【注目アプリレビュー】英語版でもやる価値あり!全米が熱狂したワンタップアクション『Tiny Wings』

2013-07-22 16:30 投稿

●ワンタップ操作で誰でもハマる!

いまを遡ること約2年前、国内外のApp Storeやレビューサイトで一大旋風を巻き起こしたカジュアルゲーム『Tiny Wings』。もちろん現在でも日本国内のApp Storeで配信され続けているワケだけど……日本語ローカライズされていないこともあって、新規iPhoneユーザーの認知度はいまひとつ。しかし、シンプルな操作性と奥深いゲーム性は、まさに“カジュアルゲームのお手本”とも呼べる出来映え。そんな本作の魅力を少しでも知ってもらうべく、基本システムからプレイのコツまで、レビュー形式で紹介してみたいと思う。

 

▲選択画面の卵をタップすると、Ver.2.0から追加された4羽のヒナ鳥で順位を競う“Flight School”モードが起動する。

 

▲右フリック操作で基本操作&ルールを学べる“Day Trip”に切り替え可能。まずはこちらのモードからプレイしよう。

 

●坂道を滑走して大空へジャンプ!

空を飛びたいけれど小さな翼(Tiny Wings)しか持たない鳥が主人公の本作は、いわゆる横スクロールタイプのアクションゲーム。なかには“アクションゲームはちょっと苦手”なんてプレイヤーも居そうだけど、そこはカジュアルゲームの名作と呼ばれる本作。基本操作は“坂道をタップして滑る”だけとシンプルなので、コツをつかめば誰でも手軽に楽しめる。プレイ感覚としては“スキージャンプ”をイメージしてもらうと分かりやすく、“下り坂をタップで滑走し、上り坂の直前に指を離す”ことで大空へジャンプ! ジャンプ中にタップすると急降下でき、“下り坂に合わせて着地~ジャンプ”をくり返すのがセオリーともなる。

 

▲下り坂でタップし続けるとスキージャンプさながらにグーンと加速! 上り坂の直前で指を離すと速度を維持できる。

 

▲あとは慣性の法則にしたがって、上り坂を登っていくだけで大空へジャンプ! 急降下でうまく着地点を調整しよう!!

 

坂道の滑走や着地のつなぎに失敗すると、ペナルティとしてスピードが大幅ダウン。2Dアクションで定番の“落下によるミス”は基本的にないけれど、制限時間を示している日時計(画面左下)に要注意! シングル用のDay Tripモードは、プレイ時間に応じて日が傾いて行き、日没までにつぎの島(ステージ)へたどり着けないと……その時点で主人公が眠くなってゲームオーバー。つぎの島に着くと制限時間が少し加算されるため、スピードにのって飛び続けるほど先へ進めるワケだ。

 

▲日帰り旅行(Day Trip)モードでは、画面左下に表示された日時計がプレイ可能な残り時間を示したタイマーとなっている。プレイ中は時間経過で太陽が少しずつ傾いて行く仕組みで、日が暮れて夜になってしまった地点でゲームオーバー。

 

●アイテムとフィーチャーの仕組み

ハイスコアを競い合うDay Tripモードでは、“アイテム”と“フィーチャー”などのスコア稼ぎ用のギミックで大幅なスコアアップが可能。フィールド上に設置されたアイテムは、スコアが加算される“コイン(黄)”とスピードアップする“ブースト(青)”の全2種類。なかでも操作ミスを挽回できるブーストは、ビギナーにとってありがたい存在なので、有効活用してリカバーしていこう。

 

▲主人公の移動距離&速度に応じて、走行点が少しずつ加算され続けるスコアシステム。プレイが上達するに従ってジャンプ時間も長くなるため、意外とアイテムを取るのが難しかったりするので……設置場所を覚えて計画的に回収しよう!

 

特定のジャンプアクションを決めるフィーチャーは、“グレイトスライド”と“クラウドタッチ”の2種類が存在。どちらもジャンプアクションを達成するごとにボーナスポイントが加算され、さらに3回連続でグレイトスライドを決めると……フィーバー状態に突入し、ボーナスポイントが2倍にアップ! スコア稼ぎはもちろん、疾走時の爽快感もハンパないので積極的にねらっていきたい。

 

【グレイトスライド・ボーナス】
▲スピードダウンせずに下り坂へ入って、さらに加速して減速なしでジャンプを決めるジャンプアクション。10ポイントדSCORE MULTIPLIER(倍率)”がボーナスポイントとして加算され、3連続成功でフィーバー状態へ突入するぞ!

 

【クラウドタッチ・ボーナス】
▲フィールドの遙か上に設置された、雲まで届く大ジャンプを決めるジャンプアクション。グレイトスライドよりも条件が難しく、1回ごとに20ポイント×倍率のボーナスポイントが加算される(スコア倍率の仕組みについては後述参照)。

 

●ゲーマーも楽しめるやり込み要素

誰でも楽しめるライトな操作性に加え、軽快なBGMとポップなグラフィックで幅広いプレイヤー層が楽しめそうな本作。“ひたすらジャンプをくり返す”といった単純なゲーム性ながら、プレイが上達することで味わえる独特な浮遊感は、病み付きになること間違いなし! パッと見た感じライトユーザー向けのカジュアルゲームと感じるかもしれないけど……ハイスコアをめざすとなると、その奥深いゲーム性にきっと驚かされるハズだ。

スコア稼ぎなどにあまり興味がないプレイヤーであれば、ステージクリアー形式のFlight Schoolモードがオススメ! また、iPad専用の『Tiny Wings HD』では、1画面を2分割したプレイヤーどうしの対戦モードも楽しめるのでお試しあれ!!

 

▲初期段階×10のSCORE MULTIPLIERは、NEST(巣)をランクアップすることで倍率アップが可能。巣をランクアップするためには、“3つの条件をクリアー”すればオーケー。それぞれの条件については、スタート画面で確認できるぞ!

 

▲CPUの操る兄弟鳥たちと競うFlight Schoolモードは、タイムアタック形式のステージクリアー方式。基本的に時間制限はなく、ステージクリアーで新たなステージが開放されていく。モード専用ギミックもあり、少し違ったおもしろさがある。

 

Tiny Wings

メーカー
Andreas Illiger
配信日
配信中
価格
85円[税込]
対応機種
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.3 以降が必要 iPhone 5 用に最適化済み

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