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【TGS2013】カプコン新作『ブレイド ファンタジア』ステージ発表後の突撃インタビュー完全版

2013-09-26 19:30 投稿

ベールに包まれたカプコンの正統派RPG

2013年9月19日~22日まで千葉県幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2013。9月19日のビジネスデイ1日目に、カプコンブースでは完全初公開となる新作『ブレイド ファンタジア』が発表された。本作の制作には、『DmC Devil May Cry』や『逆転裁判5』などの家庭用ゲーム作品を手掛けてきた江城元秀プロデューサーと、『ブレスオブファイア』シリーズを手掛けてきた池原実ディレクターのおふたり。ファミ通Appでは、タイトルが発表されたステージイベント終了後に、おふたりに突撃インタビューを敢行! その完全版をお届けしていく。

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▲『ブレイド ファンタジア』プロデューサー 江城元秀氏(写真右)。『ブレイド ファンタジア』ディレクター 池原実氏(写真左)。

--ステージイベントでの発表を終えて、いまの感想をお聞かせください。
江城 なんとか東京ゲームショウのステージで、新作タイトルと配信日を発表したいと思っていたので、無事発表することができて、まずはひと安心といったところです。
池原 Appleの審査や登録やらで、発表することができるのか、本当にギリギリでした。

--発表されたときの観客のみなさんの反応は、どう感じましたか?
江城 カプコンは家庭用ゲームのイメージが強いので、アプリの新作で人が集まるか心配でした。ですが、実際は、すごくたくさんの人に集まっていただけて。みなさんすごく興味を持って聞いていただけていたみたいなので、とてもうれしかったです。新作発表から配信日が近いということで、「そのタイミングでできるの!?」みたいな反応をしてもらえたことは、非常によかったなと思っています。

--2013年9月4日にも、カプコンは新作アプリの発表会を行っていましたが、なぜ本作だけこのタイミングで発表されたのでしょうか?
江城 それは完全に僕の希望です(笑)。先日の発表会で発表するという選択肢もあったんですけど、いかに発表してから短いスパンでユーザーに遊んでもらえるかということが大事だったんです。ユーザーの熱が高いうちに、どうしても配信したかったんです。

--今回カプコンブースでプレイアブル出展されていないことも、何か理由があるんですか?
江城 全然出展することは可能だったんですけど、来週プレイできますし、あえて出展しませんでした。プレイアブル出展してしまうことで、事前にゲームの情報が外に出ていってしまうので、それよりもまずはニュース性のインパクトを重視しました。いままでアクションゲームや『逆転裁判』などのアドベンチャーゲームを作ってきた僕とカプコンでおもにRPGを制作してきた池原が、東京ゲームショウのタイミングで何か発表したら、おもしろいんじゃないかなって思いました。

--タイトルコールから正式サービス開始までが異例のスピードですが、実際の開発期間はどれくらいかかりましたか?
江城 通常だとスマートフォンのアプリって、1年とか半年くらいだと思うんですが、このタイトルに関しては、およそ2年くらい……。本当に家庭用ゲームソフトを1本作るくらいの勢いですね。

--2年は確かに長いですね。当時立ち上がった企画のコンセプトは何だったんでしょうか?
江城 僕と池原は当初から、ただタップで進んでいくゲームじゃなく、自分で考えて技を使って敵を倒すゲームにしたいと思っていました。あと、ストーリークエストは自動で受注してサクサク進められて、サブクエストや合成クエストなどはユーザーの任意で受けられるようにしたので、ユーザーに極力プレイするハードルを上げないようにしました。そういったところで、『ブレイド ファンタジア』は、本当に遊びの濃い部分だけを抽出してパッケージにしているので、バトルのおもしろさは家庭用ゲーム機のRPGにほぼ近いものになっています。

--スマートフォンゲームの流行の移り変わりが早い中で、2年前から本格的なRPGがくるとお考えだったのでしょうか?
江城 当時は社内でも賛否両論ありました。もっと早いタイミングで、当時ヒットしていたカードゲームをやればいいじゃないかという意見もあったんですけど、僕と池原が断固として拒否したんです。僕らは、これからのスマートフォンゲームのユーザーは、もっとおもしろい、もっと奥の深いゲームを欲しがるのではないか、と予測していたんです。カプコンとして新しいことにチャレンジしていかないといけない。だから、家庭用ゲームのクオリティーを持ったRPGを作っていってもいいじゃないかなと考えていました。

--制作する中で苦労した点がありましたら、教えてください。
江城 家庭用ゲーム機なら考えなかったような、いかにロードを短くしてどのタイミングで入れるかという部分は、とても苦労しました。ひとつのパッケージの中で処理する家庭用ゲームソフトと違って、データの送受信が行われるので、できるだけユーザーがストレスを感じないように、データ通信のタイミングについてはかなり工夫しています。

--おふたりが思い描く『ブレイド ファンタジア』のユーザーの遊びかたとは何でしょう?
江城 ユーザーに「やらなきゃいけない」という気持ちにさせたくないと、ずっと池原とふたりで話していました。ほかのプレイヤーと緩いつながりで、イベントのチーム戦などを楽しんでもらいたいです。いずれはゲーム内にチャット機能を実装して、フレンドどうしで交流して、ゲームの情報交換を行うことができればいいですね。それこそがRPGのよさだと思いますから。
池原 家庭用ゲームにはない運営というものが入ってきますので、ユーザーの反応や意見を取り入れながら、新しい遊びやいろいろなイベントを仕掛けていきたいですね。

--イベントで言うと、同じカプコンのタイトル『モンハン商店 アイルーでバザール』や『ドラゴンズドグマ クエスト』が、『パズドラ』とコラボレーションを行っていますが、『ブレイド ファンタジア』も他社のタイトルとのコラボを考えていたりしますか?
江城 コラボレーションみたいなゲームを盛り上げるような企画は、積極的にやっていきたいと思っています。
池原 『ブレイド ファンタジア』で言えば、守護神や武器、防具、スキルといったところで、いろいろな展開が組み込みやすいと思いますので、おもしろいですね。

--最後に、配信を待つユーザーに向けてメッセージをお願いします。
池原 江城がバンバンしゃべるので、僕がしゃべることはもう残っていないんですけど(笑)。見た目はスマートフォンのゲームですが、中身は家庭用ゲームのRPGがまるっと1本入っています。プレイしてもらえれば、手触りで「これはRPGだ」と思ってもらえると思いますので、ぜひプレイしてみてください。
江城 配信してからもユーザーの要望や欲求が出てくると思います。ぜひ遊んでもらって、その不満点や意見はドシドシ言ってください。

--本日はありがとうございました!

ブレイド ファンタジア

ジャンル
RPG
メーカー
カプコン
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
:iOS 5.0 以降の、iPhone 4S, 5 / iPod touch 第5世代 / 新しいiPad, iPad Retinaディスプレイモデル, iPad mini
備考
※iPhone 4 / iPad2 / iPod touch 第4世代以前などでは動作しません。

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