffins”の脚本家、“横田純”です。横田の担当は、企画、シナリオ、ボイスなどになります。 BGMや効果音が欲しいときは、ロックバンド“Riverside Creature”のギターボーカル、“入間川幸成”という人に頼んでいます。 私は、それ以外の雑用をしています。 |
Q2.キャー! すごいメンバーですね!! どんなキッカケで集まったんですか? A2.キッカケはよく覚えていないのですが、協力者はもともと私の知り合いです。 横田純は高校の同級生で、入間川幸成は中学の同級生です。 |
Q3.キャー! 運命ですね! SYUPRO-DX様のすべてを知りたいのですが、そろそろアプリのことを。『ドブネズミ』を作ろうと思ったキッカケを教えてください! A3.“人付き合いって難しいね”ってところからだったと思います。そこから広げた先に『ドブネズミ』がありました。 |
Q4.『ドブネズミ〜』という刺激的なタイトルはどのようにして生まれたのですか? A4.タイトルを付けるときのセオリーは、なるべく短く、ストアに表示しきれる範囲にすることだと思うのですが、それを無視してみようと思いました。自暴自棄だったのです。 App Storeの場合、タイトルへ付けられる最大文字数が30文字だったことと、純粋にメインタイトルのみで25文字以上のものを見たことがなかったので、25文字以上、30文字以内で、かつアプリのテーマに沿ったセリフにしようと考えた結果こうなりました。 なかなかに酷いタイトルなので、GOサインを出すのにけっこう勇気が必要でした。 サインを出すのを受けるのも私なんですけれども。 |
Q5.制作期間と苦労した点などあればぜひ! A5.期間は2ヵ月半くらいです。 はじめは全キャラクター16人ほどだったのですが、明らかに足りなかったので、急遽、横田に100人分のキャラ設定とアイテムと呪文を作らせることにしました。 表示できる文字数が17文字×3行、しかもひらがなカタカナなので、かなり大変だったと思います。 そのほか、肉付けどころか贅肉まで付けていった結果、あれよあれよと2ヵ月半が過ぎてしまいました。 |
Q6.ココは見てほしいという押しポイントをお願いします! A6.贅肉の多さがチャームポイントです。 |
Q7.今後の予定を教えてください! A7.現在“ニコニコチャンネル”で小説版の連載をしております。執筆は横田純です。 ストーリーはほぼゲームと同じようになぞっていますが、ゲームをプレイしていてもいなくても楽しめるよう、心掛けています。 小説だと主人公の心理描写があるので、いわゆる“無口主人公”としての役割は果たせませんが、ほかの人のゲームプレイ動画を見るような感覚で、小説ならではの冒険の書を楽しんでいただければ幸いです。 更新は週3ながら、かなりの長編になりそうなので、気長に読んでいただければと思います。 http://ch.nicovideo.jp/syupro-dx SYUPRO-DXはバカゲーデベロッパーなので、これからも“バカゲー”にこだわって作っていこうと思います。 次回作はようやく着手した段階なので、リリースは年明けくらいになるかもしれませんが、その際は、何卒ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 |
Q8.SYUPRO-DX様のアプリでイチオシのアプリを教えてください。 A8.か、『彼はパイルドライバー』です!(汗) |
Q9.『彼パイ』最高! 最後にひと言!! A9.名前だけでも覚えて帰ってください! |
とても泣けるような雰囲気ではないのですが、レビューを見ると泣いた人が続出!
この感動をまだ未体験な人はぜひ、ダウンロードを!
そして『彼はパイルドライバー』もよろしくお願いします!
『彼パイ』をダウンロード (iPhone版のみ) |
というか、SYUPRO-DX様の全アプリをよろしくお願いします!
SYUPRO-DXさん、大好きです!キャー!!
■あぷまがどっとねっと (あぷまが) 「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。 ※あぷまがへのアクセスはこちらから |
あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね
- メーカー
- SYUPRO-DX
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料
- 対応機種
- iPhone、iPod touch、iPad、iOS 4.3 以降、Android 2.2 以上
- コピーライト
- (C) SYUPRO-DX
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