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“LEVEL5 VISION 2013 「渦」”で明かされたレベルファイブのスマホに賭ける新たなる挑戦!

2013-08-27 07:57 投稿

設立15周年という節目の年に、レベルファイブは挑戦する!

2013年8月26日に品川にあるエプソン品川 アクアスタジアム ステラボールにて、レベルファイブの新作発表会“LEVEL5 VISION 2013 「渦」”が開催。本発表会の中から、スマートフォンに関するものをリポートしていく。

レベルファイブは、2013年でちょうど設立から15周年を迎える。加えてこのステラボールは、同社が初めてパブリッシャービジネスを開始した2007年に、初代『レイトン教授』を発表した初の“LEVEL5 VISION 2007”を開催した会場だ。登壇したレベルファイブ 代表取締役/CEO 日野晃博氏は、ある意味原点とも言えるこの場所で、「初心に帰ったつもりで、気持ちを込めてやっていきます」と新たなビジネスへの意気込みを表明した。

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▲司会進行を務めた、レベルファイブ 代表取締役/CEOの日野晃博氏。

▲発表会の合間には、『イナズマイレブン』の主題歌を歌うT-Pistonz+KMCによるLIVEも開催された。

これが真のマルチプラットフォーム!『ワンダーフリック』

『ワンダーフリック』は、2013年11月配信予定のファンタジーRPG。今回の発表会イベントの開催時間は約1時間30分で、その半分近くにおよぶ40分ほどの時間が割かれていたことから、レベルファイブの力の入れ具合が否応なく伝わってきた。

コンセプトは、「3分でも遊べるお手軽さを持った、本格的なファンタジーRPG」(日野氏)とのことで、日野氏自身もプロデューサー兼ディレクターとして取り組んでいる。ゲームデザインにおいても、スマートフォンの遊ばれかたを徹底的に研究。「3分に1度のエキサイティング」というキーワードを掲げて、スタッフ全員が全力を尽くしている。それだけ気合が入った作品なだけに、「スマートフォン史上最高のRPGにしたい」と日野氏は自信を覗かせた。

スタッフのひとり、サウンドコンポーザーとして携わるのは、『ファイナルファンタジー』シリーズなどでおなじみの植松伸夫氏。現在はディスカッションを重ねながら、1曲1曲を書いてもらっているとのことで、植松氏からのビデオメッセージが紹介された。植松氏は以前にレベルファイブと協力して手掛けた『ファンタジーライフ』について賛辞を贈ったあと、『ワンダーフリック』の楽曲を「大人っぽい女性のコーラスが流れたり、1960年代にでも流れていそうな、ディストーションのかかったエレキギターのソロが入ったり、これまでに挑戦したことがない音楽に挑戦している」と評した。植松氏が紡ぐ、耳で感じられる新たな世界観に期待したい。

つぎに、日野氏の実演によって実際のゲームプレイが紹介された。プレイヤーの分身となるアバターは、細部に渡るカスタマイズが可能でグラフィックのクオリティーの高さが見て取れた。いちばんの特徴は、タイトルに含まれる“フリック”がキーのバトルシステム。バトルは、気持ちよく遊べることを考慮したシステムが採用され、バトルが始まるとスクリーンの最下段に10枚のメダルが並ぶ。メダルには武器攻撃や魔法、回復アイテム等に対応したアイコンが描かれ、これを上に弾くようにフリックすることで戦闘コマンド入力を行う仕組みだ。このとき、決まった組み合わせのメダルを揃えると、敵のガードを解いたり、一方的に攻撃できたりするなど特殊な効果が発生する。戦闘終了後は3つのダイスを振ることができ、目の大小で報酬が変化。このとき、ゾロ目が出ればレアな宝箱を入手できる。このときに“妖精のコイン”というアイテムを使えば、ゾロ目を出やすくすることもできる。

 

こういった演出方法について、日野氏は「通常のゲームなら内部で行われている、確率を決める乱数をできる限り目に見える形にした」と本作の特徴を述べる。また、スマートフォンに合ったプレイ環境を想定し、それを散りばめることによって盛り上がるように設計されているという。

『ワンダーフリック』は、これまでに発表されていたiOS、Androidに加えて、新たにWiiU、PS Vita、PS3、PS4、Xbox Oneが追加され7機種に! しかも、全ハードの『ワンダーフリック』のデータを共有できるというから驚きだ。レベルファイブでは本作のように、異機種間でデータの互換性がある、ハードの垣根を越えたプレイスタイルをUNIPLAY(ユニプレイ)と名付け、まったく新しいゲームの楽しみかたを提案する。「新しいゲームスタイルは、ユーザー皆さんのゲームの遊びかたを大きく変えてしまうかもしれません」と日野氏は語った。

 
 

▲UNIPLAY(ユニプレイ)対応ソフト第1弾は、『ワンダーフリック』。今後も続々と対応タイトルを増やしていくという。

続いて、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア プレジデントの河野 弘氏、日本マイクロソフト 執行役 インタラクティブ・エンターテイメント・ビジネス ゼネラルマネージャー泉水 敬氏のビデオレターが紹介された。いずれも『ワンダーフリック』においては、ゲーム専用機ならではのプレイ感覚を打ち出しており、リッチなゲーム体験を味わえそうだ。

▲ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア プレジデントの河野 弘氏。

 

▲日本マイクロソフト 執行役 インタラクティブ・エンターテイメント・ビジネス ゼネラルマネージャー泉水 敬氏。河野氏とともにビデオメッセージが公開された。

その後は、Vジャンプ/最強ジャンプの編集長を務める、集英社の伊能昭夫氏が登壇。氏自信が“少年誌”グループであること強調した後、『ワンダーフリック』のプロジェクトに参加することを明らかにした。レベルファイブと集英社での取り組みは初めて。まだ何も発表できることはないが、今後に期待したい。『ワンダーフリック』ゲーム内には、集英社の有名な海賊マークがマップに映る……!?

 

▲集英社 Vジャンプ/最強ジャンプ編集長の伊能昭夫氏。

【ワンダーフリック】

配信日:2013年11月予定(iOS、Android版)、他プラットフォームは2014年予定
価格:無料(アプリ内課金あり)
対応機種:iOS、Android、PS3、PS Vita、PS4、Wii U、Xbox One
著作権:(c)LEVEL-5 Inc.

 

“駅”、“魔神”、“魔列車”がキーワードの『魔神STATION』

『魔神STATION』は、レベルファイブ 第4統括部 ゼネラルマネージャー イシイジロウ氏とラゼスト 代表取締役社長/ゲームクリエイター 木村 仁氏のダブルディレクター体制で制作が進む、スマートフォン特化型MORPG。コザキユースケ氏(キャラクターデザイン)、緒賀岳史氏(魔神&コンセプトデザイン)等の著名クリエイターが参加しており、さらに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズを手掛けるスタジオカラーが本作を短編フルCGアニメ化。本発表で初公開となった。ここで司会進行は日野氏からイシイ氏にバトンタッチ。イシイ氏によると、『魔神STATION』のキーワードは3つあるという。

ひとつ目は“駅”で、日本全国47都道府県にある10000以上の駅がすべてゲームに入っている。そこから好きなホームを決めて、全国を巡る旅に出ることになるという。

ふたつ目のキーワードは“魔神”。プレイヤーの分身となる主人公は第69代安倍晴明。織田信長、宮本武蔵、源義経、坂本龍馬、卑弥呼など、歴史上の英雄神たちを倒し、“魔神”として使役して戦うことができる。

3つ目のキーワードは“魔列車”。魔列車に乗って日本全国の駅を飛び回り、魔神を倒しながら集めていくことになるという。戦国武将にご当地、さらにはダークファンファンタジー色の強い世界観など、幾層もの魅力が詰まったゲームになりそうだ。

 

▲本作は日野氏に代わり、ディレクターのイシイジロウ氏が登壇してプレゼンテーションを行った。

 

▲この炎の魔神は宮本武蔵。かつて巌流島のあった、下関の駅を守護している。

『魔神STATION』は、そもそも「本気でスマーフォンのゲームを作ってくれ」という日野氏のオーダーがきっかけで制作が始まったという経緯を明かしたイシイ氏。スマートフォンのゲーム制作に精通したパートナーを探しているときに、ラゼストという会社に出会ったとのこと。イシイ氏によると、ラゼスト木村氏は現在主流となっているカードRPGのシステムを発明した人物。モバイル業界で培った7年間の挑戦と実績を武器に、「イシイさんが作られる世界の土台をバックアップしている」(木村氏)。

 

▲カードRPGの生みの親である、ラゼストの木村氏。

▲『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』を手掛けたスタジオカラーが手掛けたムービーは必見!

【魔神ステーション】

配信日:未定
価格:無料(アプリ内課金あり)
対応機種:iOS、Android
著作権:(C)LEVEL-5 Inc./Razest co.,ltd.

 

ナンバリングでありながら、すべてが新機軸の『レイトン7』

イベントのいちばん最後に発表されたのが、『レイトン教授』の流れを組む正統続編『レイトン7』だ。『レイトン教授』シリーズは6作目でストーリーが完結迎えているが、「本作は、レイトンの思想を受け継いだ、まったく新しい発明」と日野氏は語る。対応ハードが、ニンテンドー3DSからiOS、Androidにも広がり、ゲームジャンルも“ロールプレイパズルゲーム”として発表されたわけだが……。正直、“ロールプレイパズル”と言われてもピンとこない。ロールプレイとは“役割を演じる”という意味らしいが、一体どのようなゲームになるのだろうか。いままでの『レイトン』とはまったく別物だと考えてもいいのかもしれない。

新しい世界へ挑戦する作品として、作っている証拠を少しだけ見せるということで、プレイ映像が公開された。世界観としては、ジオラマのような不思議な質感のグラフィックを持った街並で、操作キャラクターは犬だった。しかし、ほどなくしてプレイは打ち切られ、ゲーム性の本質を見極めることは難しかった。続報に期待したい。

▲“レイトン”の名を冠しているが、『レイトン教授』らしさは感じられない……。なぜ“7”なのか? “7”に込められた想いとは?

▲ほかのキャラクターと接することで、何かが起きる!? 果たして“ロールプレイパズル”の真意は?

【LAYTON7】

配信日:未定
価格:未定
対応機種:iOS、Android、ニンテンドー3DS
著作権:(c)LEVEL-5 Inc.

 

本発表会の最後に日野氏は、「我々は1年に必ずひとつは、新コンテンツを発表してきたが、2013年は我々だけではなくゲーム業界全体にも影響するような“UNIPLAY”という大きな取り組みについて、紹介することができました。これからもレベルファイブは、世界に新風を吹かします。つねに驚きと感動を与え続けられる会社でありたいと思っています。」と締めくくった。

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