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【注目アプリレビュー】100万DL達成したけど『まぞくのじかん』 っておもしろいの?

2013-11-05 14:11 投稿

ヒットするにはワケがある

“キモかわ”なモンスターたちとともに、人間たちを始めさまざまな大陸を征服していく、話題のRPG『まぞくのじかん』。2013年7月2日よりiOS版、同8月6日よりAndroid版を配信開始し、同10月で累計100万ダウンロード、世界17ヵ国での配信も決定した同作だが、そのヒットの理由はいったいどこにあるのか? ゲームをプレイして探ってみた。

バカでよかった、バカがよかった!

おバカな息子(※1)がアレコレやらかしてしまって、超有名人である親が謝罪会見する(※2)……。毎年のように見る光景であり、コメンテーターにとっては「子どもの教育はどうなっているのか!?」とフンガイするだけでお金がもらえてしまう、オイシイ事件である。

なぜ彼らは同じことをくり返すのか? 先人の教訓を活かせないのか? と、自分の親に聞いてみたら、「デキが悪い子ほどかわいいんじゃないの?」と言う。そう言われると、善悪はともかくとして、わからなくもない話だ。『まぞくのじかん』におけるウチの魔王のアーディもとんだおバカさんだから……。

※1 たいていが“息子”であるのはなぜだろう? 永遠の謎である。
※2 ちょっと前にあった大女優のMさんとか、最近だと名物キャスターのMさんとか。

▲ほぼすべての知識に疎いアーディ。三国志だけそこそこ詳しいらしいが……。実際にこんな女子がいたら、ひかれること間違いなしのスペックである。

本作の主人公アーディは、つぎはぎだらけの“キモかわ(※3)”ゾンビであり、頭が悪い。さらに「うにゅっ」とかいうよくわからない擬音でしゃべられるとややイラッとする。キャラクターをよくよく分析してみると、ほとんどいいところがないキャラクターだ。

しかし、そこがなぜか憎めない。それどころか、そんなところがかわいいのだ。むしろ、ちょっと賢いところが出てくると逆に「違うだろ!」とツッコみたくなってしまう。彼女の周囲を固めるキャラクターも同じである。敵も味方も脇役も、ゆる~い感じな世界設定こそ、本作の一番の魅力なのだ。

※3 問題は“キモ”と“かわ”の割合であるが、彼女の場合は2:8くらいで“かわ”が優っているのでヨシとする。むしろそれくらいでないと、プレイヤーも許してくれないだろう。

 
▲お世話係のティーン。本作のキャラクターではトップクラスの知性を誇るが、いざというときにはカンペを使ってしまう。

そんなゆる~いヤツらの会話が、物語中存分に楽しめるのも魅力のひとつ。ステージの前後、時にはステージ中にもキャラクターどうしのやり取りが挿入され、プレイヤーを楽しませてくれる。冒険を進めるごとにさまざまなキャラクターが登場するが、基本的にはどいつもこいつもポンコツだ(笑)。

▲会話だけでなく、舞台設定など物語全体がしっかり作られているのがうれしい。
▲魔王選抜総選挙で2位だったという、アーディのライバル(!?)のナスル。高飛車お嬢様系のキャラクターだが、スペックはアーディとどっこいどっこい。いったい、どんな総選挙だったのだろうか!?

物語はおバカでもシステムはしっかり者

メインとなるバトルは、オートで進行するちびキャラたちの殴り合いを眺めながら、画面中央の“アーディゲージ”が溜まったら各キャラクターに指示をして“アタック”で追加攻撃をしたり、“健康ドリンク(※4)”で回復したり、“スペシャル”で大ダメージを狙う……というシステムになっている。

※4 ゾンビなのに健康ドリンクで体力を回復する、というのが斬新!……なのか?

▲バトル(冒険)の基本画面。アーディ+4人のパーティー(ゲーム前半の“ガイラ城”クリアーまでは3人)に、ほかのプレイヤーのキャラクターを加えた最大6人で戦うことになる。

また、音ゲーの要領で画面右から流れてくるゲージに合わせてタイミングよく画面をタッチすることで、より大きなダメージを与えられるようになるような、アクション要素も一部盛り込まれているのだ。ほかにも、連打や回避といったサプライズのアクションが挿入されることもあり、飽きずに楽しめる。

まあ、基本的にアクションは画面をタッチするだけだし、バトル全体も基本的には敵味方のちびキャラたちがボコスカやり合うのを見ているだけで進むので、もしそういう要素が面倒な人も、最初の大陸くらいは放置していても問題ない。あ、ある程度の回復は必要だけど。

▲スペシャルでは、ゲージに合わせて画面をタッチ! 判定はそれほどシビアではないので、慣れれば簡単だ。

そのほか、パーティーメンバーとなるモンスターたちをガチャで集め、合成で強化したり、それらのまぞくに装備させる武器・防具を集めたり作るなど、育成やコレクション要素も盛り込まれている。

先々を見据えてなのか、モンスターのレア度を上げるのに同じレア度のまぞくが何十体も必要になるうえ、ガチャを1回引くための資金を集めるのにそこそこ手間がかかる(※5)など、強化のハードルがやや高めなのは難点か。ただ、長く遊ぶことを考えるとそこは致しかたなしなのかも。

※5 ステージをふたつクリアーしてようやく1回分くらいのお金が貯まる。

▲5個集めるとレア度の高いモンスターを引ける“魔王石”は、エリア(だいたい4ステージ)を初めてクリアーするごとに1個ずつもらえるほか、ログインボーナスやトラブル補償などでももらえるので、そこそこ集めやすい。

本作の魅力は、何と言っても“ゆる~い世界設定と物語”。おバカなキャラクターたちの“成長しない”物語は、何かと言うと結果を求められがち(※6)な世知辛い世の中において、非常に心温まる。

その物語を、ゆるめのバトルと基本に忠実なシステムが支えている本作は、かなり鉄板でオススメできる構成だと言える。萌えにも寄らず、リアルにも寄らないキャラクターデザインも、周囲の目を気にしなくていいのでありがたい。うん、売れた理由がよくわかった!(TEXT by ギャルソン屋城)

※6 筆者も若手と呼ばれる年齢でなくなってきて、周囲の目がより一層きびしくなってきた。ツラいっす。

100万DL記念キャンペーン3連発!

冒頭で紹介した累計100万ダウンロードを記念して、ゲーム内で3つのキャンペーンが開催される。現在開催中の第1弾は、毎日ログインするごとにログインボーナスのほか、“魔王石”が1個もらえる“1日1魔王石の舞!!”。

魔王石は5個集めるごとにレア以上のモンスターが必ずもらえる“魔王石召喚”を行うことができるほか、鍛冶屋の製作スロットを増設したり、モンスター保有枠(ゲーム開始時は最大20体)を拡張することができるようになる。このキャンペーンは、2013年11月5日0時0分~8日午後11時59分、2013年11月12日0時0分~15日午後11時59分の2回に分けて開催される。

また、魔王石召喚に新たなモンスターが追加された。新モンスターは、魔王系の【妖々蛇帝】ファラクなど全4体。ファラクにはスーパーレアとウルトラレアが、それ以外のモンスターはそれぞれノーマル、レア、ハイレア、スーパーレア、ウルトラレアのキャラクターが登場する。

ただし、ファラクを始めとする基本形がスーパーレアのモンスターは、ゴールド召喚では登場しない。

▲SR【妖々蛇帝】ファラク。属性:魔王系、攻撃力:202、防御力:302 ※非突然変異、LV1の場合のステータス。
▲N シャドー。属性:不死系、攻撃力:46、防御力:64 ※非突然変異、LV1の場合のステータス。
▲Nパーン。属性:悪魔系、攻撃力:57、防御力:53 ※非突然変異、LV1の場合のステータス。
▲N カマイタチ。属性:妖怪系、攻撃力:77、防御力:33 ※非突然変異、LV1の場合のステータス。

まぞくのじかん

ジャンル
RPG
メーカー
アンビション
配信日
配信中
価格
基本無料(アイテム課金制)
対応機種
iPhone4以降の端末・iPod Touch、iPad以降の端末 Android端末(OS:Android2.3以上) ※一部端末を除く

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